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中国独自の最先端医療研究にみる「生-権力」への疑問

「ポスト近代化」の胎動がはじまっている

塩原俊彦 高知大学准教授

すでに定着する遺伝子組み換え生物

 すでに遺伝子組み換え生物(Genetically Modified organism, GMO)として知られるさまざまな動物が出現している。
 
 GloFishという会社はGMOとして発光する魚やカラフルな色の魚を観賞魚として販売している。カナダで1990年代に開発されたGMOである、「アクアアドヴェンチャー」と呼ばれる急速に成長する鮭については、2019年になって米食品医薬品局が米国への輸入制限を撤廃し、米国内での養殖も認めた(The Counter2019年3月11日付)

 生殖不能な生命力の弱い蚊をつくり、それを自然界の蚊と交配させて、デング熱などを媒介する蚊そのものの数を減らそうという試みも有名だ。蚊の増殖を妨げるために、

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筆者

塩原俊彦

塩原俊彦(しおばら・としひこ) 高知大学准教授

1956年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了。学術博士(北海道大学)。元朝日新聞モスクワ特派員。著書に、『ロシアの軍需産業』(岩波書店)、『「軍事大国」ロシアの虚実』(同)、『パイプラインの政治経済学』(法政大学出版局)、『ウクライナ・ゲート』(社会評論社)、『ウクライナ2.0』(同)、『官僚の世界史』(同)、『探求・インターネット社会』(丸善)、『ビジネス・エシックス』(講談社)、『民意と政治の断絶はなぜ起きた』(ポプラ社)、『なぜ官僚は腐敗するのか』(潮出版社)、The Anti-Corruption Polices(Maruzen Planet)など多数。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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