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山尾志桜里議員の脇の甘さは上の世代にはなかった

「男女の一線」を越えたかどうかよりも、問われるのは「政治家の資質」

　いつの間に、日本人はこんなに「不倫」に敏感な国となったのか、もっと議論すべきことが他にあるのではないか――と、今回の山尾志桜里衆議院議員( … ［続きを読む］

｢デフレマインド｣脱却へ老後の不安の払拭を

成熟社会の｢消費｣拡大のカギ握るシニア層

｢マイナス金利｣で消費は拡大するのか　日銀が企業の設備投資や個人消費を促進してインフレ目標２％を達成するために、2016年２月｢マイナス金利 … ［続きを読む］

五輪後も日本経済は持続可能か

安倍政権は金融緩和の成果だけでなく、副作用も率直に語るべきだ

「一時しのぎの姑息なやり方だ」―企業トップが政権を批判　2020年の東京五輪後の経済の行方を懸念する声が高まっている。　現状は日銀の高圧的な … ［続きを読む］

［6］革命政権と５・１６クーデター

期待外れに終わった革命政権　独立運動を海外で長年続け、かつて「建国の父」と称された李承晩は、韓国市民の強い意思によって以前とは異なる形で母国 … ［続きを読む］

強硬にも映る著作権料徴収の根源にあるもの（下）

音楽環境の激変への不安？　お金を取れるところから攻めているのか

　音楽業界の関係者は言う。　「JASRAC（日本音楽著作権協会）は時代の変化に適応できていない。今までの、そして今の、これからの音楽環境、外 … ［続きを読む］

［47］イン・ザ・サマータイム

8月15日(火)　ベイルートは何としのぎやすいことか。待つのがここでの仕事だ。今日は日本は終戦記念日。だがこの地ではごく普通の日常が続いてい … ［続きを読む］

［46］木綿のハンカチーフ／恋のハレルヤ

モスルへ――最も過酷で無残な風景8月8日(火)　朝3時起床。ホテルを6時半に出る。時差ボケどころではない。今日は非常に大事な取材の日だ。どう … ［続きを読む］

［45］あの時、君は若かった

8月1日(火)　朝刊で、サム・シェパードとジャンヌ・モローの訃報を目にする。ジャンヌ・モローの出演作品は中学生の頃にみた『マドモアゼル』とい … ［続きを読む］

［書評］『「男はつらいよ」を旅する』

川本三郎著

「動態記憶装置」としての「寅さん」映画　　　日本映画がギネスブックに掲載されている。まさかと思うだろうが、それが山田洋次監督、渥美清主演『男 … ［続きを読む］

［44］他人事のように遺憾であると言い放つ

7月25日(火)　朝寝坊してしまった。右腕の鈍痛続く。　局の定例会議のあと、国会の閉会中審査の取材へ。今日は参議院に舞台を移して。議場の第一 … ［続きを読む］

［43］あの大事件の取材をしてこなかった

組織というものの非情さを…7月18日(火)　局での定例会議後に、雑務整理。先週の放送がなかったので、どことなく緊張感が途切れた … ［続きを読む］

「プラ『レア』リウム３３箇所巡り」の大冒険

明石市立天文科学館の５５周年事業は主催者の想像を超えた

 　丸いドーム天井に星が映し出され、星座の話や宇宙の不思議について解説を聞き、思いをはせるプラネタリウム。これが全国に約300施設 … ［続きを読む］

［42］非情の相を、しかと眼をこらして…

7月11日(火)　今週は『報道特集』が、「音楽の日」とかの全局編成で休みになってしまったので(長い番組の歴史のなかで、オリンピックや世界陸上 … ［続きを読む］

［書評］『不時着する流星たち』

小川洋子著

近年における日本文学の最高の成果　　　本欄ではこれまで、フィクションは対象から除くという内々の決まりがあったが、諸事情によりその縛りが解かれ … ［続きを読む］

新・麻生派にみる派閥の凋落

自民党長期政権を支えた「疑似政権交代」は不可能だ

自民党が惨敗を喫した東京都議選が示したもの　7月2日の東京都議選で、小池百合子都知事率いる都民ファーストの会が躍進し、自民党は歴史的な惨敗を … ［続きを読む］

