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「ドア」と「窓」とiPad

平和博

平和博

 インターネットは「ドア」だった。

 90年代半ば、インターネットの社会への登場とともに、それはドラえもんの「どこでもドア」として語られてきた。 

 時間も空間も飛び越えて、ドアをあければ、その向こうに広がる異空間と出会える。のび太くんの部屋と地続きの別世界。 

 新しいメディアの登場で、ノブに手をかけ、未開の辺境(フロンティア)に踏み出す感じが、「ドア」という比喩には色濃い。

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