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セシウム除去剤「紺青」の家畜への使用を直ちに認めよ

高橋真理子

高橋真理子 ジャーナリスト、元朝日新聞科学コーディネーター

セシウム汚染牛対策の関心は、目下、検査態勢をどうやって整えて基準超え肉が市場に出回らないようにするかに集中している。しかし、そもそも牛肉にセシウムがたまらないようにすることこそ、いの一番の対策であるべきだろう。チェルノブイリの経験から、セシウムの体内除去剤をエサに混ぜればいいとわかっているのに、もっとも優れたセシウム体内除去剤が日本では家畜用に使うことが認められていない。国は一刻も早く規制を取り除くべきだ。
紺青をつくるときの材料

 家畜の放射性セシウムを減らすのに

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