官僚 の検索結果

虚偽答弁を禁止し、懲戒処分できる制度をつくろう

「隠蔽・改竄・虚偽」で崩壊した通常国会を終えて

国会でウソをついてもペナルティがない！　親は子に「嘘つきはいけません」と諭す。　実社会では、商品説明や取引情報が虚偽であると判明した場合、相 … ［続きを読む］

「アベ流言葉」が空疎に響いた国会

「人を空疎にさせる言葉」は教育界にも波及

　「言葉は人間がもつ最大の武器である」「言葉は政治家の命である」　長らくこう信じてきたが、言葉がこれほど空疎に響いた国会はなかった。人間や政 … ［続きを読む］

鳩山元首相が語る新たな政治・行政改革とは

制度上の政治・行政改革では不十分。「共通善」が実現される政治をどうつくるか

　平成政治は改革の歴史だった。政治改革、行政改革、経済構造改革、司法改革……。さまざまな改革が試みられた。なかで … ［続きを読む］

通常国会から見えた平成政治の現状

時代の転換期を表象したかのような通常国会。事件や不祥事、法律を読み解くと……

事件が次々と起こった通常国会　通常国会が閉会した。フルスケールとしては平成最後となるこの通常国会は、近年珍しいほどにいろいろな事件が次から次 … ［続きを読む］

⑩“小泉進次郎氏の盟友” 村井英樹衆院議員

財務省出身の自民党若手政策通が訴えるのは「実現可能な財政再建策」である

自民党「魔の3回生」、財務省出身の政策通　最終回は政界の若手議員から村井英樹・内閣府政務官に代表して登場していただく。　自民党が大量の当選者 … ［続きを読む］

⑨財務次官を2年半、武藤敏郎・大和総研名誉理事

「大物」次官が霞が関から見た平成の永田町の風景とは

交錯する財務官僚としての矜持とあきらめ　財務省（旧大蔵省）の事務方トップの事務次官。1年で交代するのが一般的だが、中には「10年に1度」と言 … ［続きを読む］

⑧官僚に信頼される学者 池尾和人さん

財政悪化はたった一つの原因によるものでない。「全員が共犯」だ

「せめて国家25年の計を」　池尾和人さんほど官僚や日銀マンに信頼されている学者はいまい。経済や財政、金融の制度づくりを検討する政府のさまざま … ［続きを読む］

ハラスメント・レス社会は可能か？

ハラスメントが溢れる社会を変えるために必要なのは「淘汰」か、「教育」か？

セクハラ、パワハラ、マタハラ、モラハラ……　セクハラ、パワハラ、マタハラ、アカハラ、モラハラ… … ［続きを読む］

科学研究費をめぐる学者攻撃にみる病理

反知性主義と排外的ナショナリズムが結合し、「反日」とレッテル貼り

　今年の春ごろから、評論家の櫻井よしこ氏や彼女と結びついた自民党の一部議員が、私や大阪大学の牟田和恵氏、立命館大学の岡野八代氏が今まで受け取 … ［続きを読む］

大学に行かない若者たちを見過ごすな

大学卒業者だけをみている社会は問題。働く「レッグス」に目を向けた政策も

大学無償化の陰で　日本の教育費はとにかく高い。大学進学の私的負担の大きさは、とりわけ深刻だ。そこで、先ごろ発表された政府の「骨太の方針」では … ［続きを読む］

⑤「日本と世界」に注視する作家、堺屋太一さん

日本の財政はなんとかなる。より深刻なのは少子化だ

　通産官僚、作家、そして経企庁長官へ　米国の社会学者エズラ・ヴォーゲル氏の著作「ジャパン・アズ・ナンバーワン」がベストセラーになったのは、今 … ［続きを読む］

この国にエリート官僚は必要か？（下）

もはやエリートとして遇する気はない国民。それでもキャリア官僚が必要なわけは？

　「この国にエリート官僚は必要か？（上）」「この国にエリート官僚は必要か？（中）」で官僚というエリートの存在の変遷について、歴史的に考察して … ［続きを読む］

シダックス凋落に見る“名経営者”の晩節

創業者の転機はいつだったのか。長男への禅譲か、道楽に興じた後か

 　シダックス創業者の志太勤取締役最高顧問（83）は立志伝中の人である。　高校卒業後、大衆食堂を開業。やがて企業や工場の社員食堂の … ［続きを読む］

この国にエリート官僚は必要か？（中）

公務員制度改革で大きく変化した、官僚をエリートたらしめてきた四つの要素

バブル崩壊で一変したエリート官僚の姿　前回「この国にエリート官僚は必要か？（上）」では、官僚がエリートであることを四つの角度から検証してきた … ［続きを読む］

④野党再編のキーマン 神津里季生・連合会長

安倍政権との距離感で揺れる連合。「財政」でどのような役割を果たすのか

