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ユニバーサル社の親会社の株主・役員はだれか、登記に注意書き

奥山 俊宏

 東証ジャスダック上場の大手遊技機メーカー、ユニバーサルエンターテインメント(東京都江東区)の創業者、岡田和生氏(74)が同社の現経営陣と対立している問題で、同社の親会社のOkada Holdings Limited(オカダホールディングスリミテッド、香港)の取締役や株主がだれなのかについて、香港の登記に「争いがある」との注意書きがつけられた。岡田氏の訴訟代理人、中山達樹弁護士(中山国際法律事務所、第一東京弁護士会)が明らかにした。

香港政府の登記局のウェブサイトに掲載された注意書き
 香港政府の登記局のウェブサイトによれば、Okada Holdings Limitedの役員は現在、石田敦信氏と高田誠氏の2人となっている。しかし、これには注釈がついており、そこには、次のように書かれている。

 会社登記局に提供された情報によれば、会社の株主と取締役がだれかについて争いがある。石

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