関西 の検索結果

報道の自由と民主主義を守る（下）――屈服させようとする力への戦い

　そのころの朝日新聞の、社会正義の為の戦いは目覚しいものがあり、日本新聞史上に永く輝やかしい記録をとどめるだろう。最近偶然の機会にこのころの … ［続きを読む］

日本でも、“プロによる芸術としてのバレエを観る時代”のスタート──日本バレエ団連盟設立

 　どんな芸術でもそうだが、初めて観たものが、ある一定以上のレベルでないと魅力が伝わりにくいことが多い。今、日本でバレエを初めて観 … ［続きを読む］

代ゼミ縮小・撤退！　それは予備校文化空間の終焉である

遠藤眞彌（游学社代表）

　嘗て、予備校の授業は大学よりおもしろい、とさえ言われた。予備校の人気講師の授業は、大教室が超満員になり、いつも生徒が溢れていた。また、著名 … ［続きを読む］

震災４年目に立ちはだかる「風評」の壁　見えない現実をどう伝えられるか

 ２０１１年３月１１日の東日本大震災から３年余り。今年も「３・１１」を過ぎると、東北の被災地は外から半ば忘れられた観がある。　復興 … ［続きを読む］

中電、関電の裏面史が物語る裏金と献金

　朝日新聞紙上で昨年夏から連載「原発利権を追う」を続けている。　今年１月の「東電総務部」以降、九州電力編の「九電王国」、中部電力編の「裏金シ … ［続きを読む］

［14］第４章「舞い降りたバリケード（１）」　

次はウチだ！――高校闘争１９６９

　１９６９年１１月４日、私たち都立井草高校の２年生は早朝、東京駅に集合し、南紀班と瀬戸内班に分かれて、修学旅行に出発した。　南紀班と瀬戸内班 … ［続きを読む］

「もったいない」はグローバルなＣＳＲ課題

　みなさんは以下のファクトをご存知だろうか。１）日本の食品ロス（年間最大800万トン）は実に、世界の食料援助量の２倍。２）その量は、日本のコ … ［続きを読む］

続・エボラ出血熱の対処法〜「日本は安全」ではない

　エボラ出血熱のアウトブレーク。このニュースを見て「自然は恐ろしい」と感じた人は、半分のメッセージしか受け取っていない。残り半分は「文明は恐 … ［続きを読む］

オリンパス内部通報制度 「通報者の名前を開示」で二転三転

　社内の不正を社員に内部通報してもらうヘルプライン制度が機能せず、１千億円を超える巨額の粉飾決算が社外への内部告発で発覚した精密機器メーカー … ［続きを読む］

「白足袋には逆らうな」――京の町を牛耳る影の権力者たち（上）

　今年の「祇園祭」は、49年ぶりの「後祭（あとまつり）」（７月21～23日）の復活や、幕末の「禁門の変」（１８６４年）で焼失して以来、１５０ … ［続きを読む］

元検事総長の捜査資料をもとに元総長に代わって本を執筆

（７）灰色高官、乱打と誤報、三木内閣、コーチャンインタビュー

　ロッキード事件、リクルート事件など戦後日本を画する大事件を摘発し、「特捜検察のエース」と呼ばれた吉永祐介元検事総長が亡くなって１年が経った … ［続きを読む］

小保方氏博士論文　早大調査報告３つの疑問

　「おかしい」という指摘があってからもう４カ月にもなる。　理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーが２０１１年に早稲田大学に提出した博士論文 … ［続きを読む］

