2013年01月10日
昨年末(12月16日)の選挙は、前代未聞の野党圧勝となった(与党58に対し野党422議席:時事ドットコムの集計)。また都知事選を除き、政策担当者の継続を拒む結果となった。右傾化も目立ち、脱原発の流れを止める ものと分析された。
選挙後各党では早速混乱・分裂がはじまっていて、いかにも選挙のための急ごしらえの態勢であったことが見て取れる。多くの論者と同じく、筆者もまた今後を懸念するひとりだ。
ただそういう政治的な分析とは別に、潜在認知を研究する者としては、「なるべくしてこうなった」と腑に落ちる一面がある。それは選挙の度に、選挙民の選択の振れ幅が広がっていることとも関係する。がより本質的には、すでに軽視されていた継続性・蓄積性の価値があらためて否定されたように見えることだ。
参考までに過去半世紀の
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