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デンマークの再生可能エネルギー

吉田文和

吉田文和 愛知学院大学経済学部教授(環境経済学)

デンマークは、電力に占める風力発電の比率が20%を超える世界一の風力発電王国である。1970年代の石油危機への対応のなかで、北海油田の開発とともに、風力やバイオマス(麦わら、家畜糞尿、木質チップ)のエネルギー開発に力を入れて自給率を高めてきた。

 日本においても再生可能エネルギーの固定価格買取制度が始まろうとしているいま、先行するデンマークの経験をよく踏まえておくことが大切である。

 《デンマークはなぜ、原子力計画を放棄したか》

 デンマークはもともと原子力発電を計画していたが、 ・・・ログインして読む
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筆者

吉田文和

吉田文和(よしだ・ふみかず) 愛知学院大学経済学部教授(環境経済学)

1950年生まれ、兵庫県出身、京都大学大学院経済学研究科博士課程修了、経済学博士。北海道大学大学院経済学研究科教授を経て2015年から現職。北大名誉教授。専門は、環境経済学、産業技術論、主著『ハイテク汚染』岩波新書、『環境経済学講義』岩波書店、最近は低炭素経済と再生可能エネルギーの普及に関心を持つ。札幌郊外の野幌原始林の近くに住み、自然観察と散歩を趣味とする。

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