EU の検索結果

トランプとG6の間の深い溝

アメリカ・ファースト貫くトランプ。予断を許さない世界の貿易レジームの展開

アメリカの通商政策に批判が噴出したＧ7　さる6月8日～9日、カナダのシャルルポアでG7サミットが開催された。G7は毎年一回、G7諸国をまわる … ［続きを読む］

GDPRが突きつける日本の選択

求められる憲法調和的なAIネット化

　日本が、慌てている。　厳密には、日本の産業界が慌てていると言うべきだろうか。　それは、この5月25日に施行された、欧州連合（EU）の「一般 … ［続きを読む］

覇権争いの序章としての米中貿易戦争

懸念される「トゥキディデスの罠」。21世紀最大の地政学リスクがいよいよ顕著に

近づいている？アメリカの時代の終焉　「アメリカが現在の地位を維持できるかどうかをめぐってひろく議論されるようになった問題にたいする唯一の答は … ［続きを読む］

コーヒーを楽しむために熱帯林問題を考えよう

国際的な認証制度は対策として期待できるが課題も抱えている

　コーヒーはみなさんにとって、どんな存在なのだろうか。嗜好品として世代を超えて愛されているようであり、寝覚めに、食後に、欠かせない人も多かろ … ［続きを読む］

EUと連携し、トランプ支持層に打撃を

米国の保護主義を変えるカギはTPP11と日EU経済連携協定にある

EUが重視する日本とのEPA　日EU経済連携協定（EPA）の署名が7月17日に行われた（経済連携協定と言っているが、内容は貿易や投資を促進す … ［続きを読む］

激動の欧州から東京のＩＣＩＪ租税回避地取材班に異動して見たもの

　２０１７年５月、激動の欧州の現場から、突然の帰国命令を受けて、国際調査報道ジャーナリスト連合（ＩＣＩＪ）のパラダイス文書取材班に放り込まれ … ［続きを読む］

日本はタナボタ？ 米欧の自動車関税回避策

新たに浮上した米欧対立回避策で最も利益を受けるのは日本になりそうだが…

米欧、歩み寄りの動き　アメリカとEUの間で、自動車関税を巡る対立を打開する動きが出てきた。　欧米メディアによると、アメリカが導入しようとして … ［続きを読む］

パリの地下鉄の駅名になったシモーヌ・ヴェイユ

没後1年の「大ブーム」の陰に、大揺れのＥＵの救世主になってほしいという願望

アウシュビッツから奇跡の生還　ナチスのアウシュビッツ強制収容所からの生還者として知られるフランスの政治家シモーヌ・ヴェイユ（1927年7月1 … ［続きを読む］

ハーレーに激怒、トランプの自業自得

EU向け生産を米国外へ。オートバイで起きたことは自動車でも起きる

 関税引きあげの玉突き　トランプ政権の鉄鋼・アルミの関税引き上げへの抗措置として、EUはアメリカから輸出されるハーレーダビッドソン … ［続きを読む］

「中国」に惑わされず、RCEPよりTPP拡大を

参加国のGDP規模を重視する日本政府。大事なのは「規模」より「規律」だ

 日中の主導権争いから生まれたRCEP　7月1日に東京でRCEP（東アジア地域包括的経済連携）の閣僚会合が開始される。RCEPとは … ［続きを読む］

アベノミクスのアメとムチ（無知）

財政の実態に目隠し、将来世代へ重い負担。国民を操る重い罪

黒字化5年先送りで高まる財政破たんリスク　安倍内閣は6月15日、経済財政運営の基本方針「骨太の方針」を決めた。基礎的財政収支（プライマリーバ … ［続きを読む］

米国は地球環境政策をリードしてきた

トランプ政権下で忘れられる輝かしい歴史と心配な日本の行く末

　アメリカの大学で地球環境政策を講じながら、アメリカ国内の環境取り組みの動向を勉強させていただいている。感じるのは、中央において環境規制の維 … ［続きを読む］

トランプ、世界中を相手に貿易戦争へ

米国の保護主義で被害を受けるのは、米国の産業と米国の消費者だ

米国vs中国「やられたらやり返す」　アメリカのトランプ大統領が6月15日、知的財産権の侵害を理由に、中国からの500億ドル相当の輸入品（産業 … ［続きを読む］

トランプには法的手段で対抗せよ！

北朝鮮が「核のならず者」なら、米国は「貿易のならず者」だ

2国間交渉で「貿易赤字縮小」迫る　米国のトランプ大統領が安全保障を理由に、鉄鋼やアルミに続いて自動車についても関税の一方的な引き上げを検討す … ［続きを読む］

ケンブリッジ・アナリティカ社問題、その根深い闇

フェイスブックの大量個人情報を政治広告に利用、SNS利用した選挙戦が米では常態化

