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新型コロナの在宅勤務でおすすめしたい本とRPG

コロナ禍が抱える問題を考えるよすがになる古今東西の名著を紹介すると

曽我豪 朝日新聞編集委員(政治担当)

拡大Olga Gubskaya/shutterstock.com

 人を恨んでも仕方なし。新型コロナウイルスの感染拡大で在宅勤務がここまで長引けば、開き直って新たな生活のあり方を追求するほかない。かく書く筆者も取材は電話に限られ、原稿も家で執筆する日々である。講演も講義も会議もすべからく中止か延期になった。

 もっとも気が付けば、コラムのネタ探しや事実確認のための読書も随分と変わった。以前は、例えばコラムで書くために首相在籍日数が歴代最長の桂太郎のことを調べようと思うと、正直、概説書を一、二冊読んで終わりにしていた。それが今や20世紀初頭のスペイン風邪のことを調べ始めると終わりがないし、終わらずとも良い。

 本棚にまさに「積ん読」よろしく放置していた書物を、一斉に整理するのに良い機会である。実は、2月末の朝日新聞の朝刊コラム「日曜に想う」で引用した「史上最悪のインフルエンザ 忘れられたパンデミック」(A・W・クロスビー著 西村秀一訳 みすず書房)もそうした一冊であり、かなり昔にアマゾンで格安で買い求めたまま放っておいたものだった。

 そんなわけで武士は相身互いではないが、昨今読んで、在宅勤務のお供におすすめしたいと思う作品を紹介する。

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筆者

曽我豪

曽我豪(そが・たけし) 朝日新聞編集委員(政治担当)

1962年生まれ。三重県出身。1985年、東大法卒、朝日新聞入社。熊本支局、西部本社社会部を経て89年政治部。総理番、平河ク・梶山幹事長番、野党ク・民社党担当、文部、建設・国土、労働省など担当。94年、週刊朝日。 オウム事件、阪神大震災、など。テリー伊藤氏の架空政治小説を担当(後に「永田町風雲録」として出版)。97年、政治部 金融国会で「政策新人類」を造語。2000年、月刊誌「論座」副編集長。01年 政治部 小泉政権誕生に遭遇。05年、政治部デスク。07年、編集局編集委員(政治担当)。11年、政治部長。14年、編集委員(政治担当)。15年 東大客員教授

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