メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ロボットOS(ソフトウエア基盤)を日本主導で築くべし

鎌田富久 鎌田富久(株式会社ACCESS創業者)

日本の新たな成長産業として期待されるロボット分野で、いよいよ商用化の動きが加速しそうだ。今月、国際ロボット展(11月9日-12日)が東京ビッグサイトで開催され、たいへん盛況であった。今後のカギを握るのは、多様なソフトウエア開発を業界全体としていかに効率的に、素早く行うかだろう。将来は、ロボットのソフトウエア基盤(ロボットOSのようなもの)とアプリケーションが切り離される方向に進んでいく。そのプラットフォーム作りの準備を、日本主導で今から始めるべきだ。

 東日本大震災で、

・・・ログインして読む
(残り:約1606文字/本文:約1842文字)