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サマータイムよりも、サマーバカンスを

森永卓郎

森永卓郎 経済アナリスト、獨協大学経済学部教授

 深刻さを増す電力需給を改善するため、またぞろサマータイムの導入論が出てきた。サマータイムの導入は、いまから4年前にも、超党派の議員連盟が「サマータイム法案」を提出する動きをしたことがある。当時の福田康夫首相も記者会見で「やってもいいんじゃないかな」と語って、賛意を示した。

 確かにサマータイムを導入して、仕事を早く終えれば、その分、会社の照明や冷房に使用されているエネルギーを節約できるし、平日のレジャーも増えて消費の拡大につながるから、一石二鳥の効果があるように思える。

 現に欧米では、このサマータイムがすでに定着している。アメリカでは3月の第2日曜日から11月の第1日曜日まで、欧州では3月の最終日曜日から10月の最終日曜日までサマータイムが設定され、その期間は1時間、時計が早められている。

 しかし、日本では、 ・・・ログインして読む
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筆者

森永卓郎

森永卓郎(もりなが・たくろう) 経済アナリスト、獨協大学経済学部教授

1957年7月生まれ。東京都出身。東京大学経済学部経済学科卒業。日本専売公社、日本経済研究センター(出向)、経済企画庁総合計画局(出向)、三井情報開発(株)総合研究所、(株)UFJ総合研究所を経て、現在、経済アナリスト、獨協大学経済学部教授。専門は労働経済学と計量経済学。そのほかに、金融、恋愛、オタク系グッズなど、多くの分野で論評を展開している。日本人のラテン化が年来の主張。

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