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文化・エンタメ 三省堂書店×WEBRONZA 神保町の匠
保守嫌いも思わず共感する歴史的名著 著者のラッセル・カーク(1918~94)は、現代アメリカを代表する保守思想家だという。原著は1953年に … [続きを読む]
木村剛久 2018年09月11日
ネット社会は人を幸せにするか 現代人はスケジュールに追われ、連日忙しくすごしている。ひとつのことが終わったら、次は別のことに取りかからなけれ … [続きを読む]
木村剛久 2018年07月04日
残された預言のゆくえ 西部邁氏の多摩川入水を聞いたとき、なぜか1970年におきた三島由紀夫の割腹自殺事件を思い起こした。西部氏は1988年に … [続きを読む]
木村剛久 2018年04月19日
1970年代におきた経済の地殻変動 20世紀後半の経済史は「世界の多くの地域で異常なほどの好景気が見られた」戦後期と、「繁栄のぬくもりが冷た … [続きを読む]
木村剛久 2018年02月08日
文化・エンタメ
木村剛久(著述家・翻訳家) ことしも近縁の人を多く見送った。幽明のさかいがあいまいになりつつある。追想と残余。もう若いころのようなあせりはな … [続きを読む]
神保町の匠 2017年12月19日
歴史は水に流せないけれど オスマン帝国のことはあまり知らない。それが600年以上つづいた東地中海の大帝国であったことも、そう言われてみて … [続きを読む]
木村剛久 2017年11月13日
戦争をしてはいけない 戦争について考えなければならない。 できることなら考えたくない問題かもしれない。だが、連日のように北朝鮮のミサイル脅威 … [続きを読む]
木村剛久 2017年09月07日
商品世界のアクセルとブレーキ 村上春樹に「パン屋再襲撃」という短編がある(文春文庫)。猛烈に腹の減った「ぼく」は、妻といっしょに、10年前 … [続きを読む]
木村剛久 2017年07月07日
政治・国際 トランプ、日米関係、そして日米のポピュリズムをめぐって
私が日本への興味をふくらませるようになったのは、ハーヴァード大学東アジア学部で学んでいた「長い80年代」においてである。1990年には、私 … [続きを読む]
ケネス・ルオフ 2017年06月01日
ここで話題を転じて、トランプ当選を歓迎した日本の一部の層に焦点をあててみよう。 少なくとも、この層はトランプを毛嫌いするのではなく、興味を … [続きを読む]
ケネス・ルオフ 2017年05月26日
トランプイズムは伝統的な左翼、右翼の定義に収まりきらないところがある。これまでの発言をみれば、トランプが最近の選挙戦で述べた日米関係につい … [続きを読む]
ケネス・ルオフ 2017年05月15日
歴史をふり返り、いまを考える 日本の近代がヨーロッパ列強をモデルとして形成されてきたことは、三谷太一郎の近著『日本の近代とは何であったか … [続きを読む]
木村剛久 2017年05月12日
想像をかきたてるラディカルな本 借金やローンは悩みの種だ。借金なんかしなければよかったと思っても後の祭り。家や車がほしかったり、教育資金 … [続きを読む]
木村剛久 2017年03月13日
未来に向けた「社会的共通資本」の構想 ふつう経済学者といえば、どうすれば経済活動が活発になり、国の経済規模を大きくできるかを考えている人 … [続きを読む]
木村剛久 2017年01月18日
魂の声が国を超えるとき ベラルーシのジャーナリスト、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチは、およそ20年の歳月をかけて本書を出版し、2015年 … [続きを読む]
木村剛久 2016年11月11日
政治・国際 韓国の博物館は歴史をどう伝えているか
これで韓国の博物館については、すべて評定が言い渡されたことになるだろうか。国の歴史を語る段になると、ほかの自由民主主義国の博物館も、大方が … [続きを読む]
ケネス・ルオフ 2016年09月23日
私が2013年にはじめて訪れたときと、2015年9月に訪れたときとでは、近現代史博物館の第4展示室はすっかり様変わりしていた。 以前は、民 … [続きを読む]
ケネス・ルオフ 2016年09月20日
伝説の闘士の生涯 プロローグに「心無い中傷で人生のどん底に突き落とされながら、愚痴一つ言わず生き抜いた唐牛の強靱な精神は、私をどれだけ勇 … [続きを読む]
木村剛久 2016年09月15日
省略された展示 大きく分けて、朴正煕政権の評価は、ふたつのテーマによって形づけられる。朴正煕はクーデターによって1961年に権力を掌握した。 … [続きを読む]
ケネス・ルオフ 2016年09月12日
解放後の歴史は紆余曲折をへているので、どの博物館もそれを全部カバーしきれていないようにみえる。だが、何はともあれ、近現代史博物館の第2展示 … [続きを読む]
ケネス・ルオフ 2016年09月01日
植民地時代に生じた近代化を無視することは、1945年をまたぐさまざまな継続性を軽視しがちな傾向とつながっている。近現代史博物館の「韓国の建 … [続きを読む]
ケネス・ルオフ 2016年08月30日
ここで取りあげている博物館のほとんどは、「韓国(朝鮮)」が過去のどの時期から現在にかけ、いかにしてつくられてきたかという物語を伝えている。 … [続きを読む]
ケネス・ルオフ 2016年08月16日
近現代史博物館は李明博(1941―、在位2008―2013)大統領の公約にもとづいて発足した。大統領が韓国の近現代史を扱う博物館を建設する … [続きを読む]
ケネス・ルオフ 2016年08月08日
はじめに たとえば、だれかが韓国の独立記念館(天安、1987年開館)や戦争記念館(ソウル、1994年開館)、さらには西大門刑務所歴史館(ソウ … [続きを読む]
ケネス・ルオフ 2016年08月01日
中東の戦争はいつまでつづくのか イスラム世界をめぐって痛ましいできごとが頻発するたびに、茫然と立ちすくむほかない日々がつづいている。 ぼ … [続きを読む]
木村剛久 2016年07月14日
マルクス、新しい読み方 なぜ『資本論』の第2巻・第3巻なのかと問われても返答に窮する。著者が第1巻について解説した『〈資本論〉入門』の翻 … [続きを読む]
木村剛久 2016年05月18日
最後のメッセージにこめられた願い 冒頭に置かれた編集部の注記によると、野坂昭如は2003年5月26日、72歳のときに脳梗塞で倒れたあと、 … [続きを読む]
木村剛久 2016年03月18日
この息苦しさから抜けだすには 歴史を動かしているのは何か。 孔子なら天、ヘーゲルなら理性、マルクスなら階級闘争、慈円なら乱、白石なら変、 … [続きを読む]
木村剛久 2016年01月22日
戦争はもうはじまっている 戦争はごく些細な事件から発生する。だが、いったんはじまった戦争は、容易には終わらない。その結果は悲惨な災厄を招く … [続きを読む]
木村剛久 2015年11月20日
赦す力と約束する力 アーレントの主著『人間の条件』は、1958年にアメリカのシカゴ大学出版会から英語で出版された。日本では志水速雄訳で19 … [続きを読む]
木村剛久 2015年09月17日
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