グローバリゼーション の検索結果

［11］支援側の「現代日本」批判

　支援側が、「慰安婦」問題の否認者たちと政府をほとんど同一視していたのは支援側が望む「日本社会の改革」の気持ちが政府にないと考えたからでした … ［続きを読む］

［9］小さいデモは「大きい」――海外から見た反原発運動（下）

　筆者は、前回紹介した彼女たちの取材を通じて重要なことを思い出していた。　それは、４月１０日の「原発やめろデモ」が世界同時行動＝グローバル・ … ［続きを読む］

［10］音楽の力――大熊ワタルとジンタらムータ

　筆者が初めて体験したデモは２００３年に東京・渋谷などで行われていたイラク戦争反対のデモだった。スピーカーやサウンド・システム（音響設備）を … ［続きを読む］

スーパーパワー・アメリカの没落

　ヨーロッパ危機がギリシャからスペイン、さらには南ヨーロッパ全体に拡大する気配を見せ、ヨーロッパの没落が明白になってきた。１９１８年、第一次 … ［続きを読む］

【北大ＨＯＰＳマガジン】 震災の現場から（上）――複合災害とメディア

講師／外岡秀俊（ジャーナリスト）

　私は２０１１年の３月に、朝日新聞社を早期退社してフリージャーナリストになりました。ちょうど札幌が私の田舎なものですから、札幌に帰ることを決 … ［続きを読む］

【北大ＨＯＰＳマガジン】 震災の現場から（下）――死者を考えるということ

講師／外岡秀俊（ジャーナリスト）

司会（中島岳志・北大准教授）　それでは、私からいくつか質問をしたいと思います。　まず、福島のダムが決壊したというお話のなかで、「報道されない … ［続きを読む］

鎖国シンドローム～内向き志向を考える～

　鎖国というと多くの人たちは江戸時代を思い浮かべるのでしょう。しかし詳細に日本の歴史を見てみると、日本は開国と鎖国、より正確に言うと、開かれ … ［続きを読む］

弁護士が見たiPS研究(その１)　科学技術の世界戦略に法律家がもっと関与すべし　

 　山中伸弥教授のノーベル賞受賞には、心からお祝いを申し上げたい。ただ、新しい科学技術と社会の相互作用に関心を持つ法律家として、喜 … ［続きを読む］

アベノミクスの危うさ

　安倍内閣が１２月２６日に発足、盟友の麻生太郎元首相を副総理兼財務省に据え、積極的財政金融政策で景気回復、デフレ脱却を目指す構えだ。市場は当 … ［続きを読む］

「オルタナティブ」を希求するネグリ＝ハートの『コモンウェルス』

　ネグリ＝ハートの『〈帝国〉── グローバル化の世界秩序とマルチチュードの可能性』（２００３年、以文社、原著２０００年）は、書店の人文書売場 … ［続きを読む］

「アベノミクス」と「アベノリスク」

　金融政策のさらなる緩和、財政の機動的運用、民間投資を喚起する成長戦略を3つの柱とするアベノミスクが始動しはじめた。2011年は震災、津波に … ［続きを読む］

［2］水野和夫埼玉大大学院客員教授　３本の矢は語るに値しない/先進国は成長できない構造にある/マルクスを再評価

　シリーズ「アベノミクスを聞く」、第２回目は、民主党の仙谷由人元政調会長代行の経済政策ブレーンという関係も手伝って、そのマクロ経済分析が買わ … ［続きを読む］

［2］グローバル再考

　さて、では以上のような人類史についての把握と「地球倫理」との関係はどうか。　結論から言えば、今という時代は、ここ200～300年の間に展開 … ［続きを読む］

［3］風土への依存

思想・宗教の風土依存性とその自覚　「地球倫理」について、それが地球を一つの方向に均質化していくものではなく、むしろ地球上の各地域の風土的多様 … ［続きを読む］

黒田日銀への期待と懸念

　黒田東彦前アジア開発銀行総裁が日銀総裁に就任した。戦後、山際正道、森永貞一郎、澄田智、松下康雄など大蔵省（現・財務省）から日銀総裁に就任し … ［続きを読む］

あっという間にCO2＝400ppm時代。「21世紀は氷河期が来る」といわれていたのに　

