マスメディア の検索結果

報道機関に新たな収入をもたらすニューズクレッド

　ニューズクレッドという、報道機関にデジタル上で新たな収入をもたらす企業が注目を集めている。　報道機関が世に送り出した記事を企業のサイトなど … ［続きを読む］

参院選報道の「劣化」を考えつつ メディアの土壌を耕し続けよう

金平茂紀（ＴＶジャーナリスト）

　元共同通信の原寿雄さんの伝説的な名著『デスク日記１９６３～68』が自選セレクション版としておよそ半世紀ぶりに復刊され、お祝いのイベントが６ … ［続きを読む］

山口組の暗闘と経済至上主義を描いた『鎮魂』

　日本最大の暴力団、山口組。その中でも「直参」と呼ばれる幹部（二次団体組長）で、２００９年に山口組を除籍となり、引退した盛力健児氏が著した『 … ［続きを読む］

朱建栄事件は、中国政府の内部抗争が原因か？

　日本から中国の上海に向かったまま、消息不明になっていた東洋学園大学の朱建栄教授が中国当局に拘束されていることが明らかになった。９月１３日、 … ［続きを読む］

ネット選挙で成功した自民流「選挙マーケティング」――連続討議「ソーシャルメディア社会における情報流通と制度設計」から（６）

情報ネットワーク法学会

　 「ネット選挙」と呼ばれた今回の参議院議員選挙は、ネットの情報を参考にして投票した有権者が少なかったことなどから、失敗だったので … ［続きを読む］

地方紙は進化する、 「日本の中心でニュースを叫ぶ」メディアに

寺島英弥（河北新報社編集委員）

　参院選公示後、７月６日の河北新報朝刊はこう伝えた。　「東日本大震災や福島第一原発事故をめぐる各政党の訴えが首都圏でかすんでいる。争点は経済 … ［続きを読む］

［16］探訪記者・坂上遼（小俣一平）との対話（下）

　――会長の覚えもめでたく家父長的な支配構造の中で順調に出世していて、いったい『無念は力』の無念とは何がモチーフだったのでしょうか？　≪３８ … ［続きを読む］

［15］探訪記者・坂上遼（小俣一平）との対話（中）

　≪外から見ていると、ＮＨＫは日本のジャーナリズムの世界で最も官僚的な体質が色濃いように私は思う（これに対して小俣氏は「朝日のほうがＮＨＫよ … ［続きを読む］

［14］探訪記者・坂上遼（小俣一平）との対話（上）

　自らを「探訪記者」と呼ぶ坂上遼の３冊のノンフィクション――『無念は力』『ロッキード秘録』『消えた警官』は、今と違ってジャーナリズムが輝いて … ［続きを読む］

ネット選挙、原発問題が炎上するメカニズム――連続討議「ソーシャルメディア社会における情報流通と制度設計」から（５）

情報ネットワーク法学会

　「ツイッター上のコミュニケーションは、いわゆる世論ではない」。立命館大学特別招聘准教授の西田亮介氏は、７月の参議院議員選挙における、いわゆ … ［続きを読む］

シリアの査察受け入れは薔薇色のゴールではない

　私は２００５年から７年ほどアメリカで暮らしたのだが、特にその後半に感じたのは「アメリカが疲弊している」ということであった。アフガニスタンと … ［続きを読む］

ニュースアナ五輪慶祝笑顔に脱原発を思う

　不気味な日曜日だった。目が覚めると東京五輪の２０２０年開催が決まっていた。そのことをどうこう言うつもりはない。悪酔いの錯覚にとらわれたのは … ［続きを読む］

「いわゆる」と「地方削減」から考える ＮＨＫの今後と公共放送のあり方

水島宏明（ジャーナリスト、法政大学社会学部教授）

 従軍慰安婦に関する大阪市長の発言がさかんに報道された頃、「いわゆる『従軍慰安婦』をめぐる橋下大阪市長の発言で… … ［続きを読む］

藤圭子さん自殺報道にみるメディアの欠落

　誰かが自ら命を絶った時、その人が有名な人ならば、ありし日の動画や写真などを使ってテレビや新聞は報道する。　無名の人の場合でも、大震災による … ［続きを読む］

真の芸術家・藤圭子の最大の「不幸」とは何だったのか？

山口百恵、松田聖子、中森明菜と不幸歌手

　歌手・藤圭子が亡くなった。多くの報道がなされているが、歌手としての仕事そのものについて論じたものは、私の眼にした範囲では、ほとんどなかった … ［続きを読む］

