不平等 の検索結果

不妊治療などのため、皮膚から卵子を作ってよいか

iPS細胞でも起きる倫理的問題

　いわゆる不妊治療の一環として、体の外で精子と卵子を受精させることを「体外受精」という。英語では「in vitro fertilizatio … ［続きを読む］

憲法の役割を変更する安倍自民党の改憲案

野党とメディアは国民に問題の本質を示せ

1　安倍政権の改憲提案は必ず来る　今でも（つまり、この期に及んでも）「安倍政権は本当に憲法改正を提案してきますかね？」などという質問を私に向 … ［続きを読む］

［書評］『宇沢弘文　傑作論文全ファイル』

宇沢弘文著

未来に向けた「社会的共通資本」の構想　　　ふつう経済学者といえば、どうすれば経済活動が活発になり、国の経済規模を大きくできるかを考えている人 … ［続きを読む］

オスプレイ「墜落」で米軍にひざまずく日本政府

機体に構造的欠陥があるオスプレイに向き合っているのか？

  　米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが2016年12月13日午後9時半ごろ、名護市安部(あぶ)の海岸に墜 … ［続きを読む］

[1]アメリカはどこへ行こうとしているのか？

「民主主義がより成熟するためのプロセス」が始まる。日本にとっても他人事ではない

　2017年の年明けを迎えたワシントンDC。議会議事堂前広場には特設閲覧スタンドがすでに建てられ、1月20日の大統領就任式に向けての準備が静 … ［続きを読む］

牛乳の規制緩和でバター不足が解消されるのか？

今回の規制改革で何が問題となったのか 今回政府の規制改革で農協と並んで争点となったのが、牛乳の規制緩和である。これについても、多く … ［続きを読む］

参院議員定数に面積比例の要素を入れよ

純粋数学的に計算した各都道府県1人以上となる定数試案

　参院選での合区が問題になっている。今年の参院選で初めて「鳥取と島根」、「高知と徳島」が一つの選挙区（合区）となった。しかし、それでもなお「 … ［続きを読む］

［6］米大統領選挙。何が起きてもおかしくない

ワシントンからＮＹへ。まさかなあ11月1日(火)　結局、時差ぼけが出てきて午前2時頃まで起きていて眠ろうとしたら、沖縄タイムスの原稿で問い合 … ［続きを読む］

土人、シナ人……復活する差別語・侮蔑語

「死語」が再浮上し、世界中でひろがるのはなぜか

　沖縄の米軍ヘリパッド基地工事反対のデモ隊員に大阪府警の機動隊員が「ボケ、土人」「黙れ、コラ、シナ人」などと、きわめつきの差別発言を放ったこ … ［続きを読む］

トランプは性の「神話」の中で生きている(上)

