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政治・国際
ソウルの一夕で 「あのくらいの汚職はいくらでもある。金額もたいしたことはない。そんなに問題にするほどのことではない」と韓国の友人はニヤリとし … [続きを読む]
三島憲一 2018年06月12日
経済・雇用
「凡庸な悪」 近ごろ、頭の片隅に居座り続けている言葉がある。 アドルフ・アイヒマンはユダヤ人600万人を虐殺したホロコーストの蛮行を主導した … [続きを読む]
石川智也 2018年06月10日
文化・エンタメ 三省堂書店×WEBRONZA 神保町の匠
行方不明になりかけている「思考枠組」 心にひびく本だ。多くの専門教科書を著している民法学の泰斗が、専門領域を離れ、近代日本で「法学」が求めら … [続きを読む]
松澤 隆 2018年06月04日
「国体」はどこへ行ったのか 「国体論」という書名にひかれて読んでみた。辞書で「国体」を引くと、「①その成立の事情や主権のあり方などによって異 … [続きを読む]
松本裕喜 2018年05月28日
法と経済のジャーナル 事件記者の目
検事総長の叙勲 元検事総長の笠間治雄氏が5月8日に瑞宝大綬章を受章することになった。検察はこの10数年で2度の大きな不祥事を起こしており、そ … [続きを読む]
村山治 2018年05月03日
自民党が憲法9条への自衛隊の明記をはじめとした4項目の改憲案をまとめました。党大会での改憲案の提示こそありませんで … [続きを読む]
白井聡 2018年05月03日
Journalism
本稿に与えられたテーマは、平成の天皇と皇室についてである。現在、象徴天皇制は安定し、マスメディアでは天皇の取り組みは「平成流」と高く評価さ … [続きを読む]
河西秀哉 2018年04月25日
残された預言のゆくえ 西部邁氏の多摩川入水を聞いたとき、なぜか1970年におきた三島由紀夫の割腹自殺事件を思い起こした。西部氏は1988年に … [続きを読む]
木村剛久 2018年04月19日
政治・国際 漂流キャスター日誌
3月27日(火) 国民注視の中で、佐川宣寿・前財務省理財局長の国会での証人喚問が午前9時半から始まる。午前中が参議院、午後が衆議院。早めに局 … [続きを読む]
金平茂紀 2018年04月10日
社会・スポーツ 減災社会をめざして
大震災と呼ばれる3つの地震がある。1923年関東地震、1995年兵庫県南部地震、2011年東北地方太平洋沖地震である。それぞれ、関東大震災 … [続きを読む]
福和伸夫 2018年03月27日
3月6日(火) 朝、局で「報道特集」の定例会議のあと、雑務を一気に処理して外へ。恵比寿の東京都写真美術館で開催中の「写真発祥地の原風景 長崎 … [続きを読む]
金平茂紀 2018年03月22日
近代では初めての改元カウントダウン 「平成」の終わりまで間もなく1年。来年4月末の天皇退位に向け、いよいよ「カウントダウン」のムードが高まっ … [続きを読む]
鈴木洋仁 2018年03月09日
今後30年間の地震発生確率が70~80%に 2月9日に、政府・地震調査研究推進本部から、今年1月1日現在の地震発生確率の長期評価が報告され … [続きを読む]
福和伸夫 2018年03月06日
憲法は誰を縛るのか 憲法とは、権力を縛るためのものである。憲法改正や憲法解釈をめぐる論争では、リベラルや憲法学者から必ずといって … [続きを読む]
三浦瑠麗 2018年03月01日
「巨星落つ」の感慨 1月26日、野中広務さんが亡くなった。享年92歳。大往生といっていい。 最後に会ったのは一昨年の12月。私が司会者をつと … [続きを読む]
御厨貴 2018年02月27日
言葉の端々に宿る思いにふれる これほどまでに情報のデータ化が進み、整理された時代にあって、「戦後の出版文化史に痕跡を残していない幻の雑誌 … [続きを読む]
堀 由紀子 2018年02月22日
2月15日付朝日新聞の天声人語は、古在由秀(こざいよしひで)さんについて、母方の祖父の弟は幣原喜重郎(しではらきじゅうろう)、父方の祖父は … [続きを読む]
山下一仁 2018年02月19日
「政党批判」と「天皇シンボル」の存在 ポピュリズムの主要な内実は、日本語で言えば、劇場型大衆動員政治である。その意味で、ポピュリズムは何 … [続きを読む]
奥 武則 2018年02月15日
文化・エンタメ
高円宮(当時鳥取)久子さんが、故高円宮(当時三笠宮憲仁親王)と出会い、気が合って仲良くなり、何回も会うようになったとき、父上の三笠宮崇仁親 … [続きを読む]
青木るえか 2018年02月14日
社会・スポーツ
憲政史上初めての天皇の生前退位による皇位継承儀式の準備が本格化した。新天皇の即位と改元の日付も新元号も前もって決められ、現天皇陛下の退位儀 … [続きを読む]
岩井克己 2018年01月31日
科学・環境
型破りな人生を送りながら、自然や文化の幅広い分野の調査を続けた南方熊楠(1867〜1941)。「森羅万象の探究者」「近代を乗り越える思想家 … [続きを読む]
米山正寛 2018年01月31日
政治学者の吉野作造は、1918年11月『中央公論』に寄せた「言論自由の社会的圧迫を排す」において、言論の自由を圧迫するものとして「国家的な … [続きを読む]
辻田真佐憲 2018年01月23日
“時代の塗り替え”と正統性の動揺 2018年になった。この2018年には「明治維新150年」と最後のフルバージョンの … [続きを読む]
駒村圭吾 2018年01月17日
●カミからカチへ 憲法改正や憲法論義が盛り上がりつつある、とされている。一方で、やはりまだまだ日常的な問題として人々の間で憲法が語られる状況 … [続きを読む]
倉持麟太郎 2018年01月12日
中嶋 廣(編集者)●高橋順子『夫・車谷長吉』(文藝春秋) 3年前に脳出血を患って以来、リハビリを兼ねて気に入った本は朗読してきた。これは特に … [続きを読む]
神保町の匠 2017年12月29日
奥 武則(ジャーナリズム史研究者)●山本淳子『枕草子のたくらみ――「春はあけぼの」に秘められた思い』(朝日新聞出版) 著者によれば、「枕草子 … [続きを読む]
神保町の匠 2017年12月20日
木村剛久(著述家・翻訳家) ことしも近縁の人を多く見送った。幽明のさかいがあいまいになりつつある。追想と残余。もう若いころのようなあせりはな … [続きを読む]
神保町の匠 2017年12月19日
松澤 隆(編集者) ●國分功一郎『中動態の世界――意志と責任の考古学』(医学書院) もし一冊なら本書。能動と受動、自明なはずの認識が心地よく … [続きを読む]
神保町の匠 2017年12月13日
占領下の日本国憲法 安倍晋三総理大臣は憲法9条に自衛隊を明記する等の憲法改正案を提示している。 現行憲法は1946年11月3日に日本国憲法と … [続きを読む]
榊原英資 2017年11月30日
立憲プログラムにおける憲法再建強化のポイント 短期間に作られたにもかかわらず、戦後70年以上の時間が経過しても現行憲法は十分に今の時代に対応 … [続きを読む]
小林正弥 2017年11月21日
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