舞台 の検索結果

［7］優勝候補を破った浦添商“新米監督”の采配

　近年、甲子園に名将を次々送り込んでいる沖縄高校野球界から、今年もまた個性的な監督が甲子園にデビューした。　浦添商の宮良高雅監督（４３）。高 … ［続きを読む］

【ポスト・デジタル革命の才人たち】 宮前義之（下）――ファッションをもっと生活とつなげていく

聞き手＝服部桂（朝日新聞社ジャーナリスト学校シニア研究員）

■多様化するファッション――最近のファッションって、どんどん変わって捉えどころがないですね。宮前　今のファッションはとても細分化されていると … ［続きを読む］

ロンドン五輪ＴＶ観戦記――「応援放送」の不快さとうっとうしい話題

藤崎康

　オリンピックのＴＶ中継でいつもウンザリさせられるのは、異様にハイテンションな「応援放送」である。開催中のロンドン五輪でも、メダル候補の日本 … ［続きを読む］

私のベスト五輪中継番組は、暗い解説者のこれ！

　五輪中継。競技に興味がないけど、ついテレビはつけっぱなしにしてしまう、という時に何に注目するかといえば、やはり解説です。　五輪の解説という … ［続きを読む］

実ったフルーレへの強化予算の集中投下

稲垣康介

　オリンピックとは、アスリートたちが４年に一度、それまでの努力を披露する晴れの舞台である。各競技団体にとっては、今後の４年間を協会運営を占う … ［続きを読む］

敬意と感謝のスピーチに劣る日本の五輪

　この原稿を書いている時点でロンドン五輪はちょうど折り返しの9日目、さきほど女子マラソンの結果が出た、という状態なので、競技の総括には早すぎ … ［続きを読む］

「鎮守の森セラピー」〈下〉

まちの小さな「緑」を生かす

　ケアにとって「自然とのかかわり」は欠かせない。そんな関心から試みたのが実験的な「鎮守の森セラピー」である。　実現に至った背景には、全国森林 … ［続きを読む］

同じ負けを繰り返した体操男子日本

潮智史

　審判へのアピールが認められての体操男子団体の銀メダル獲得。２位から３位への順位降格となる地元英国ファンからのブーイングにさらされながら、最 … ［続きを読む］

【ポスト・デジタル革命の才人たち】 宮前義之（上）――自然を見ていると素材や服のイメージが広がる

聞き手＝服部桂（朝日新聞社ジャーナリスト学校シニア研究員）

　大手ブランドの顔としては異例の３５歳の若さで、２０１１年５月にイッセイ　ミヤケのブランドを背負うデザイナーに選ばれた宮前義之さんは、業界に … ［続きを読む］

堅守速攻が的中、グラスゴーの奇跡ではない

潮智史

　なでしこジャパンがＷ杯チャンピオンらしい、手堅い試合運びでカナダを下した翌日。女子に比べれば、ずっと注目度の低かった男子が驚きをもたらした … ［続きを読む］

沢尻エリカの、沢尻エリカによる、沢尻エリカのための映画『ヘルタースケルター』

　岡崎京子のマンガ『ヘルタースケルター』は、美容整形をして人気ファッションモデルとなった女性を描いた物語だった。１９９６年まで連載されたこの … ［続きを読む］

『ヘルスケ』の沢尻エリカは、熱湯風呂に入った芸人か

　映画『ヘルタースケルター』を見て印象に残ることと言えば、沢尻エリカがりりこを演じたからこそこの映画が成り立ったということではないだろうか。 … ［続きを読む］

出来がよくない『ヘルタースケルター』『テルマエ・ロマエ』がヒットして、『苦役列車』がなぜ受けないのか？

　２０１２年前半の映画興行は、相当の変化が起きているように思う。何より誰もが驚いたのが『テルマエ・ロマエ』（武内英樹監督）の大ヒットだ。『ミ … ［続きを読む］

いじめと呼ぶな暴力と呼べ

澁谷知美

　この記事で提案したいことはただ一つである。すでに言い古されていることだが、暴力を「いじめ」と呼ぶの、もうやめませんか。ひらがな３文字が醸し … ［続きを読む］

傑作『ローマ法王の休日』を評価できない評論家や記者はシロウトだ

　７月２１日公開のナンニ・モレッティの最新作『ローマ法王の休日』を、まさか邦題から『ローマの休日』を想像する人はいないと思うが、いくつかの映 … ［続きを読む］

