小北清人
2011年04月28日
「セックスを武器に成り上がった」との疑惑を完全否定した彼女が、男女関係を赤裸々なまでに記したのがピョン元室長とのことだ。
元室長と初めて2人で食事したのは2003年10月という。きっかけになったのは彼女と当時の盧武鉉大統領(退任後の09年に不正資金問題を追求され自殺)との「小さな縁」だったと彼女は書いている。彼女の母方の祖母と盧大統領が知り合いだったというのだ。
「(祖母からシン氏のことを聞いた)盧大統領から突然会いたいといってきた。初めて会って以降、大統領は国民向けの談話や記者会見をするたびに、私の感想を聞きたいと連絡してきた。(ホワイトハウスの人間関係を描いた米ドラマ)『ウエストウイング』をDVDで見るようにといってきたこともあった」(著書から)
(彼女と盧氏の関係を盧氏の元側近は「まったく事実ではない」と否定)
大統領との関係を意識してか、初めて2人で食事したときにピョン氏は彼女について、
「自分が(シン氏を)お世話しなければならない立場」
といい、笑ったという。
2人の関係について彼女は、彼の地位を利用したことはなく、「純粋な愛だった」といっている。
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