お米 の検索結果

［書評］『幻の雑誌が語る戦争』

石川巧著

言葉の端々に宿る思いにふれる　　　これほどまでに情報のデータ化が進み、整理された時代にあって、「戦後の出版文化史に痕跡を残していない幻の雑誌 … ［続きを読む］

［2］自己礼賛とののしり―ツイート大統領の真実

「数字」からトランプ政権1年の実像に迫る

暴露本が物議を醸す　よく1年間、持ちこたえたものだ。　トランプ大統領の就任1年を迎えての実感である。　この時期に合わせてアメリカでも多くの新 … ［続きを読む］

［72］飲んでる暇があったら…

2月6日(火)　朝、プールに行ってゆっくりと泳ぐ。このところストレスがたまっていてよくない。30分以上泳いで体重が70キロを切るくらいが一番 … ［続きを読む］

メディアを目指す若者のための座談会

人が気づかないことを伝えられる　ネット時代は「見せ方」にも工夫を

　メディアを目指す学生に向けて、第一線で活躍する30代の4人の座談会を企画しました。石戸諭さんはネットニュースBuzzFeed Japanの … ［続きを読む］

記者17年目の「ルポ トランプ王国」

「数％の時間」積み重ねた私の手法

　つけっぱなしにしているニューヨーク支局のテレビから彼のだみ声が聞こえてくる。　「私は本当に頭がよく、金持ちだ」「東京で最後に（アメリカ車） … ［続きを読む］

江戸時代再考

近代化を目指した江戸幕府の老中たち　一般的には日本歴史の分析では明治維新で日本が大きく変化し、「近代化」への歩みを始めたとされている。そして … ［続きを読む］

グルコサミンは効かない

「機能性表示食品」の届け出が相次いで取り下げられている

　膝の痛みで悩む人は多いが、グルコサミンは経口で効果がある健康食品として欧米でも日本でも人気がある。ところが医学の世界では、多くの研究結果が … ［続きを読む］

「何の役に立つの？」基礎研究者が直面する現実

性急な成果を求められ、非正規雇用が増えて、博士課程進学者が先細る

著名な宇宙研究機関も予算や企業寄付の獲得に苦労する　宇宙の始まりであるビッグバン。東京大学のカブリ数物連携宇宙研究機構は、その謎に挑戦する世 … ［続きを読む］

[3]2度目の決算延期　繰り返された小田原評定

 　だらだらと時間ばかり過ぎ、なかなか結論の出ない会議のことを、戦国の故事にならって「小田原評定」という。東芝が決算発表の延期を繰 … ［続きを読む］

日本の数学魔術師アキヤマ、ドミニカ共和国に現る

プロジェクト活動報告書から知る反響の大きさ、地道な国際貢献の意義

　ドミニカ共和国の数学教育支援プロジェクトの活動報告書を、東京理科大理数教育研究センターの秋山仁教授と山口康之さんがいち早く昨年末に刊行した … ［続きを読む］

［書評］『戦前日本のポピュリズム』

筒井清忠著

「政党批判」と「天皇シンボル」の存在　　　ポピュリズムの主要な内実は、日本語で言えば、劇場型大衆動員政治である。その意味で、ポピュリズムは何 … ［続きを読む］

共感を通した支援、連帯を示した#MeToo運動

ツイッターで拡散したセクハラの告発、日本では少ない当事者の訴え

  全世界的に広がった「#MeToo」運動は、2017年10月5日、米ニューヨーク・タイムズ紙に、米映画界の重鎮でハリウッドの大物 … ［続きを読む］

［71］最も誠実な市長が最も残酷な形で…

1月30日(火)　校庭に米軍ヘリから窓が落下した普天間第二小学校へと取材に赴く。以前ならば、学校側も報道陣の取材を受け容れていたのだが、現在 … ［続きを読む］

汚されたまま返還される米軍基地

汚染者負担原則の適用が不可欠

　昨年10月26日の「脅かされる沖縄県民の命の水」で報じた通り、沖縄県民の飲み水の安全は米軍の活動によって大きく脅かされている。そこで報じた … ［続きを読む］

辺野古を含む沖縄の基地問題をいかに解決するか

「9条＝安保体制」をどう克服するかというレベルでの議論を深めていく時だ

議論を前に進めるために　去る2月4日に沖縄県名護市の市長選挙が行われ、政府・与党の支援する前市議の渡具知武豊が現職の稲嶺進を破り当選した。こ … ［続きを読む］

民主主義の危機が露呈した沖縄県名護市長選

沖縄の苦難の歴史をわが身に置き換えて真摯に学べば本土との溝を埋める第一歩になる