「暮らしの底上げ」こそ財政健全化の意義　今回は連合の神津里季生会長にご登場いただく。　連合会長がニュースに登場する機会はたいへん多い。最近で … ［続きを読む］

この国にエリート官僚は必要か？（上）

なぜ官僚はエリートだったのか？なぜ没落しつつあるのか？それでいいのか？

特技はゴマすり  　平成２（1990）年に旧労働省に入省して役人の仕事を間近でみて、驚きながらもやがて自身も駆使するようになった仕 … ［続きを読む］

「安倍晋三教室」に閉じこもる神童たち

常識的なマインドを持ち、「頭の良さ」を道義的に発揮できるシステムを作れ

「頭の良さ」を感じる官僚の答弁　国会で官僚の答弁を聞くたびに、「この人たちはものすごく頭が良いんだろうな」と思ってしまう。　なかでも、元・財 … ［続きを読む］

③自民を代表する“増税派” 柳沢伯夫元金融相

財政金融政策の中枢にいた重鎮は財務省の後輩たちへ厳しい言葉を送る。その思いとは

 与謝野氏と並ぶ「社会保障と税の一体改革」の立役者　政界で「財政のご意見番」と言ったら誰だろうと考えたら、すぐに柳沢伯夫さんの顔が … ［続きを読む］

甚だしい政治家の劣化

憂う官僚、忖度や萎縮

　わたしが2010年に書いた『「官僚」がよくわかる本』（アスコムBOOKS）は、政治家と官僚の間がぎくしゃくしていた民主党政権時代の頃のもの … ［続きを読む］

公務員の「政治化」に問題の根本

専門性を証明する公募制導入を

　安倍晋三政権の政治的な安定は評価すべきであるが、他方で政策の立案や執行が問題になっている。加計学園の獣医学部新設、裁量労働規制に関する労働 … ［続きを読む］

②政界激動を見た石原信雄・元官房副長官

平成の幕開けも、消費税導入も、竹下内閣だった。「大物副長官」が振り返る

 ７人の首相に仕えた官僚トップ　「平成の財政」を語るシリーズの第2弾は、石原信雄さん。永田町が政界再編で揺れた1987年～1995 … ［続きを読む］

代表性と専門性の150年

政治主導下における協働の危機

　政治家と官僚の関係は一体どうなるのか。日本政治の基盤をなしてきた政官関係が、急速に綻（ほころ）びをみせている。もっともその要因は政治主導、 … ［続きを読む］

４２年目の司法取引導入　ロッキード事件と刑事免責

４２年目の司法取引導入　　日本にはなかった司法取引と刑事免責制度が６月１日から導入された。低迷する検察にとって強力な捜査の武器になると期待さ … ［続きを読む］

国に強制された不妊手術

自由奪われた被害者の苦悩

　2018年1月30日、旧優生保護法による強制不妊手術を受けたとして、全国で初めて、宮城県内に住む佐藤由美さん（仮名）が国家賠償請求訴訟を仙 … ［続きを読む］

「席順」で読み解く米朝首脳会談

トランプと金正恩が従えた「三人衆」。彼らの座席順に両首脳の本音が見えた

　両首脳がお互いをたたえ、何度も握手する。 笑みをふりまく。　外交には「首脳会談に失敗はない。不都合があったとしても、それを見せない」という … ［続きを読む］

改ざん翌日に「問題ない」と話した財務省中村課長

森友問題の核心は安倍昭恵氏　事実を隠そうとする財務省報告書と大阪地検不起訴処分

　あまりの自信たっぷりな態度に拍子抜けした。　「何の問題もありません」　昨年2月27日、財務省の中村稔・理財局総務課長に電話取材したときだ。 … ［続きを読む］

日大とモリカケ問題にみる、大義のための「抑圧」

市民の生活にまで染み渡っている「集団的独裁体制」

ソウルの一夕で　「あのくらいの汚職はいくらでもある。金額もたいしたことはない。そんなに問題にするほどのことではない」と韓国の友人はニヤリとし … ［続きを読む］

公務員が任務を全うすることによって犯した罪

「上官の命令」を理由に「人道上の罪」は免責されない

「凡庸な悪」　近ごろ、頭の片隅に居座り続けている言葉がある。　アドルフ・アイヒマンはユダヤ人600万人を虐殺したホロコーストの蛮行を主導した … ［続きを読む］

女性政治家が増えたあと、社会は？（上）

政治家も男女同数に近づけるべきだという「大義」は左右を横断して支持を得たが……

　超党派が推進した「政治分野における男女共同参画推進法」（候補者男女均等法）が成立しました。日本で女性の議員を増やそうとする法律ができたのは … ［続きを読む］

安倍氏3選なら放送法4条の撤廃が再燃？

規制改革推進会議の答申から「民放不要」の規制廃止が消えたが……

　政治的公平を定めた放送法4条撤廃が取りざたされた政府の「放送制度の改革方針」で、規制改革推進会議は4日まとめた第3次答申に、民放が反対して … ［続きを読む］