演劇 の検索結果

豊田真由子議員の謝罪会見、「ちがうだろ〜！！」

彼女の感覚と世論は大きくズレている

　最初から最後まで、ヘタな芝居を見ているかのような「記者会見」だった。　9月18日、約3カ月間の沈黙を破って、豊田真由子議員(無所属、当選2 … ［続きを読む］

桐生の9秒98、今後どこまで世界に肉薄できるか

19年前と同じ9秒99で止まった速報値が示したわずか10センチの、大きな前進

  桐生祥秀（21＝東洋大）の頭にも一瞬、「その数字」がよぎったのだという。9日、来年国体を開催する福井市で行われた日本学生対校選 … ［続きを読む］

［50］ガツンと殴られたような衝撃

9月5日(火)　何だか何もかもどうでもいいような気分に陥る。局で定例会議のあとにひたすら雑件処理。ネタの打ち合わせ。なぜか大人数。その後ふた … ［続きを読む］

北九州&アジア全国洋舞コンクールの多様性（下）

大人になってからバレエを始めた人も舞台に立つ

  ところで、一方、最近、従来の常識にとらわれない様々な形のコンクールが出てきているということについては、それはありなのかと戸惑う … ［続きを読む］

［3］アニメーションの現状と未来像

　完結編となる第3回では、湯浅政明監督作品『夜明け告げるルーのうた』をめぐる話題から、転機を迎えた日本のアニメーションの現況、絵の描き方・動 … ［続きを読む］

北九州&アジア全国洋舞コンクールの多様性（上）

アジア各国から参加者が集い、障がいを持った人や90歳代も踊る

  バレエをはじめとしたダンスのコンクールというと、プロダンサーを目指す人や、既にプロとして活躍しながら更なるステップアップを目指 … ［続きを読む］

［6］革命政権と５・１６クーデター

期待外れに終わった革命政権　独立運動を海外で長年続け、かつて「建国の父」と称された李承晩は、韓国市民の強い意思によって以前とは異なる形で母国 … ［続きを読む］

［2］『君の名は。』の作画をめぐって

　2016年8月26日に公開された映画『君の名は。』(新海誠監督)は、1年間で興行収入250億3000万円に到達(2017年7月)。今年7月 … ［続きを読む］

トニー賞作品賞『ディア・エヴァン・ハンセン』評

現代を鋭利に切り取る新しい手法の魅力

　社会適応障害を抱える男子高校生が、SNSを通じて有名人になってしまう――。今年のトニー賞作品賞を受けた『ディア・エヴァン・ハンセン』は、オ … ［続きを読む］

［5］李承晩の暴走を止めた４月革命

　朴正煕の転機　後に保守を代表する存在となる朴正煕は朝鮮戦争が本格化する中で、自らの資質によって、立ち位置を軍隊内で改めて確立し、生活を安定 … ［続きを読む］

［47］イン・ザ・サマータイム

8月15日(火)　ベイルートは何としのぎやすいことか。待つのがここでの仕事だ。今日は日本は終戦記念日。だがこの地ではごく普通の日常が続いてい … ［続きを読む］

［1］『メアリと魔女の花』の作画をめぐって　

　日本を代表するベテラン・アニメーター、安藤雅司氏と稲村武志氏。二人は共にスタジオジブリ作品で動画・原画・作画監督を歴任して腕を磨き、退社後 … ［続きを読む］

ドラマ『やすらぎの郷』の成功の背景を読み解く

倉本聰の脚本が描く戦後芸能界の価値観による「終活」コンテンツ

　「じゃあ今なら私とも、まぐわえる？」　ひと昔前のアダルト誌にでもありそうな言葉、とでもいうべき、いささか品のないセリフだが、これが平日の昼 … ［続きを読む］

［45］あの時、君は若かった

8月1日(火)　朝刊で、サム・シェパードとジャンヌ・モローの訃報を目にする。ジャンヌ・モローの出演作品は中学生の頃にみた『マドモアゼル』とい … ［続きを読む］

［書評］『「男はつらいよ」を旅する』

川本三郎著

「動態記憶装置」としての「寅さん」映画　　　日本映画がギネスブックに掲載されている。まさかと思うだろうが、それが山田洋次監督、渥美清主演『男 … ［続きを読む］

［書評］『舞台をまわす、舞台がまわる』

御厨貴阿川尚之苅部直牧原出編

柔らかい個人主義が生み出したもの　　　上下2段組、360ページを超える書物。酷暑の折の読書としては息も絶え絶えになりそうな経験だが、ほとんど … ［続きを読む］

