2017年01月13日
1月3日(火) 今日でイラクとはひとまずお別れだ。午前4時起床。シャワーを浴びてパッキングを済ませホテルを5時にチェックアウト。何だかこのホテルに馴染んできてしまった。前回もここだったので。
経由地イスタンブールでの待ち時間が半端じゃないので(17時間!)、これはあのテロ事件の現場に行けという神様の思し召しだろう。現場に向かう。ボスポラス海峡に面した行楽地。トルコでナンバー1のナイトクラブだという。値段が高いのでトルコの庶民には高嶺の花だと、これは僕が現場まで乗って行ったタクシーの運転手チャマーリ氏の意見である。現場は正面まで近付けたが、警備が厳重ですぐに立ち退くように命じられた。銃を持ち顔を隠したテロ専門部隊が警備している。自分一人ではカメラを撮れないので、さきほどのタクシーの運転手チャマーリ氏に頼んでデジカメのビデオモードで撮ってもらうことにした。彼は結構撮影が上手だった。夕方になってどっと疲れが出てきて空港で眠ってしまった。
1月4日(水) トルコ時間午前2時25分発のトルコ航空便で帰国の途へ。今回は、比較的長い海外出張取材だった。エコノミー席は満席でヨガ状態の体型で11時間はこたえた。眠れないので映画をみまくった。マット・デーモンの『ジェイソン・ボーン』、レイチェル・ワイズ主演の『Complete Unknown』、ポーランド映画『Little Moscow』、日本映画『団地』。最後のが一番よかったなあ。空港から局を経由して帰宅。お雑煮を食べる。うまい。久しぶりにお風呂に入って体を休めた。日本のお風呂って本当に気持ちがいいもんだなあと実感。
1月5日(木) 局へ。その後、外回り。今年は断捨離だ。沖縄の米海兵隊、オスプレイの給油訓練再開。「防衛省は『明日以降再開されることは理解できる』と発表しました」とテレビのニュースが淡々と報じている。これは本当におかしな表現だ。
有料会員の方はログインページに進み、朝日新聞デジタルのIDとパスワードでログインしてください
一部の記事は有料会員以外の方もログインせずに全文を閲覧できます。
ご利用方法はアーカイブトップでご確認ください
朝日新聞デジタルの言論サイトRe:Ron(リロン)もご覧ください