孤独 の検索結果

首脳の交代で国際社会に変化の波

問われる危機吸収メカニズムの真贋

　21世紀になって16年が経過し、いよいよ、20世紀の政治が過去のものとなりつつある。それは、「戦争の世紀」を象徴するあの二つの大戦の戦禍か … ［続きを読む］

南米のすすめ　やらない後悔よりもやる後悔を

南米のすすめやらない後悔よりもやる後悔をアンダーソン・毛利・友常法律事務所岩崎 大　2013年7月上旬より、2年間の米国カリフォルニア州ロサ … ［続きを読む］

映画『この世界の片隅に』片渕須直監督に聞く

空を見上げて生きる普通の暮らしの愛おしさ

逆境から奇跡的大ヒットを達成　長編アニメーション映画『この世界の片隅に』の大ヒットが続いている。こうの史代氏による同名漫画をベテランの片渕須 … ［続きを読む］

［書評］『読書と日本人』

津野海太郎著

日本人はどういうふうに本を読んできたのか　　書名に惹かれて読んでみた。「読書」をテーマにした本は多いが、ほとんどが読書術や読書論など方法や技 … ［続きを読む］

［書評］『セカンドハンドの時代』

スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ著　松本妙子訳

魂の声が国を超えるとき　ベラルーシのジャーナリスト、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチは、およそ20年の歳月をかけて本書を出版し、2015年 … ［続きを読む］

