膨張し続ける差別主義者に社会はなす術が無いのか?
2018年02月01日
どちらが適切な対処かはケースバイケースであろうとし、前回は周りへの影響という切り口で考えました。ですが、「攻撃をしてくるネトウヨやネトミソがどのようなタイプの人か」によっても、適切な対処法は変わってくることが予想されます。では、そもそも「ネトウヨ」や「ネトミソ」にはどういうタイプがあるのでしょうか?
私は主に3つのタイプがあると考えています。一つは「冷笑系」です。権威主義、ピラミッド構造、ナショナリズム、男尊女卑等の考え方にどっぷり漬かっていて、自分たちより下だと認識した相手を冷笑するタイプの人々です。
人間は基本的に快楽を追求する生き物だと思うのですが、このタイプの人は「他者を傷つけること」や「疑似マウンティングをすること(「疑似」というのは、個人と個人で見れば実際は自分のほうが社会的地位は低いというケースもあるため)」が快楽となっていると考えられます。
話のレイヤーという概念が欠如していて、物事をすべて同じテーブルに乗せて考えるため、何か反論してもすぐ「特大ブーメラン刺さっているwww」のように、二次バッシングを始めます。
議論で対抗できないと感じた場合は、下半身ネタで蹴落とそうとします。以前の記事でも書いたように、文部科学省事務次官を務めた前川喜平氏が
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