長崎 の検索結果

［57］誠実なルポライターのかけがえのなさ

伊藤詩織氏の記者会見へ10月24日(火)　午前、所用で局の定例会議欠席。立憲民主党の枝野幸男代表へのインタビュー準備。「調査情報」の最終校正 … ［続きを読む］

日本の核外交を転換する絶好の機会が訪れた

核兵器廃絶国際キャンペーン（ICAN）がノーベル平和賞を受賞する意義

　2017年のノーベル平和賞は「核兵器廃絶国際キャンペーン（ICAN）」が受賞した。ノーベル委員会によるその授賞理由は「核兵器の利用がもたら … ［続きを読む］

学校だけに頼った社会制度が生む「生きづらさ」

子どもたちの自殺を防ぐために、本人の「困り感」に寄り添った支援を

注目を集めた「９月１日問題」 　今年ほど「9月1日の子ども自殺」に注意喚起された年はありませんでした。　私が編集長を務めている『不登校新聞』 … ［続きを読む］

日本から｢ノーベル賞｣は出なくなる?!

求められる大学の｢グローバル化｣

受賞者の多くが「ノーベル賞は出なくなる｣と懸念 　先週からノーベル賞の発表が続いた。今年は文学賞に長崎生まれのカズオ･イシグロ氏が選ばれた。 … ［続きを読む］

ノーベル文学賞の幸福と不幸

カズオ・イシグロが与えてくれる至高の読書体験をかみしめる

　ノーベル文学賞に選ばれ、ロンドンの自宅から出てきたカズオ・イシグロ（62）の姿を、10月５日深夜のＴＶニュースが映していた。黒いシャツと黒 … ［続きを読む］

［52］もりかけ出前出演と人寄せパンダ

9月19日(火)　午前中、局で定例会議。解散・総選挙をめぐっての特集とすべきと力説する。この大義なき解散は、いくら何でもひどすぎる。だが、関 … ［続きを読む］

平和賞は核廃絶運動関連と予想する

日本の被爆者団体がついに受賞か？

　今年のWEBRONZAのノーベル賞予想は、科学３賞にとどまらず平和賞にもウィングを広げてみたい。核兵器禁止条約が７月に採択されたことを受け … ［続きを読む］

北朝鮮の核の脅威への対応で肝心なこと

６回目の核実験強行は「核抑止力」の無力を示すことに気づこう

　北朝鮮（朝鮮民主主義人民共和国）は2017年9月3日に6回目の核実験を行い、「大陸間弾道ミサイル（ICBM）搭載のための水爆実験に完全成功 … ［続きを読む］

東京裁判史観を乗り越える

東京裁判は法的な意味での裁判ではなかった　1945年8月は広島・長崎に原爆が投下され、長崎被爆から6日後の8月15日終戦を迎えた。そんな経緯 … ［続きを読む］

［46］木綿のハンカチーフ／恋のハレルヤ

モスルへ――最も過酷で無残な風景8月8日(火)　朝3時起床。ホテルを6時半に出る。時差ボケどころではない。今日は非常に大事な取材の日だ。どう … ［続きを読む］

フリーゲージトレインは本当に必要なのか？

メリットよりも、多くの課題を抱える“扱いにくい車両”

