【転換期の日本から】――今ふたたび「慰安婦」問題を考える　朴裕河の検索結果

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政治・国際【転換期の日本から】――今ふたたび「慰安婦」問題を考える

［1］日韓のとげ

　　今、ふたたび「慰安婦」問題が浮上しています。ここ数年、「慰安婦」問題は、日本では政府の立場からは「終わった」ことになっています。おそらく … ［続きを読む］

朴裕河　2011年12月13日
政治・国際【転換期の日本から】――今ふたたび「慰安婦」問題を考える

［2］不信の存在

●「これまでの経過と現状」　まず「慰安婦問題」をめぐるこれまでの経過を簡単に整理しておきます。　１９９０年１月、韓国の女性学者ユン・ジョンオ … ［続きを読む］

朴裕河　2011年12月25日
政治・国際【転換期の日本から】――今ふたたび「慰安婦」問題を考える

［3］朝鮮人「慰安婦」とは誰か

●小説「蝗」から　そもそも、「慰安婦」とは一体どういう存在だったのでしょうか。　韓国や世界の認識では、日本軍によって戦場に「強制連行」され、 … ［続きを読む］

朴裕河　2012年01月12日
政治・国際【転換期の日本から】――今ふたたび「慰安婦」問題を考える

［4］他者への想像力

１）関与主体は誰なのか　満州事変以来、日本は最終的には３００万もの兵士たちを朝鮮や中国大陸や「南洋」においていました。　それは兵士たちにとっ … ［続きを読む］

朴裕河　2012年01月23日
政治・国際【転換期の日本から】――今ふたたび「慰安婦」問題を考える

［5］彼女たちに必要なもの

３）「自発性」について　「慰安婦」の「連行」に関する軍の関与は、今のところ戦場に限ってのことのようです。前回に挙げた吉見教授は、インドネシア … ［続きを読む］

朴裕河　2012年02月03日
政治・国際【転換期の日本から】――今ふたたび「慰安婦」問題を考える

［6］新たな「補償」に出るべき三つの理由（上）

　これまで見てきたことでわかるように、朝鮮人「慰安婦」という存在は、まぎれもない歴史の「被害者」であることがあきらかです。しかし、日本の世論 … ［続きを読む］

朴裕河　2012年02月23日
政治・国際【転換期の日本から】――今ふたたび「慰安婦」問題を考える

［7］新たな「補償」に出るべき三つの理由（中）

　日本は１９９０年代に、「補償金」を実質的に支払っています。しかし、残念ながら韓国に対してはその努力は十分に効をなしませんでした。以前書いた … ［続きを読む］

朴裕河　2012年03月03日
政治・国際【転換期の日本から】――今ふたたび「慰安婦」問題を考える

［8］新たな「補償」に出るべき三つの理由（下）

　もうひとつ、新たな措置に出たほうがいいと思う理由があります。　２００７年、欧米の各国では「慰安婦」問題をめぐって日本は謝罪すべきとする国会 … ［続きを読む］

朴裕河　2012年03月16日
政治・国際【転換期の日本から】――今ふたたび「慰安婦」問題を考える

［9］支援者たちは「慰安婦」問題をどう理解していたか

　「慰安婦」問題に否定的な考えの問題点を見てきましたが、「慰安婦」問題が２０年もの間解決されないのを、単に「慰安婦」の否定者たちや日本政府の … ［続きを読む］

朴裕河　2012年04月04日
政治・国際【転換期の日本から】――今ふたたび「慰安婦」問題を考える

［10］支援「運動」の「アジア女性基金」批判と当事者主義

　「慰安婦」問題が、「帝国日本」の国民動員によって発生したものである限り、運動が「帝国日本」批判へと向かったのは必然でした。しかし支援側はさ … ［続きを読む］

朴裕河　2012年05月07日
政治・国際【転換期の日本から】――今ふたたび「慰安婦」問題を考える

［11］支援側の「現代日本」批判

　支援側が、「慰安婦」問題の否認者たちと政府をほとんど同一視していたのは支援側が望む「日本社会の改革」の気持ちが政府にないと考えたからでした … ［続きを読む］

朴裕河　2012年05月15日
政治・国際【転換期の日本から】――今ふたたび「慰安婦」問題を考える

［12］「世界運動」の効果

　ともかくも支援側は日本政府や意見の違う否定側との接点をさぐることより、日本の外部、つまり韓国や世界と連帯することにより多くの労力を割きまし … ［続きを読む］

朴裕河　2012年05月21日
政治・国際【転換期の日本から】――今ふたたび「慰安婦」問題を考える

［13］実践可能な解決を目指して

（１）最近の動向　「慰安婦」問題が解決できなかった原因を「慰安婦」と支援団体は「日本政府」の「責任回避」に求めましたが、そのような認識は、「 … ［続きを読む］

朴裕河　2012年06月07日

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