林信行(はやし・のぶゆき) ITジャーナリスト
【退任】1967年生まれ。IT系ジャーナリスト・コンサルタント。90年にパソコン誌でニュース記事の執筆を開始。現在、企業や学生向けの講演に力を入れている。主要メディアでソーシャルメディアやスマートフォンの最新トレンドを解説する一方で、海外メディアには日本の技術を紹介。主な著書は『iPhoneとツイッターは、なぜ成功したのか』『スティーブ・ジョブズ 成功を導く言葉』など。
※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです
初代iPodは、もともとまったく飾り気のない音楽再生専用の製品として登場して、音楽プレイヤー市場を征し、iPhoneも3.5インチ、枠一杯まで広がった画面と、その下にただ1個だけ用意された「ホーム」ボタンという同じ形を守り続けて大成功を収めている。
パソコン製品のMacは23四半期にわたって、パソコン市場の平均を上回るペースで売れ続け、ここ数年で利用者を急増させているが、このMacもアルミ板から本体を削りだすユニボディーという工法で、ここ数年は世代を超えて、まったく同じ形を踏襲し続けている。
3月に発売された「新しいiPad」も、名前もただのiPadなら、製品の見た目も同じでテレビ、新聞、雑誌の人々は「これをどうやって新しいものとして報じたらいいのか」正直面食らったはずだ。しかし、実際に使ってみると、
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