　九州新幹線長崎ルートは、当初フリーゲージトレイン(軌間可変電車)を実用化させる計画をたてていたが、技術的な問題で開発を断念した。果たして、 … ［続きを読む］

低線量放射線の健康影響に関する迷信

不十分だった専門家の説明、刷り込み続けられる遺伝的影響への恐怖

　筆者は、現役時代、医療機関や研究機関で長らく放射線防護に携わり、福島第一原子力発電所の事故を機会に、被災地の方々に何度も放射線の健康影響に … ［続きを読む］

核兵器禁止条約は大きな前進だが、これからが重要

被爆国の日本は失墜したリーダーシップの回復を目指せ

　2017年7月7日は、核兵器廃絶を願うすべての人々にとって、歓迎すべき歴史的な1日となった。国連で核兵器禁止条約が採択されたのだ。長崎大核 … ［続きを読む］

片渕監督講義『この世界の片隅に』暮らしと戦争1

「昭和１８年秋まで女性はスカートを履いていた」

　昨年(2016年)最も高い評価を獲得し、あらゆる賞を総ナメにしたアニメーション映画の金字塔『この世界の片隅に』。11月12日の小規模公開か … ［続きを読む］

「音読」の習慣化を提唱する山口謠司さんに聞く

「政治家の皆さんも音読をしていれば、こんな恥を晒すことはなかった」

言葉を軽んじる者は民主主義を軽んじる　言葉がこれほど空疎になった時代はあっただろうか。　「そもそも」には「基本的な」という意味がある、という … ［続きを読む］

核抑止に替わる、平和維持のメカニズム構築を

「核兵器禁止条約」採択、これからが日本の出番だ

　広島・長崎への原爆投下から72年の年月が経とうとしている。あれだけ非人道的な兵器でありながら、核兵器はこれまで、国際条約で禁止されてこなか … ［続きを読む］

チバニアンのかげに先人の偉業

地磁気逆転現象の発見に貢献した日本人

　地球の歴史の年代表に日本の地名が刻まれる期待が高まっている。千葉県市原市の地層が「国際標準模式地」の候補として国際地質科学連合に申請された … ［続きを読む］

今日を精いっぱい享受し、余裕を持って一日を送る

かつて世界の海を制覇した国　今日よりよい明日はないというのはポルトガルの言葉だという。　衆知のように、ポルトガルは15世紀から16世紀にかけ … ［続きを読む］

少子社会の処方箋

子どもを社会全体で支えることが必要だ

世界一の少子化国｢日本｣ 　今年も｢こどもの日｣にちなんで、総務省統計局が統計トピックス『我が国のこどもの数』を公表した。2017年４月１日 … ［続きを読む］

［書評］『写真民俗学』

芳賀日出男著

95歳の写真家による驚嘆の比較伝承文化論だ！　　　旧満州の大連で生まれ、小学生のときに自分のカメラを買ってもらって写真を撮り始めてから90年 … ［続きを読む］

マルタ島になぜ日本海軍の戦没者墓地？

第１次世界大戦でドイツなどと戦った地中海の戦闘から100年

　今年は旧日本海軍の艦隊が地中海に派遣され、英国の同盟国としてドイツなどを相手に戦ってから100年に当たる。英国の輸送船などを護衛する任務を … ［続きを読む］

［1］幼稚園の教育勅語暗唱は戦前でも異様だった

愛国幼稚園報道のインパクト　「あんた見た？　あの幼稚園のテレビ」　「見た見た。あれは子どもがかわいそうだわよ」　「ホント昔みたいでヤだねえ」 … ［続きを読む］

[3]効率最優先のトランプ氏の行動はAI的だ

人工知能のように、人間の倫理や常識を無視し、集票の最大化のために動く

憲法学者・木村草太VS作家・新城カズマ（司会は松本一弥・朝日新聞WEBRONZA編集長）この対談は、2月19日に東京・下北沢の本屋B＆Bで行 … ［続きを読む］

深刻化する甲状腺がんの多発

許されぬ政府の帰還政策

　福島原発事故から7年目になろうとしているが、事故現場は相変わらず不安定で大きな危険性をはらんでおり、避難した住民をその近くに戻そうとするの … ［続きを読む］

［18］無知はちからである

確実に衝突が…1月24日(火)　朝、CNNを見ていたら、何とトランプ大統領が、ダコタ・アクセス・パイプライン(Dakota A … ［続きを読む］

［6］１９７０大阪万博――未来都市の貌

　万博会場が、未来都市のイメージをかたどるものであったことは重要である。会場基本計画のコンセプトである「未来都市のコアのモデル」は、基本調査 … ［続きを読む］

慰霊を装った真珠湾の政治利用は許されない

真珠湾奇襲と原爆投下の歴史的事実の解明が日米の国民的和解につながる

　安倍首相がオバマ大統領と共にハワイの真珠湾を日本の首相として初めて訪問し、７５年前の日本の奇襲攻撃の犠牲者の霊に献花するというニュースが、 … ［続きを読む］

非核保有国と国際ＮＰＯを主役に核廃絶を目指せ

まず「核兵器先制使用・威嚇禁止条約」の成立を

　広島と長崎に核兵器が落とされ、多くの人が「生き地獄」を経験したのは70余年前のことだ。日本は核兵器を許さないという決意と平和への思いを固め … ［続きを読む］

現実的・実効的な核軍縮の基盤形成が喫緊の課題だ

核兵器の法的禁止と日本の対応をめぐって

多国間核軍縮交渉の前進を求める「Ｌ41」の採択　2016年の国連総会第一委員会で最も注目された決議案は、オーストリアやメキシコなど34カ国が … ［続きを読む］

批判にひるまず自らの主張を貫いた長瀧重信さん

放射線の健康影響問題をライフワークとし、戦い続ける最中に急逝

　長瀧重信さんが１１月１２日に急逝した。来客に備えて自宅で身支度しているときに急に椅子に倒れ込み、救急搬送したものの胸部動脈瘤破裂のため帰ら … ［続きを読む］