［書評］『大人に贈る子どもの文学』

猪熊葉子著

3・11以降の鬱屈する精神のストレッチに！　　　東日本大震災とそれに続く原発事故により、私たちは日本列島のどこに住んでいようとも、金持ちも貧 … ［続きを読む］

［書評］『「世界のクロサワ」をプロデュース～』

鈴木義昭著

日本映画史の欠けたピースを埋めた力作　　　『七人の侍』『羅生門』『生きる』。言わずと知れた黒澤明監督の名作だ。こちらはどうだろう。『セックス … ［続きを読む］

［書評］『山谷　ヤマの男』

多田裕美子著

ドヤ街に生きる男たちの肖像　　　東京の台東区と荒川区にまたがる日雇い労働者の街、山谷(さんや)。簡易宿泊所(ドヤ)が軒を連ね、大阪の釜ヶ崎、 … ［続きを読む］

[４]意見交換のネットワークが「公共圏」

脱「私生活主義」の動きが確実に出てきている

注）この立憲デモクラシー講座の原稿は、３月１８日に早稲田大学で行われたものをベースに、講演者が加筆修正したものです。立憲デモクラシーの会ホー … ［続きを読む］

日本はイラク戦争検証を議論せよ

リアリストからの提言ー同盟外交のジレンマに正面から立ち向かえ

自己批判を正々堂々と行う大切さを学ぼう　この7月、英政府独立調査委員会が2003年のイラク戦争へのイギリスの参戦の経緯に関する報告書を公開し … ［続きを読む］

［書評］『漱石とホームズのロンドン』

多胡吉郎著

大都市の孤独が鍛え上げた洞察力　　　一気に読んでしまう面白さだ。 　書名からは一見、底の知れた取り合わせに思える。　気の早い漱石好きなら、『 … ［続きを読む］

没後３０年、「単独者」鮎川信夫の肖像（下）

生涯にわたる自己処罰者として

　私が神奈川近代文学館を訪れた7月2日には、「鮎川信夫という謎――詩と生のあり方」と題された樋口良澄の講演があった。 　樋口は話の冒頭、鮎川 … ［続きを読む］

性犯罪の厳罰化は、被害者と加害者の断絶を広げる

強姦罪・強制わいせつ罪の「非親告罪化」と法定刑の引き上げを考える

　性犯罪の厳罰化に向けた刑法改正の議論が、昨年(2015年)秋から法制審議会で行われてきた。6月16日にまとまった性犯罪部会の答申案によれば … ［続きを読む］

都市と都市の連携で「核なき世界」実現を（下）

秋葉忠利・前広島市長インタビュー

都市と都市の連携で「核なき世界」実現を（上）都市と都市の連携で「核なき世界」実現を（中）――秋葉さんには、都市と都市の連携で国の政策を変えて … ［続きを読む］

指原莉乃がＡＫＢ総選挙で圧倒的１位になった理由

さっしーは、「真田丸」の豊臣秀吉＝小日向文世だ！

人気もあるが、アンチも多い指原莉乃　AKB選抜総選挙で1位になった指原莉乃について考える。　もう世間はAKB選抜総選挙のことなんか忘れ果てて … ［続きを読む］

カンヌ国際映画祭に３１年ぶりに参加して（中）

受賞結果にブーイング。審査員が選んだのは従来型の映画ばかり

　今年のカンヌほど、受賞式の最中に記者室から大きなブーイングが出たことはない、と複数の常連記者は私に語った。確かに受賞結果発表後の、フランス … ［続きを読む］

「マタニティマークはいやだ」現象を考える（中）

「産もう！」／「働こう！」の号令に翻弄される子育て世代

　マタニティマークに対する社会的反発があることについて、「マタニティマークはいやだ」現象と勝手に名づけてみた。類似の事柄として、「ベビーカー … ［続きを読む］

触覚の知性、体感の快楽

情報社会だからこそ注目される皮膚感覚

　触れる、触れられる。なでる、 感じる。引っかく、つねる、たたかれる。吸う、なめる、かじる、かむ。・・・このように並べだけで、様々な連想が起 … ［続きを読む］

対「全学連」の右派学生組織がルーツ

宗政一体の運動で「改憲」に王手寸前

　筆者は、2015年2月、扶桑社系WEBメディア『ハーバービジネスオンライン』（http://hbol.jp）で、安倍政権の背後に蠢うごめく … ［続きを読む］

誤解に満ちた〈沖縄の神話〉と反沖縄の土壌

本土の人間は沖縄の何を見てきたのか

新垣毅　「『琉球新報には貸さない』と大家に断られて――はびこる排外主義と『真の愛国者』（WEBRONZA）　なぜだか最近、繰り返し聴いてしま … ［続きを読む］

「心のケア」への違和感――熊本地震をめぐって

被災者の虚無感に付き添うということ

　熊本県などでの一連の地震による被災地住民の避難所生活は長期化し、住民の心身のストレス悪化が心配される。20年前の阪神淡路大震災以降、被災者 … ［続きを読む］

「帝国の慰安婦」が問いかけるもの　下

加害者としての日本の帝国主義が日本社会に共有される認識を

　夏目漱石がロンドン留学を命じられたのは１９００年（明治３３年）のことだ。翌年１月にロンドンに到着早々の漱石はビクトリア女王の葬列をロンドン … ［続きを読む］

[４]　新しい市民運動のめばえ

国会前に駆けつけた女性、若者、憲法学者たち

注）この立憲デモクラシー講座の原稿は、1月8日に早稲田大学で行われたものをベースに、講演者が加筆修正したものです。立憲デモクラシーの会ホーム … ［続きを読む］

赤ちゃんと市民と老人

松田道雄さんの3冊の本から学ぶ

1. 「育児の百科」から　小児科医で在野の思想家と呼ばれた松田道雄さんは1908年生まれ。1998年に京都の自宅で亡くなった。今生きておられ … ［続きを読む］

［2］「忘却の穴」に落とされるな！

他者との具体的な交わりの中にこそ自由がある

「民主主義をつくる」は、①巻頭論文＋②「自由って何だ？　ＳＥＡＬＤｓとの対話」（4回）＋③五百旗頭真・熊本県立大理事長インタビュー（3回）の … ［続きを読む］

［1］「私」という一人称で共に語ろう

誰かに任せていても仕方がない。自分で声を上げるのが民主主義

「民主主義をつくる」は、①巻頭論文＋②「自由って何だ？　ＳＥＡＬＤｓとの対話」（4回）＋③五百旗頭真・熊本県立大理事長インタビュー（3回）の … ［続きを読む］

［書評］『ドキュメント　死刑に直面する人たち』

佐藤大介著

人が人を殺す権利はあるのだろうか　　　2016年3月現在、日本には128名の確定死刑囚がいる。彼らは死刑執行施設のある、札幌、仙台、東京、名 … ［続きを読む］

監査役協会会長に聞く　日本の企業統治はどう変わるか

　日本企業の企業統治システムが大きく変わりつつある。スチュワードシップとコーポレートガバナンスの二つのコードの導入により、取締役会が変革を求 … ［続きを読む］

放置される子供の貧困（下）

負の連鎖を絶つため、ひとり親世帯の住宅支援、返済しなくていい奨学金は実現を

「1人の人間」として自立するために　ひとり親世帯の貧困率は54.6％で、先進20カ国の中でこれも最悪だ。しかも8割の世帯は働いているのにもか … ［続きを読む］

福島の健康問題は放射線より糖尿病

データと医療知識を冷静に報道せよ

　東日本大震災および東京電力福島第一原発事故から5年になろうとする今、住民の健康に影響を与えているのは、医学的には結局のところ放射線ではない … ［続きを読む］