「韓国国旗」が総連本部ビルにはためく日が？――凋落の朝鮮総連

　最盛期には２５０人もいたという地上１０階、地下２階の巨大なビルに、いま常時来ているのは６０～７０人ほど。しかもその半数は、一度組織を引退し … ［続きを読む］

ヒッグス、万一はずれたらもっとスゴイ

　歴史的な出来事である。ヒッグス粒子らしきものが見えた、という科学ニュースを伝えた朝日新聞１面トップの見出しのことである。「ヒッグス粒子か発 … ［続きを読む］

技術流出防げるか――し烈になる人材引き抜き

　日本の先端技術の研究者や技術者を、韓国や中国企業が好待遇で雇用する動きが強まっている。とくに韓国企業は１９９０年代から日本人技術者をスカウ … ［続きを読む］

全体像見えず、説得力乏しい最高検の結論

市田隆

　東京地検特捜部の検事が事実と異なる捜査報告書を作成した問題をめぐり、最高検が捜査・調査結果を公表した。この内容が、「検察への信頼回復」に役 … ［続きを読む］

スペインの異才、ホセ・ルイス・ゲリンの特集上映、ついに開催！（中）――誰が見ても楽しめる傑作、『シルビアのいる街で』（II）

＊主人公によるヒロインの追跡／尾行シーンは、文字どおり目を見張るようなショットの連続で、最大の見どころだ。そこではむろん、年を経た鈍色（にび … ［続きを読む］

飯田哲也氏は山口県の救世主か、保守王国の風車に立ち向かうドンキホーテか

■新しい未来を選び取るための挑戦　　　　　　　　　　　　　　　飯田哲也氏の山口県知事選出馬にあたっての記者会見をネットで見て、東日本大震災と … ［続きを読む］

天文学という文学

　５月21日と６月６日、極めて珍しい天文ショーが日本列島を横断した。金環日食と金星の太陽面通過である。残念ながら曇天の東京では後者は見られな … ［続きを読む］

ミュージカル・ファン待望の日本初演「サンセット大通り」

　ミュージカル・ファンが待ちわびた日本初演である。英国のアンドリュー・ロイド＝ウェバーが作曲を手がけ、米ブロードウェーでもヒットしてトニー賞 … ［続きを読む］

ツイッターとブログで踊る素粒子たち

　現代物理の最突端にある素粒子ニュートリノの国際会議にテレビカメラが集まった。ただ報道陣が追いかけている話題は、そこに集まる物理学者の多くの … ［続きを読む］

［11］反原発デモが生み出したもの

　現在、脱原発群像ドキュメンタリー映画『沈黙しない春』（監督・杉岡太樹）が公開されている。映画は浜岡原発の停止を求めて２０１１年３月２７日に … ［続きを読む］

『キリマンジャロの雪』、新聞各紙の映画評に疑問

　先週末に始まった映画『キリマンジャロの雪』の新聞各紙の映画評を見て、この文章を書きたくなった。ちょっと違う、と思ったからだ。私が新聞評で一 … ［続きを読む］

【古典ＤＶＤ傑作選（４）】 問答無用の傑作ヒューマン・ドラマ、ダグラス・サーク『わたしの願い』＜下＞ 冴えわたる演出とカメラ！

　今回は、ダグラス・サーク『わたしの願い』論の続編として、本作の演出のいくつかのポイントを、ルビッチ『私の殺した男』論（５月８日付本欄）と同 … ［続きを読む］

井土紀州の小傑作、『ふたりのシーズン』――展開の＜早さ＞、澤木柚季江の映画的存在感に感服！

　井土紀州監督の最新作『ふたりのシーズン』は、非常によく出来た恋愛（？）映画の小傑作だ。５月１８日付本欄で紹介した“エロチック・ノワール”の … ［続きを読む］

若松孝二は「三島由紀夫」を題材にしてよかったのか？

古賀太

　先日のカンヌ国際映画祭の批評家週間に出品された若松孝二監督の新作『１１．２５自決の日　三島由紀夫と若者たち』が、仏『ルモンド』紙（５月２６ … ［続きを読む］

【古典ＤＶＤ傑作選（４）】 問答無用の傑作ヒューマン・ドラマ、ダグラス・サーク『わたしの願い』＜上＞ 批評的メロドラマの醍醐味　　

　今回とりあげるのは、「メロドラマの巨匠」、ダグラス・サーク（１８９７－１９８７）の傑作『わたしの願い』である。　なぜサークなのかといえば、 … ［続きを読む］