サニブラウンが世界陸上で見せた可能性

日本の男子短距離史上初の3人準決勝進出、国際舞台での決勝進出と9秒台への現在地

　朝晩の気温差が激しく、雨が降りしきる大会6日目（ロンドン9日＝日本時間10日早朝）200メートル準決勝に出場したサニブラウン・ハキ―ム（1 … ［続きを読む］

必見！　Ｂ級ノワールの狂おしい傑作『拳銃魔』

破滅に向かって生き急ぐCrazyな男女

　1930年代前半(経済恐慌期)のアメリカ中西部で強盗を繰り返した実在のアウトロー・カップル、ボニーとクライド。このアベック強盗を主人公にし … ［続きを読む］

ＡＩや仮想現実は、人の仕事をどう変えつつあるか

FInTechにつづく「不動産テック」を舞台に、「未来の働き方」を考えてみる

　さまざまな産業が、新しいネット技術や人工知能（ＡＩ）を取り入れることで、変革を進めている。巷間「××テック」と呼ば … ［続きを読む］

［44］他人事のように遺憾であると言い放つ

7月25日(火)　朝寝坊してしまった。右腕の鈍痛続く。　局の定例会議のあと、国会の閉会中審査の取材へ。今日は参議院に舞台を移して。議場の第一 … ［続きを読む］

片渕監督講義『この世界の片隅に』暮らしと戦争1

「昭和１８年秋まで女性はスカートを履いていた」

　昨年(2016年)最も高い評価を獲得し、あらゆる賞を総ナメにしたアニメーション映画の金字塔『この世界の片隅に』。11月12日の小規模公開か … ［続きを読む］

多様な外国人監督で強化を加速する球技の日本代表

東京五輪まであと3年、メダルなしだったリオから巻き返し図りバスケなどで起用

　インド・ベンガルール行われた女子バスケットボールのアジア選手権決勝は、世界ランキング13位「アカツキファイブ」（日本代表の愛称）が1点差の … ［続きを読む］

地方紙が地域課題解決の核に

カギは当事者報道にあり

　ソリューション・ジャーナリズム（Solutions Journalism＝解決模索型報道）という新しいジャーナリズムの形態が注目されて久し … ［続きを読む］

モスクワ国際バレエで金ダブル受賞の快挙

大川航矢さんと千野円句さんが金、寺田翠さんが銅メダル、ロシアで活躍する日本人

　世界三大バレエコンクールのひとつで、1969年から4年に1度行われているモスクワ国際バレエコンクール。長年ボリショイ・バレエを率いたユーリ … ［続きを読む］

［42］非情の相を、しかと眼をこらして…

7月11日(火)　今週は『報道特集』が、「音楽の日」とかの全局編成で休みになってしまったので(長い番組の歴史のなかで、オリンピックや世界陸上 … ［続きを読む］

「自立性」こそ国際化教育の核

受験エリート官僚を反面教師に、世界に通じる人材を育てよう

　「国際化とは何か」については識者の間で意見が分かれる。文部科学省は、子供の時から英語を聞き、英語をしゃべる訓練をしっかりする必要があると言 … ［続きを読む］

「駄右衛門花御所異聞」は市川海老蔵の集大成

「昔ながらの歌舞伎」を「昔ながらの方法」で、かつ新しく

市川海老蔵・座頭「七月大歌舞伎」で起きた大事件――祖父、十一代目團十郎も果たせなかった「静かなる革命」二代目市川齋入襲名披露　7月の歌舞伎座 … ［続きを読む］

市川海老蔵・座頭「七月大歌舞伎」で起きた大事件

祖父、十一代目團十郎も果たせなかった「静かなる革命」

幸福感に満ちていた舞台　2017年7月3日、歌舞伎座は「七月大歌舞伎」の初日を迎えた。 　私はめったに初日には行かないのだが、この月は「市川 … ［続きを読む］

予想を裏切る感動大作「ハクソー・リッジ」

戦勝国側が描いた映画から伝わる「戦争に勝者はない」

　映画「ハクソー・リッジ」がヒットしている。2017年アカデミー賞の作品賞、監督賞、主演男優賞の3部門で候補、編集賞、録音賞の2部門で受賞し … ［続きを読む］

［7］ウズベキスタン、なんちゃってイスラム

洋装の若い女性、民族衣装の年配女性　サマルカンドの町を歩くと不思議な気がする。14世紀の古いモスクがそそり立ち伝統的な民族衣装を着た年配の女 … ［続きを読む］