ベゾスの才覚に賭けるワシントン・ポスト（下）

　祖父の時代からの家業であった新聞を手放したドン・グラハムにとって今後のチャレンジは、赤字が続くカプランの再建であろう。　ワシントン・ポスト … ［続きを読む］

ベゾスの才覚に賭けるワシントン・ポスト（中）

　米大手新聞は７０年代に最盛期を迎えた。ニューヨーク・タイムズおよびワシントン・ポストは、国防総省のベトナム戦争についての極秘レポートを入手 … ［続きを読む］

［12］第２章　演劇篇（４）

アメリカナイゼーション

テレビ・バラエティの元祖　「割どん芝居」という言葉がある。舞台中央から左右に開く緞帳の前で演じる小芝居、寸劇のことだが、エノケンは割どん芝居 … ［続きを読む］

ベゾスの才覚に賭けるワシントン・ポスト（上）

　メディアは、誰もが経験したことのない大激動期に立ち向かっている。常識が効力を失い、非常識が常識になるという混乱が日常化している中で、米国を … ［続きを読む］

マスコミはＩＴ企業に飲み込まれるのか

インターネットが２０２０年には、広告費でテレビも超える　メディアは情報を伝える媒体でもあり、それをビジネスとして成立させる共通の収益源が広告 … ［続きを読む］

高血圧薬ディオバン問題、難航する真相解明　検察、公取委の出方は？

郷原信郎弁護士に聞く

　製薬大手「ノバルティスファーマ」（以下、「ノ社」と略称）の高血圧治療薬・ディオバンに「血圧を下げる効果を超えた作用がある」とした大学の臨床 … ［続きを読む］

ネット上の「黒歴史」、消すための方法は――連続討議「ソーシャルメディア社会における情報流通と制度設計」から（４）

情報ネットワーク法学会

　ネット上に残しておきたくない過去の「黒歴史」。誰にでも起こりうることだが、それを「忘れられる権利」はあるのか。技術で実現するのか、制度で実 … ［続きを読む］

ネット解禁で注目の公職選挙法　報道規制条項の撤廃も検討せよ

臺宏士（毎日新聞社会部記者）

　「べからず集」とも言われる公職選挙法が改正され、今回の参院選から、インターネットを活用した選挙運動が解禁された。今日、有権者にとって最も身 … ［続きを読む］

物事を多角的に見ることで 生まれる「豊かさと深さ」に出合う

魚住昭（フリージャーナリスト）

　現代社会を描くうえでの必読書を10冊あげろという注文を「ジャーナリズム」編集長からいただいた。お安い御用だと思って引き受けてみたが、いざ書 … ［続きを読む］

電凸を無許可でニコ生中継しても許されるのか――連続討議「ソーシャルメディア社会における情報流通と制度設計」から（３）

情報ネットワーク法学会

　「電凸（でんとつ）をニコニコ生放送で中継してもいいのか」、「情報発信力に応じて権利を制限すべきだ」。「誰もがジャーナリスト」時代を迎えて、 … ［続きを読む］

大学生の新聞離れ、学割では食い止められない

　電気代、ガソリン代、乳製品など物価上昇はほぼ全国一律で起きる。しかし各世帯の家計収入、懐具合は一律には変化しない。賃金水準が全国平均より低 … ［続きを読む］

頭は軽々に下げないで―「緊急地震速報」考

　お詫び会見で頭を深々と下げるのが定番になったのは、１９９０年代くらいからだろうか。会社や役所で不祥事が見つかれば、とりあえず謝って低姿勢に … ［続きを読む］

続・科学の本質と論文不正の微妙な関係

　論文不正のような極端なケースでなくても、信じられてきた知見が「覆され、また積み上げられる」というところに科学の営みの本質がある。その上論文 … ［続きを読む］

原爆と原発を別物に隔ててきた弊害と、科学技術の罪

　今年も広島・長崎の原爆記念日が巡り来る。本校執筆段階では平和記念式典で読み上げる「平和宣言」の骨子案が報じられているだけの段階だが、それに … ［続きを読む］

２２ＤＤＨは護衛艦＝駆逐艦か？（下）――なし崩し的な拡大解釈

　前回は２２ＤＤＨを護衛艦＝駆逐艦であるとすることには無理があると説明した。　防衛省・海上自衛隊は我が国の戦闘艦は水上戦闘艦である護衛艦と、 … ［続きを読む］