名護市民の疲れと諦め、国策の重圧　全国や米国の注目を集めた名護市長選挙は、辺野古移設反対の現市長を破って自公推薦の新人、渡具知候補が勝利を収 … ［続きを読む］

ゲイを公言したリッポンが米副大統領を「拒否」

「ゲイを病気だと思っている人間に会いに行きたいとは思わない」

　平昌オリンピックの開会式に出席する直前に、来日を果たしたマイク・ペンス副大統領。日米首脳会談をこなし、北朝鮮の牽制のため日米韓の連帯強化を … ［続きを読む］

［2］ザ・ピーナッツ――なぜ人々は惹かれたか

「シャボン玉」とキャラクター　ピーナッツが、60年代初頭の基本路線として選んだのは、洋楽のカヴァー・ソングだった。「可愛い花」に続く2枚目の … ［続きを読む］

人道支援の現場で薄れゆく日本の存在感　

背景に政府の過剰な安全管理。現場にとどまるためのＮＧＯ独自の取り組みとは

高まる緊急人道支援のニーズ　世界各地で緊急・人道支援に対するニーズが高まっている。　地震、台風・サイクロン、水害、干ばつなど、大規模な自然災 … ［続きを読む］

「産経新聞vs沖縄２紙」という両論併記を超えて

日本全国のメディアは、今こそ「ファクトチェック」を

　事の発端は2017年12月1日だった。沖縄県の沖縄自動車道を走行中の米海兵隊曹長の男性が、意識不明の重体となる人身事故が起きた。　この事故 … ［続きを読む］

終末時計が示す「人類滅亡まで2分」の意味

トランプ政権の核兵器政策と、北朝鮮ミサイル実験、そして核兵器禁止条約

　米科学雑誌「ブレティン・オブ・アトミック・サイエンティスト」は、2018年1月25日、最新の「終末時計」を発表した。午前零時の地球の滅亡ま … ［続きを読む］

［30］なんと検察から！　韓国の#Me Too

広がる運動、緊張する政界財界マスコミ業界

現職の女性検事が自身のセクハラ被害を暴露　平昌冬季オリンピック開幕まで残りわずか、そろそろメディアも五輪一色に、と思うのだが、なかなかそこに … ［続きを読む］

続・浜田雅功「黒塗りメイク」論争を再考する

「イエローフェイス」の白人タレントを日本人は笑えるか

吊り目、ほそ眉、出っ歯の「お手軽」東洋人メイク　「イエローフェイス」とは、前稿で述べた「ブラックフェイス」同様、単に「黄色い顔」あるいは「黄 … ［続きを読む］

仮想通貨の巨額流出問題で、金融庁が強権発動

「仮想通貨バブル」崩壊ののろし？　マウントゴックス事件の教訓生きず

激震が走った金融庁　仮想通貨取引所大手のコインチェック社から仮想通貨(NEM)5億2300万XEM(約580億円に相当)が外部流出した問題で … ［続きを読む］

日本版「司法取引」制度化を目前にゼネコン談合捜査でその予行演習か

ゼネコン談合捜査で司法取引の予行演習？　今年6月から施行される予定の司法取引。東京地検特捜部と公正取引委員会が捜査、調査中のリニア中央新幹線 … ［続きを読む］

［69］みんな、みんな、先に逝く

1月16日(火)　午前中、局で「報道特集」の定例会議のあと、「調査情報」誌の新担当編集者との顔合わせ。Kさん。3代目の担当編集者ということに … ［続きを読む］

追悼・西部邁――保守論客の「光」と「影」

誰でも「保守主義者」と称する「インフレーション」の時代に

　西部邁が逝去した。西部の逝去を伝える訃報記事は軒並み、彼を「保守論壇の重鎮」といった言葉で紹介している。筆者もまた、以前は保守論壇の先々を … ［続きを読む］

危ない！トランプ氏の誘いに乗るな

TPPで圧倒的に立場が弱いのはアメリカ。日本は御用聞きをすべきではない

トランプ氏の真意　アメリカのトランプ大統領は25日、CNBCテレビのインタビューで、昨年離脱した環太平洋連携協定(TPP)について、「もっと … ［続きを読む］

プーチン大統領が挑む「最終決戦」のゆくえ

「大国」ロシアは復活するか？ロシア型「主権民主主義」は可能か？そして後継者は？

「大統領選はプーチン氏に投票」75％　2001年にプーチン政権が成立してから、今年で18年目を迎える。その間、メドヴェージェフ政権（2008 … ［続きを読む］

イタリアでは、米軍基地の管理権はイタリアにある

主権を放棄した日米地位協定こそ、沖縄の苦難の元凶だ

　下の写真を見て欲しい。2018年1月14日付けの琉球新報一面トップの記事である。見出しは「イタリア爆音なき夜」だ 　記事は「北イタリアにあ … ［続きを読む］