共感 の検索結果

キスシーンを後半まで引っ張れば、月９は再生する

『逃げ恥』や過去の月９『ロングバケーション』『ＨＥＲＯ』に学ぶこと

　「月9」(月曜9時のフジテレビ系ドラマ)関連のニュースを見ると、最低視聴率を更新したというものや、低迷について書かれた記事がどんどん出てく … ［続きを読む］

［書評］『安倍三代』

青木理著

言ってはいけなかった真実　　　特定秘密保護法や、安全保障法制、そして現下の「共謀罪」や憲法改正など、安倍政権の施策、ひいては安倍首相の思想信 … ［続きを読む］

[9] 市町村児童家庭相談窓口と非正規公務員

児童虐待への対応で位置づけが一転、専門職の配置促進が課題

１．虐待のおそれのある家庭を見守るという現場　支援学級に通っていた中学生の女の子は、不登校になった。　その子の両親は、いわゆる「モンスターペ … ［続きを読む］

私がウィメンズ・マーチにノリきれなかった理由

カナダ人として感じた高揚感と周縁化による疎外感のはざまで

　カナダで一番の都市トロントでカナダ人として暮らす私にとって、国境を越えてすぐ南の隣国である超大国アメリカは、常に自分の意識の中に存在する国 … ［続きを読む］

ＮＨＫのＳＴＡＰ検証番組、人権侵害があったのか

「あった」というＢＰＯ勧告、だが「ない」とする少数意見に理がある

　ＳＴＡＰ細胞論文の研究不正問題を検証した「ＮＨＫスペシャル」について、放送倫理・番組向上機構（ＢＰＯ）の放送人権委員会（坂井眞委員長）が「 … ［続きを読む］

科学者の社会的責任と学術会議の役割

「国のための研究」私はこう考える

　２月４日に、日本学術会議主催の学術フォーラム「安全保障と学術の関係：日本学術会議の立場」が行われた。一昨年来議論となっている防衛装備庁の「 … ［続きを読む］

［書評］『村上陽一郎の科学論』

柿原泰加藤茂生川田勝編　村上陽一郎小松美彦野家啓一ほか著

よき「専門性」に欠かせない「アマチュアリズム」という志　　　『専門家は保守的だ』(1964年)という本があった。日本のビート詩人・片桐ユズル … ［続きを読む］

公開討論会が地域社会を変える

地域の将来像を真剣に考える機会、人々の交流も促進

　選挙の前に立候補予定者が政策について議論する公開討論会が企画されるようになった。これは、２０年くらい前に始まったもので、リンカーン・フォー … ［続きを読む］

[3]五木寛之氏と語る―乱世を生き抜く力と知恵

五木寛之VS島薗進VS鎌田東二

※これは、2016年10月29日に上智大学での講演（五木寛之「悲」の力～乱世を生きぬくために）に続く形で行われた、作家の五木寛之氏、上智大学 … ［続きを読む］

［17］トランプ就任式より女性大行進がニュース

虫の目に徹して起きたことを記す

1月17日(火)　朝から雨が降っている。テネシー州マーフリーズボロからワシントンDCへの移動。Iさんの風邪が心配だ。テレビ報道のチームの海外 … ［続きを読む］

[1]五木寛之氏と語る―乱世を生き抜く力と知恵

五木寛之VS島薗進VS鎌田東二

※これは、2016年10月29日に上智大学での講演（五木寛之「悲」の力～乱世を生きぬくために）に続く形で行われた、作家の五木寛之氏、上智大学 … ［続きを読む］

【１】もう一度、「大人の貧困」の話をしよう！

　現代の日本社会は、貧困の拡大に歯止めがかからない状況に陥っている。　国民生活基礎調査によると、2012年段階での相対的貧困率は、全体で16 … ［続きを読む］

内部通報制度「機能不全」東芝、化血研、福山通運……整備義務を法定へ

　組織の不正に関する現場の声を受け付けて自浄に生かそうとする企業の内部通報制度について「十分に機能していない」と指摘される事例が相次いでいる … ［続きを読む］

[14]この憎しみの根源にあるものは何か？

イラクのクルド人自治区へ12月26日(月)　成田からイスタンブールへ。トルコ航空のエコノミー席はすごく狭い。幸い隣席1席が空いていたが、それ … ［続きを読む］

天皇のメッセージをないがしろにしていいのか？

その核心を否定しつつある有識者会議と政府

メッセージの核心を法律で否定しようとする政府　昨年(2016年)3回のヒアリングが終了し、天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議は議論の取 … ［続きを読む］