　大気中のＣＯ２（二酸化炭素）濃度が５月９日の１日平均で初めて４００ｐｐｍを超えた。年間の平均が４００ｐｐｍを超えるのも３、４年のうちだろう … ［続きを読む］

中東を新書で読む（下）――歴史の中でとらえる

　エジプトを軸とする中東の動きを長年観察してきた田原牧の『中東民衆革命の真実——エジプト現地レポート』（集英社新書） … ［続きを読む］

［12］第２章　演劇篇（４）

アメリカナイゼーション

テレビ・バラエティの元祖　「割どん芝居」という言葉がある。舞台中央から左右に開く緞帳の前で演じる小芝居、寸劇のことだが、エノケンは割どん芝居 … ［続きを読む］

伝統的経済学の落日とデフレ脱却

　現在の経済学、特にマクロ経済はケインズ経済学とも呼ばれ、ジョン・メイナード・ケインズに端を発し、第２次世界大戦後、アメリカを経て全世界的に … ［続きを読む］

［4］グローバリゼーションと若者格差

　日本の若者はグローバリゼーションを歓迎していないようだ。若者の意見がより大きく反映されるネットの世界で見ると、たとえば、グローバリゼーショ … ［続きを読む］

「ブタ積み」された不換紙幣の価値とアベノミクス

アベノミクスと貨幣数量説　埼玉学園大学教授　奥山忠信　2年間で貨幣量を2倍にして、2％の物価の上昇をもたらす。言うまでもなく、アベノミクスと … ［続きを読む］

サラリーマンの年収は下がっている――先進国で進む非正規雇用の拡大

　今春闘では、大手企業が次々にベアを実施すると発表し、世間は賃金引き上げに湧いています。しかし、国税庁が発表したデータによると２０１３年のサ … ［続きを読む］

「JAPANESE ONLY」厳罰の裏にあったFIFAのCSR

　サッカーＪ１浦和は６日、ホームの埼玉スタジアムで仙台に４ー０で圧勝。観客が差別的横断幕を掲げた問題を受けて行っていた応援規制の一部も解除さ … ［続きを読む］

トマ・ピケティ『21世紀の資本論』の衝撃

労働分配率が安定しているという「自明のテーゼ」に正面から挑戦

　43歳の無名のフランス人経済学者トマ・ピケティ(Thomas Piketty) が、アメリカで一大センセーションを巻き起こしている。　この … ［続きを読む］

［7］「ディズニー化」というフィルターの功罪

　公開１５週目に突入した『アナと雪の女王』。日本国内累計興行収入は２３１億円、動員は１８１８万人を超えた。　去る５月３０日、７月１６日発売の … ［続きを読む］

早稲田大学は泥仕合覚悟で小保方氏の学位を剥奪すべし

　今月初旬に正式に取り下げられたSTAP細胞の論文の筆頭著者である理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーが、３年前に早稲田大学に提出した博 … ［続きを読む］

民主主義とカオス――『民主主義って本当に最良のルールなのか、世界をまわって考えた』を読む

　チャーチルの有名な言葉、「民主主義は最悪の政治形態らしい。ただし、これまでに試されたすべての形態を別にすればの話であるが」は、今日益々至言 … ［続きを読む］

［14］国境を越える日本型主観主義

　９月３日、ディズニーは公式Ｔｗｉｔｔｅｒなどで映画『アナと雪の女王』の続編となる新作短編『Ｆｒｏｚｅｎ　Ｆｅｖｅｒ』を２０１５年春に公開す … ［続きを読む］

エレクトロニクス産業の栄枯盛衰を鮮やかに読み解くテクノロジーの新視点

　「テクノロジーとは何だろう？」　半導体技術者を16年続け、その後も10年以上コンサルタントや新聞・雑誌の記事執筆を通して、テクノロジーに関 … ［続きを読む］

安倍政権の女性施策は勘違いばかり

女性に不利な働き方のルールを変更せよ―『Journalism』12月号より―

　安倍政権がここに来て急に、「女性が輝く社会」だの、「女性活躍法案」だのと言い出した。　これまでネオコン（ネオコンサーバティブ）とネオリベ（ … ［続きを読む］