メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

news letter
RSS

マイクロソフトの焦り映すWindows無償提供

大河原克行 フリーランスジャーナリスト(IT産業)

 マイクロソフトが、ハードウェアパートナーに対するWindowsの無償提供を開始すると発表した。この動きは、PC市場で圧倒的な力を発揮してきたマイクロソフトの焦りが表面化した格好とも受けとれよう。

 無償提供の対象となるのは、9型未満のディスプレイを搭載したデバイスと、IoT(Internet of Things)向けのWindowsだ。

 IoTは今後市場拡大が見込まれる領域であり、自動車や家電などのIT機器以外のデバイスが対象となる。だが、注目されるのは、やはり、9型未満のディスプレイを搭載したデバイスへの提供だ。ここではタブレットおよびスマートフォンが対象となるからだ。

 PC市場においては約9割という圧倒的なシェアを持つWindowsだが、タブレット市場およびスマートフォン市場では、製品投入で先行したアップルと、無償でOSを提供するAndroidが席巻し、Windowsは苦戦している。

 タブレット戦略で成果があがっているとされる日本市場でも、タブレット市場におけるWindows陣営のシェアは、2013年10~12月実績で26%(日本マイクロソフト調べ)。ようやく4分の1のところにまで拡大したところだ。

 一方で、全世界のスマートフォン市場におけるWindows Phoneのシェアは、

・・・ログインして読む
(残り:約1340文字/本文:約1895文字)

全ジャンルパックなら本の記事が読み放題。


筆者

大河原克行

大河原克行(おおかわら・かつゆき) フリーランスジャーナリスト(IT産業)

1965年、東京都出身。IT業界の専門紙である「週刊BCN(ビジネスコンピュータニュース)」の編集長を務め、2001年10月からフリーランスジャーナリストとして独立。IT産業を中心に幅広く取材、執筆している。現在、ZDNetの「大河原克行のエンプラ徒然」(朝日インタラクティブ)、PC Watchの「パソコン業界東奔西走」(ImpressWatch)、クラウドWatch、家電Watch(以上、ImpressWatch)、日経トレンディネット(日経BP社)、ASCII.jp (KADOKAWA)、などで定期的に記事を執筆。著書に、「ソニースピリットはよみがえるか」(日経BP社)、「松下からパナソニックへ」(アスキー・メディアワークス)、「図解 ビッグデータ早わかり 」(中経出版)など。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

大河原克行の記事

もっと見る