袴田事件 の検索結果

新聞各紙、テレビ各局は袴田事件の報道を自己検証せよ

当局取材への依存と記者クラブ制に切り込んでこその検証だ

　57年前の一家4人殺害事件で死刑が確定した袴田巌さん（87）＝釈放＝について、東京高裁は今年3月13日、再審開始を認めた静岡地裁決定を支持 … ［続きを読む］

公共情報としての裁判記録　恩恵でなく、市民の権利に

　近代民主国家で密室裁判は許されない。だから日本国憲法82条が裁判の公開をうたい、裁判の公開は、当事者がそれを望むかどうかと関係なく貫かれる … ［続きを読む］

「紀州のドンファン」と和歌山カレー事件の共通項

偏った情報だけで有罪と決めつけてよいのか

　紀州のドンファンこと野崎幸助氏が2018年5月に死亡した件で、元妻が逮捕された。逮捕後、「男性の自宅の台所や掃除機から覚醒剤反応が出た」「 … ［続きを読む］

オウム死刑執行、ヨーロッパの見方

死刑の存廃はその国の歴史と文化に根付いたものか？国民意識は変わらないのか？

日本に死刑制度があることを知らない英国民　13人が死亡、6千人以上が負傷した地下鉄サリン事件が起きた1995年。私は東京都内の中学生だった。 … ［続きを読む］

疑わしきは被告人の有利に　最高裁は再審無罪を

袴田巌さんの再審を取り消した東京高裁　何十年もたってからの新証拠はほぼ不可能

　　袴田さんの再審開始を認めない東京高裁の決定が2018年6月11日になされた。この件は、なんと50年以上も前の1966年の一家4人殺害事件 … ［続きを読む］

袴田事件、私のDNA鑑定は揺るがない（下）

あまりにも次元が低い東京高裁での鑑定をめぐる論議。最高裁は事実に基づいた判断を

「鑑定データを意図的に削除」という誹謗と中傷　「袴田事件、私のDNA鑑定は揺るがない（上）」に引き続き、本件のDNA鑑定について論じたい。　 … ［続きを読む］

袴田事件、私のDNA鑑定は揺るがない（上）

東京高裁と静岡地裁の異なる判断の背景にあるものは何か。鑑定人の本田教授が語る

DNA鑑定のすべてを否定した東京高裁の判決　4年にも及ぶ審理の末、いわゆる「袴田事件」の即時抗告審における東京高裁の決定が公表された。結果は … ［続きを読む］

警察の捜査能力は下がっているのか？

通信傍受の件数や防犯カメラの台数は増えるものの、高くなった起訴のハードル

　今年９月に始まった福岡県警による特定危険指定暴力団工藤会への一斉捜査で最大の証拠となったのは、組員の使用する携帯電話への通信傍受、つまり盗 … ［続きを読む］

悠長すぎる法制審議会、検察の外部コントロールの検討を

　法制審議会新時代の刑事司法制度特別部会の事務局試案が、2014年4月30日に公表された。取調べの録音・録画に焦点があてられた報道がされてい … ［続きを読む］

「袴田さん事件」会見での袴田さんの姉ひで子さんの涙

　世の中に悲劇は数多くあるが、冤罪ほど酷く、やり切れないものはないかも知れない。「自分がやった事」に対して責任が生じるのは致し方ないが、「や … ［続きを読む］

死刑執行を停止し、司法制度の抜本的な改革を！

若林秀樹

　８月３日、滝実法務大臣の命令により、２人の死刑執行が行われた。ロンドンで開催されているオリンピックの真っ只中であり、世の中の関心が原発抗議 … ［続きを読む］

死刑執行を停止して国民的議論を

　２０１１年は、１９９２年以来、１９年ぶりに「執行ゼロ」の年となった。１２月２６日には、平岡法務大臣にお会いし、法務省が提出を検討している国 … ［続きを読む］