美術館で医師教育をする意義

医療機器の発達で見過ごされる「医師の本当のスキル」をつけさせるハーバード大の試み

　いつのまにか集中治療室にある患者管理用モニターは、その場にいなくてもiPadで受信できるようになった。レントゲンなどの画像情報はデジタル化 … ［続きを読む］

格差と復讐の物語を描く『ニンジャスレイヤー』

怒り、恨み、哀しみ……人間の根本的な感情を書く文学

デフォルメ化された格差社会で　「ツイッター翻訳小説『ニンジャスレイヤー』の挑戦――独特の言語世界と特異なメディア展開」で書いたように、コミカ … ［続きを読む］

［２０１６年　本　ベスト５］　民主主義！

「お任せ民主主義」を超えて

「言論のアリーナ」としての書店　今年6月、人文書院から『書店と民主主義――言論のアリーナのために』を上梓させていただいた。人文書院のHPの連 … ［続きを読む］

新聞は世論調査政治に棹さすな

ふつうの人びとに真摯に向き合え

　今年7月27日、私は朝日新聞社で開かれた第一回「あすへの報道審議会」にゲストコメンテーターとして招かれ、「参院選報道」について報告した。朝 … ［続きを読む］

必見！　『ヨーロッパ一九五一年』（下）

＜時間イメージ論＞補足、バザンの批評再説など

『東京物語』など後期の小津安二郎から　ドゥルーズの<時間イメージ>という概念は、『ヨーロッパ一九五一年』のような、ヒロインが中盤 … ［続きを読む］

小柴さん設立の平成基礎科学財団が解散へ

定着しなかった「一人一円運動＝地方自治体と基礎科学を結ぶ呼びかけ」

　２００２年にノーベル物理学賞を受けた小柴昌俊さんが設立した平成基礎科学財団が来年３月末で解散する。　基礎科学を多くの人に理解してほしいと一 … ［続きを読む］

［18］「虐殺を告発しても人の心は変わらない」

『関東大震災朝鮮人虐殺の記録』（西崎雅夫編著）の重さ（下）

被害者側の証言が少ない理由　この本『関東大震災朝鮮人虐殺の記録』の特徴の一つは、収められた1100もの証言のうち、被害者側によるものが極めて … ［続きを読む］

［書評］『〆切本』

夏目漱石谷崎潤一郎ほか著

シメキリだけが人生だ　　　本書の前書きにあるとおり、多くの人にとって「締めきり」というものの存在を初めて意識するのは、小学生時分の夏休み最終 … ［続きを読む］

男女格差１１１位！　早退時間で分かる女性の不遇

配偶者控除、賃金差別……遅すぎる改革

　世界経済フォーラムが毎年発表している世界各国のジェンダーギャップ(男女格差)指数。その2016年版の報告が発表されて、145カ国中、日本は … ［続きを読む］

［1］人工知能は死の夢を見るか？

　いささか思わせぶりのタイトルとなっていることをお許しいただきたい。　人工知能（AI）をめぐる議論が過熱している。個人的な述懐を記すと、私は … ［続きを読む］

志布志うなぎ少女ＣＭで見えた差別の根深さ（下）

不適切な市役所の対応と適切な８つの謝罪要素

　前回と前々回に引き続き、うなぎをスクール水着少女で擬人化した鹿児島県志布志市のふるさと納税のCMが大きな批判を受けた問題を取り上げて行きた … ［続きを読む］

認知症の世界を変え、認知症で世界を変える

介護の社会化に向け制度の信頼回復を

　認知症の人と家族の会（以下、「家族の会」）は1980年に産声を上げた。「家族の会」が何を思い、何をしてきたか。そして、今、何を願っているか … ［続きを読む］

社会保障は野党がリードできるテーマ

負担とサービス分かち合う社会めざす

　この春、《保育園落ちた日本死ね！！！》と題した匿名のブログ（注）が世間の注目を集めた。共感する母親たちを中心に保育制度の充実を求める署名の … ［続きを読む］

［書評］『戦争まで』

加藤陽子著

市井に生きる「ほんとうの知性」　本書を読みながら、内容とは直接関係のないさまざまな感想・感慨が頭に去来したのだが、その由って来たるところは主 … ［続きを読む］

『バリバラ』が示した障害者の「笑い」の力

スカッとする「感動ポルノ」批判の先へ

　全身グリーンの河童がこちらを見ている。コメンテーターが話している背後に横たわった河童が映っているのだ。ニコニコしたり、うなずいたり、表情で … ［続きを読む］