　2016年アメリカ大統領選挙でトランプ氏の当選の“立役者”として注目されていた選挙コンサルティング会社・ケンブリッ … ［続きを読む］

チェコ共和国の労働法制と労務事情　日本企業が工場を開くには

チェコに進出する日本企業が直面する労働法上の諸問題 西村あさひ法律事務所弁護士　星野 大輔　ドイツの東隣に位置するチェコ共和国は、 … ［続きを読む］

トランプ外交の無謀な賭け——イラン核合意離脱

「最悪の決定」が与える米朝核交渉への大きな影響

　5月8日、米トランプ大統領は、かねてより予想されてはいたが、「イラン核合意」（包括的共同作業計画：JCPOA）から離脱することを表明した。 … ［続きを読む］

国民投票に最低投票率は必要ですか？

リベラルの皆さん、安倍政権の失速で改憲論が鎮まった今こそ、再考して欲しいのです

　国の独立、指導者の信任、禁酒、同性婚……。世界では様々なイッシューで国民投票が実施されてきました。その数、25 … ［続きを読む］

エリートがダメな国はダメになる

ナチスによる占領に懲りたフランスが超エリート養成学校を創設したワケ

ナチス侵攻を許したダメエリート　財務次官のセクスハラスメント辞任事件で思い起こすのは、「エリートのダメな国はダメになる」との警告、危惧、慨嘆 … ［続きを読む］

トランプ通商政策を「はさみ撃ち」にしよう

日本政府がやらなければならないのは、適用除外を求めることではない

米中貿易戦争の始まり　トランプ政権は戦後世界各国がこれまで積み上げてきた努力や成果を破壊しようとしている。　80年代アメリカが発動した通商法 … ［続きを読む］

チェルノブイリ、福島、そして今

原子力記者がたどる原発の変容

　2016年3月、筆者（竹内）はウクライナ・キエフ郊外にあるボロービチ村を訪れた。1986年のチェルノブイリ原発事故で放射能に汚染された村か … ［続きを読む］

マリーヌ・ルペンは極右の星になれるか

父親の追放や党名変更で刷新を図り、フランス大統領選敗北の失地回復を狙うが……

得票率100％で党首に３選　フランスの極右政党「国民戦線（ＦＮ）」は、このほど開いた党大会でマリーヌ・ルペン党首の3選を決めるとともに、 … ［続きを読む］

フクシマの事故には機敏に対応

削減か存続かで揺れる原発大国

　日本を襲った未曽有の大震災「3・11」から7年目の春が来た。ふだんパリに暮らしている私だが、この季節になると遥か遠くの祖国に思いをはせる。 … ［続きを読む］

ドイツの若手研究者支援策の手厚さと継続性

産学連携でも起業支援でもブレない政策が成果をあげている

　ドイツの科学技術政策にあって日本の政策にないもの。それは息の長さではないだろうか。同じ政策、制度が長年続くことによって確実に成果を出してい … ［続きを読む］

ドイツは脱原発を粛々と進め

非炭素化社会の実現へ向かう

　2017年12月31日、ドイツでまた一つ「原子力の火」が消えた。この日の午後、バイエルン州西部のグントレミンゲン原子力発電所の中央管制室で … ［続きを読む］

加速するEU離脱の動き

EU離脱に踏み切った英国　2016年6月23日に行われた国民投票でイギリスはEU離脱を決定した。デービッド・キャメロン首相は残留を支持し、残 … ［続きを読む］

トランプ関税で損をするのはアメリカ人だ

アメリカの「自傷行為」は放っておけばいい

貿易戦争に簡単に勝てる?　トランプ米大統領は、3月8日、鉄鋼製品に25%、アルミ製品に10%の輸入関税を課す大統領令に署名した。関税は23日 … ［続きを読む］

トランプ政権の鉄鋼関税引き上げと経済学

世界中に衝撃が走った　トランプ政権が鉄鋼関税引き上げを決定したことに、世界中が衝撃を受けている。中国の過剰生産による鉄鋼価格低下を理由にして … ［続きを読む］

トランプ政権による「世界貿易戦争」突入か？

アメリカの主張にはかなり無理がある。友人の過ちを正すことも真の友人関係だ

無理筋な主張　トランプ大統領は3月1日、鉄鋼には25%、アルミニウムには10%の輸入関税を課すと発言した。戦闘機や軍艦の製造に使われる鉄鋼や … ［続きを読む］

英国の「孤独担当相」が直面する現実と課題

殺害された議員の遺志を受け継ぎ、高齢化社会の「誰も触れたくない問題」に挑む

　先月、英国では「孤独担当相」という新たな閣僚ポストが新設された。一昨年に殺害された労働党女性議員の遺志を引き継ぐ形で設置された「ジョー・コ … ［続きを読む］