女性のセクシュアリティについての誤解

　アメリカ大統領選がらみで、トランプ候補の女性差別的な言動が問題になっている。その後、同人の「セクシャル・ハラスメント」が次々に報じられてお … ［続きを読む］

続・パラリンピックにみる未来身体

オリンピックに取って代わる？

　パラリンピックの入賞記録がオリンピックのそれに近づき、まさに凌駕（りょうが）せんとしている。そこから生じる「不公平」問題を、前稿では器具の … ［続きを読む］

女性リーダーは世界のトレンドだ

女性の進出が遅れている日本は何をすべきか

2016年は女性にとって歴史的な年になるか　民進党代表に蓮舫氏が選出され、小池百合子東京都知事就任に続いて2人目の女性政治リーダーが日本にも … ［続きを読む］

経済や財政の今を論じ続けるために

僕が繰り返し読んできた古典の数々

　学者が論壇でものを書き、発言をするのはとても危ういことだ。一見すると華々しく見えるかもしれない。しかし、少なくとも僕に関する限り、自分の知 … ［続きを読む］

[１]表現の自由の危機と改憲問題

自民党の新憲法草案は「三つの訣別宣言」だ

注）この立憲デモクラシー講座の原稿は、４月２２日に立教大学で行われたものをベースに、講演者が加筆修正したものです。立憲デモクラシーの会ホーム … ［続きを読む］

[５]市場を通じた分配での格差が問題

企業の経営者と労働者の所得の開きは大きすぎる

注）この立憲デモクラシー講座の原稿は、３月１８日に早稲田大学で行われたものをベースに、講演者が加筆修正したものです。立憲デモクラシーの会ホー … ［続きを読む］

[１]「市民社会と公共圏」

貧困や不平等が拡大する近代の市民社会

注）この立憲デモクラシー講座の原稿は、３月１８日に早稲田大学で行われたものをベースに、講演者が加筆修正したものです。立憲デモクラシーの会ホー … ［続きを読む］

［1］米国の日本占領を振り返って

長尾龍一VS木村草太　「憲法と、国家と、人間と」

「集団的自己欺瞞の失敗の体験ももたない新世代が日本を支配する」 　この原稿は長尾龍一・東大名誉教授と木村草太・首都大学東京教授が6月14日、 … ［続きを読む］

日米地位協定（占領の残滓）改定阻む無知と無関心

戦後日本の政治の「質」を問う重要な試金石

　今年４月に沖縄県で起きた米軍属（元海兵隊員）による女性会社員死体遺棄事件（強姦・殺人の疑い）では、容疑者の軍属が犯行時に公務外で、沖縄県警 … ［続きを読む］

アメリカから見た日米地位協定

日本はそれでも協定改定のための外交努力をすべきである

　沖縄で、再び、米軍関係者による痛ましい犯罪事件が起きた。20歳の会社員女性が暴行、殺害され、米軍嘉手納基地で働く元海兵隊員の米軍属の男が逮 … ［続きを読む］

グローバリゼーションのブローバック（反動）

是正には「政治革命」が必要だ

「ブローバック」……意図せざる反動・結末　日本、中国などの東アジア研究で知られたカリフォルニア大学(サンディエゴ … ［続きを読む］

元海兵隊員による「リナさん殺害事件」を悼む

「密約法体系」がある限り、悲劇は何度でもくり返される

　今週の日曜日(6月19日)、沖縄で開かれた県民大会(*)に参加した。いうまでもない。4月に起きた元海兵隊員による暴行殺人事件をうけての抗議 … ［続きを読む］

［2］沖縄の軍人・軍属は日米地位協定で守られる

事件を起こすのは「個人の資質」か？　沖縄で、なぜ米軍絡みの事件・事故は繰り返されるのだろうか。米軍人・軍属の「個人の資質」で片付けられるもの … ［続きを読む］

世界の政治経済をめぐるパラダイムシフト

現実の変化に即して物の見方を変えないと、見るべきものも見えなくなる

　パラダイムシフト(paradigm shift)という英語の表現がある。英語の単語を持ち出して恐縮だが、要するに、物の見方の転換、ある時代 … ［続きを読む］

沖縄の新聞は偏向しているのか？

平和と人権を奪われた側に立つ記者たち

　この春、「琉球新報」記者の新垣毅(あらかき・つよし)（45）は文化部編集委員から東京支社報道部に異動した。異動に先立ち、部屋探しのために上 … ［続きを読む］

「史上最大のリーク」が広げた波紋

「パナマ文書」ータックスヘイブンの不透明さに大きなメスを入れる調査報道

　「タックスヘイブン」(租税回避地)の1つとして知られるパナマの法律事務所「モサック・フォンセカ」から流出した大量の金融取引にかかわる内部文 … ［続きを読む］

「パナマ文書」情報源が声明「当局にも協力したいが…まずは内部告発者保護を」

　各国の指導者とタックスヘイブン（租税回避地）との関わりを暴いた「パナマ文書」を入手した南ドイツ新聞は６日、情報提供者から同紙に寄せられたと … ［続きを読む］

米国大統領選に見る「米帝国の終焉」

一極支配の終わりと、本格的な多極化世界へ

外交官の講演　米国の高名な外交官OBであるチャズ・W・フリーマン・ジュニア(Charles W. ("Chas") Freeman, Jr. … ［続きを読む］

女性が最も生きづらさを感じることとは？

第1回「女性の『自分らしさ』と『生きやすさ』を考えるクロストーク」リポート

　参加申込みの際に頂いた65名分のアンケートで、「仕事の場とそれ以外の場（学校・家庭・地域など ）で、「女性が抱える生きづらさ」を最も感じて … ［続きを読む］

乙武洋匡氏の不倫に見る日本型結婚の闇（中）

なぜ、日本の不倫は社会問題なのか？

　前回につづき、今回も話題になった乙武洋匡氏の不倫騒動から、子のいる日本人男性の不倫という問題について、論じて行きたいと思います。　このテー … ［続きを読む］

［2］アメリカンドリームは死んだのか

人々に希望を注入する「装置」が壊れ始めた

アメリコーン・ドリーム 　舌がしびれそうなほど、甘い。チョコレートファッジとキャラメルがアイスクリームに混ぜ込んである。その名も、 … ［続きを読む］