岸本周平(きしもと・しゅうへい) 国民民主党衆院議員
1956年7月12日和歌山市生まれ。広瀬小学校、城東中学校、桐蔭高等学校、東京大学法学部卒業。1980年大蔵省入省、プリンストン大学客員講師、経済産業省課長、財務省課長、トヨタ自動車(株)渉外部部長、経済産業大臣政務官、内閣府大臣政務官などを歴任。2009年より和歌山1区で小選挙区4期連続当選
※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです
本会議には半数の議員が出席。陳情もテレビ会議で。選挙戦はどうなるか
政党でおこなう会議は、ほとんどがテレビ会議方式です。野党共同会派の政策的な部門会議も、原則としてテレビ会議で開かれます。私が所属する国民民主党の役員会もテレビ会議方式で行ったときもありますが、最近は新型コロナ対策などについて協議するため、臨時に集まらなければならないことも多く、「3密」にならないように配慮してリアルな会議をしています。
超党派でつくる議員連盟は通常、国会会期中は頻繁に開かれるものですが、最近はよほど重要な案件がなければ開催されません。私が入っている議員連盟では、政治家は会議室に集まりますが、ヒアリングでお呼びすべき関係者の皆さんには、テレビ会議で参加いただくようなやり方をしたこともあります。
ただ、今は政治家も含めてテレビ会議方式でヒアリングを行うことが多くなってきました。あらかじめ資料を共有しておけば、実際に集まらなくても、とりたてて困ることもありません。
私自身の個別の打合せやヒアリングも、たいていはテレビ会議方式で行っています。また先日は、毎年恒例の地元和歌山の共同作業所の皆さんからの陳情もテレビ会議で行いました。和歌山から東京までかかる移動時間や決して安くはない旅費などが節約できることを考えると、この方式はコロナが終息して後も、自然と使われていくことになるでしょう。
巷ではテレビ会議システムを使った“オンライン飲み会”が盛んなようですが、私もこうした「飲み会」に参加したことがあります。最初はおっかなびっくりでしたが、慣れてみれば、リアルな飲み会同様、情報交換の場としてけっこう便利です。うだうだと長時間になって飲み過ぎるおそれがあることも、リアル飲み会と同じです。
ただ、政治家同士で機微に触れる政局の話を、オンラインでできるかどうかは、まだ試していないので分かりません。
昔、自民党のある長老議員に諭されたことがあります。
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