日本スポーツ界の不祥事に歯止めをかけられるか

2020年に向けて「スポーツ・コンプライアンス教育振興機構」が発足

  かつては、もしスポーツ界で不祥事が起きようものなら、その扱いもセンセーショナルだった。スポーツ組織や、スポーツ選手が「問題に関 … ［続きを読む］

［6］ウズベキスタンの「青の都」から正倉院へ

　ブハラからバスで4時間半かけ、サマルカンドに着いた。ブハラが日本の奈良なら、サマルカンドは京都だ。 　中央アジアで最大規模のオアシス都市で … ［続きを読む］

［39］戦後７２年。沖縄慰霊の日の埋まらない溝

6月20日(火)　昨夜のNHK『クローズアップ現代+』で、加計学園問題に関する萩生田光一官房副長官発言の文科省内部報告文書の存在が新たに明ら … ［続きを読む］

[38]「共謀罪」成立の日、大田昌秀さんを送る

6月13日(火)　午前10時から局で定例会議。今週は「共謀罪」が参議院で成立するかもしれないということで、それを取材することで、すんなりとい … ［続きを読む］

[37]官房長官会見、彼女ら以外の記者たちは？

6月6日(火)　沖縄・那覇の宿泊ホテルで朝ご飯をしっかりと食べてから、朝8時ちょうどにインストラクターIさんとともに、北谷ビーチへ。スキュー … ［続きを読む］

続・必見！　傑作『パーソナル・ショッパー』

霊媒としてのＩＴ情報ツールなど

スマホのメッセージと、虚実ないまぜの情報環境　『パーソナル・ショッパー』(『PS』)では、ファッション映画と心霊映画という二つのジャンルの接 … ［続きを読む］

［36］前川喜平氏、ドン・キホーテの矜持　

5月30日(火)　局で定例会議。この数年で、形式的な上意下達の寄り合いに成り果てたように思ったので、なぜこの場でもっと意見を出し合わないのか … ［続きを読む］

庶民でも気軽に乗れる夜行列車の復活、巻き返しを

当選者しか乗れない“超豪華夜行列車”だけでいいのか

　今、“超豪華夜行列車”による富裕層向けのプレミアムな旅が注目を集めている。しかしながら、それだけでは夜行列車の復権 … ［続きを読む］

進むＬＣＣと大手航空会社のすみ分け

国際競争ではアジア勢が身近な脅威に

　航空大手2社がゴールデンウィーク直前の4月28日、2020年度までの中期経営計画を発表した。国内線市場の成長が鈍化する中、全日本空輸（AN … ［続きを読む］

［書評］『水都ヴェネツィア』

陣内秀信著

昔も今も人を魅了する水の都　　　ヴェネツィア(ヴェニス)に行かれたことはあるだろうか。私は30年ほど前に初めて行って、とにかく驚いた。ラグー … ［続きを読む］

［34］「共謀罪」法案が衆議院を通過した週に

5月16日(火)　きのう開かれた中曽根康弘元首相の白寿(99歳)を祝うパーティーに読売新聞本社グループ渡辺恒雄主筆が出て挨拶したそうだ。「い … ［続きを読む］

［33］今という時代は１９４０年前後に似ている

『セールスマン』のスリリングなこと！5月9日(火)　局で定例会議。森友事件のことがとても気になっているのだが、スタッフの関心はあまり高くない … ［続きを読む］

路上のヘイトスピーチと闘った泥憲和さんのこと

　憲法記念日の早朝、姫路の泥憲和さんが亡くなった。御子息が泥さんのフェイスブックに書き込みをされていた。「SNSで報告するのも、如何かと思っ … ［続きを読む］

退屈させない仕掛け続けるBリーグの評価と影響力

プロ初の王者決定戦へ佳境エンターテイメントとしての話題作りの成果

　レギュラーシーズンを終えた8日、各地域の代表8クラブが初代王者をかけて戦う「Bリーグチャンピオンシップ」の会見が都内ホテルで行われ、テレビ … ［続きを読む］

［2］ＴＶドラマ祭で見えたカンヌの粘り強さ

　イベントの成功は、運営する内部の人間の手腕や努力にかかっている。とはいえ、ある程度の規模のイベントの場合、それを受け入れる自治体や地元企業 … ［続きを読む］