芦田愛菜ちゃんの『円卓』を勝手に応援演説します

　『円卓　こっこ、ひと夏のイマジン』（行定勲監督、芦田愛菜主演）が危機に瀕している。東京での上映が、７月１９日からはなくなりそうだ。大阪が舞 … ［続きを読む］

繊細で丁寧、ごまかしのない日本人の踊り──世界に誇る高品質はバレエの世界にも

　６月末、またバレエの世界の日本人快挙のニュースが飛び込んできた。アメリカ、ミシシッピ州のジャクソンで、1979年から４年に一度行われている … ［続きを読む］

現代日本経済学の反省

　日本経済学会は、The Japanese Economic Reviewという季刊の英文学術雑誌を発行するとともに、経済理論の現実的かつ実 … ［続きを読む］

［3］松山ではヘイトスピーチがありますか？

ある親日派の息子　セウォル号事故の数日後、韓国海軍のことが知りたくて、そちら方面に詳しい５０代の男性に話を聞いた。　「日本では船長が逃げ出し … ［続きを読む］

元経産省官僚・古賀茂明さんに聞く――ブレーキなき安倍政権が突っ走る原発再稼働への道

　今年は震災後、初めて「原発ゼロ」で迎える夏となった。しかし原子力規制委員会の再稼働の審査は秋以降の再稼動に向けて、いよいよ大詰めを迎える。 … ［続きを読む］

燃料電池車「ＦＣＶ」のミッション、トヨタの狙い

　トヨタ自動車は６月２５日、世界初の市販車となる燃料電池自動車「ＦＣＶ」を発表した。日本では来年３月までに、欧米では２０１５年夏頃に発売を開 … ［続きを読む］

続・認知症を受け入れる～「治さなくてよい認知症」という新しい考え方

　問題の多い日本の認知症医療に対し、「このままではいけない」と訴える専門医も実は少なくない。その１人、日本医科大学講師の上田諭さんがユニーク … ［続きを読む］

増村保造の大回顧特集が東京・京橋で開催！（３）――“色情観音”を描いた耽美的な名作、『卍』をめぐって

　増村保造は１９６４年、谷崎潤一郎の小説『卍』（１９２８）の映画化に挑戦し、みごとに成功した（色鮮やかなカラー作品）。谷崎の『卍』は、周知の … ［続きを読む］

アマゾンに負けないための楽天の戦略　日本の出版流通の特性から見えるもの

　経営の立て直しを進める出版取次会社で、業界３位の大阪屋（本社・大阪市）は２月２８日、臨時株主総会を開き、大手出版社の幹部５氏を招聘する役員 … ［続きを読む］

川内原発の再稼働、九電支配の現場

　東京電力幹部が以前、電力会社の業界団体「電気事業連合会」（電事連）に出向していた際、ともに働いた九州電力社員の印象を語った。　「九電は自信 … ［続きを読む］

ブノワ賞を日本人が初受賞した意味――日本公演バレエ作品の受賞は可能か

　スウェーデン王立バレエ団で活躍する木田真理子さんが、日本人で初めてブノワ賞を受賞した。受賞作マッツ・エック振付「ジュリエットとロミオ」の舞 … ［続きを読む］

漂流するポスト３．１１〜 「反原発」のイメージ一変を決定づけた「大飯原発再稼働みとめず」判決

この記事は、2014年５月20日付の朝日新聞紙面をはじめとした、吉田調書に関する報道に基づいたものです。この報道については、こちらをご覧くだ … ［続きを読む］

ダライ・ラマとの対話〜仏教科学と近代科学、そして聖性

　先月京都で、ダライ・ラマ１４世と科学者・思想家の対話イベントが催された（４月１１〜１２日、於京都ホテルオークラ）。筆者も参加して感銘を受け … ［続きを読む］

為政者の言葉――曽我逸郎著『国旗、国歌、日本を考えるーー中川村の暮らしから』編集余話

大槻慎二

　自分が作った本のことなので、話題は編集裏話めいたり、あるいは著者についてであったり、また本の宣伝だったりと、とりとめのない文章になることを … ［続きを読む］

『花子とアン』のデキはともかく、朝ドラが好調な理由は簡単なことで……

　今期の朝ドラ『花子とアン』について考えながらテレビを（別の番組を）ぼんやり見ていたら、ハッとした。　その番組はＮＨＫの土曜ドラマ『ロング・ … ［続きを読む］

あべのハルカス全面開業ニュースを横目に──続・大阪と兵庫の違い

 　３月７日（金）、大阪市阿倍野区の「あべのハルカス」が全面開業した。高さ300mの日本一高いビル、すごいビルが出来たんだなーーと … ［続きを読む］

高橋大輔君のドヤ顔と色気とその不在

　高橋大輔君の出ない世界選手権が始まってしまう。寂しい。　一方で心の平安を得たような気持ちでもある。　もし、高橋君が出たのであれば、３月２６ … ［続きを読む］

「乗り物弁護士」を目指して：国土交通省航空局への出向経験から

「乗り物弁護士」を目指して　国土交通省航空局への出向経験から アンダーソン・毛利・友常法律事務所弁護士　寺﨑 玄日本の空を変える？ … ［続きを読む］