小原篤次(おはら・あつじ) 大学教員(国際経済、経済政策、金融)
長崎県立大学国際情報学部准教授。1961年、大阪府堺市生まれ。同志社大学法学部卒、国立フィリピン大学修士。朝日新聞社、チェースマンハッタン銀行(現JPモルガン・チェース)、みずほセキュリティーズアジア初代株式調査部長、みずほ証券リサーチ&コンサルティング投資調査部副部長を経て現職。【2015年12月WEBRONZA退任】
※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです
小原篤次
香港を訪れる日本のゲストから、この質問を受けることがある。過去20年の変化を見聞してきただけに、返事に窮する質問のひとつだ。
貿易・金融センターの香港の街角を歩くと、広東語のほか、北京語、英語、インドネシア語、フィリピン語などと多様な言語が飛び込んでくる。香港や中国は、サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に出場していないが、夜の酒場や家庭で、サッカーのテレビ中継に釘付けになっている。W杯は、金融・証券市場にとっては、サッカーが盛んな欧州からの注文が減少する要因と考えられている。
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