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ウッドフォード元社長「英国の審判所にオリンパスを提訴した」

奥山 俊宏

 オリンパスのマイケル・ウッドフォード元社長は8日、東京都内で朝日新聞の取材に応じ、「オリンパスに損害の賠償を求める訴状をロンドンの雇用審判所(Tribunal)にすでに提出した」と明らかにした。同氏は、不正経理疑惑の責任を追及して菊川剛会長(当時)らに辞任を求めた直後の昨年10月、社長を解任された。

  ▽筆者:奥山俊宏

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 雇用審判所は、内部告発者に対する不当差別や不当解雇などの争訟を専門に扱う英国の準司法機関。その判断に不服がある当事者は、雇用控訴審判所に上訴でき、さらに、一般の司法裁判所である控訴院の民事部に上訴できる。

 ウッドフォード氏は取材に対して「私は30年間、オリンパスのために働いてきたが、そのうち日本で働い

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