悪 の検索結果

防衛産業は情報公開を（下）―― 非効率な装備調達

　前回述べたように、防衛産業は防衛費、ことに装備調達予算の右肩下がりで売り上げが落ち込むだけではなく、法や契約システムの不備によって、大きな … ［続きを読む］

金正恩氏の高笑いが聞こえる――ミサイル迎撃実験の真の目的とは？

　北朝鮮が予告する人工衛星「銀河３号」の打ち上げがカウントダウンに入った。朝鮮中央通信が伝えるように、「農業や天気予報の研究」が目的の人工衛 … ［続きを読む］

【論壇女子部が行く！（２）】　千葉雅也（下）―― まっとうであることを引き受けすぎない

聞き手＝論壇女子部

●人間なんて絶滅してもいい、という哲学――この１０年ぐらいって、たとえば、制度をうまく使うためにどうするかという学問ばかりはやってきたような … ［続きを読む］

【２０１１年・日本映画産業を考える】（４）各映画会社、ビデオ市場の縮小、多すぎる公開本数

●大手三社の動向　前回に引き続き、今回も日本映画界に絞ってその産業動向を見ていこう。　日本映画の興行成績を見ると、そこで目立つのは東宝・東映 … ［続きを読む］

契約金問題、巨人は支払い明細を公開したほうが得策だ　

大坪正則（スポーツ経営学）

　読売ジャイアンツ（巨人）の新人選手高額契約金問題を世界レベル及び「ファンの目線」（サラリーマンの視点）から考える。　問題の記事が朝日新聞か … ［続きを読む］

【ポスト・デジタル革命の才人たち】 松本弦人さんインタビュー：電子書籍サービス「ＢＣＣＫＳ」（ブックス）で、何に挑戦しているんですか？（中）―― 同人誌的な質

聞き手＝服部桂（朝日新聞社ジャーナリスト学校シニア研究員）

――「ＢＣＣＫＳ」（編集部注　「ダ・ヴィンチ」の「電子書籍アワード２０１２」で特別賞を受賞）は、私のような書籍編集の素人でも、このサービスに … ［続きを読む］

巨人は「文化的公共財」であるべきだ

大坪正則（スポーツ経営学）

　読売ジャイアンツ（巨人）のファンは野球ファン全体の約２０％。彼らは３月１５日の朝日新聞の記事をどのような思いで受け止めただろうか。巨人は「 … ［続きを読む］

米国独禁法の域外適用は拡大するのか、米国の議論を読み解く

　米国の独占禁止法で摘発された場合の制裁の重さが日本など外国企業にとって大きな脅威となっている中、米司法省などが、係争中の国際カルテル事件の … ［続きを読む］

中国重慶市書記解任――闘争の終わりか、始まりか

　中国共産党の重慶市委員会トップだった薄熙来書記（６２）が３月１５日、解任された。党政治局員でもある薄氏はこの秋に開かれる第１８回党大会で、 … ［続きを読む］

過度なセシウム新基準から見える消費者団体の問題

山下一仁

　放射性セシウムの安全性の問題の関係者は、摂取する立場としては、消費者、厚生労働省、生産の立場としては、生産者、農林水産省ということになろう … ［続きを読む］

【Journalism ３月号】〈ＮＨＫ、読売新聞、朝日新聞 〉採用・教育担当座談会　大震災で揺れたメディアの採用活動

　朝日新聞が発行するメディア研究誌「Journalism」３月号の特集は「メディア企業の採用と育成」です。今回は巻頭記事の「ＮＨＫ、読売新聞 … ［続きを読む］

【古典ＤＶＤ傑作選（１）】 必見！　スタンバーグの『上海ジェスチャー』

　ウィーン生まれのジョゼフ・フォン・スタンバーグ監督（１８９４－１９６９）は、“光の魔術師”とも呼ばれるように、白黒映像の美しさを極限まで追 … ［続きを読む］

【無料】　ハックティヴィズムと社会運動――情報技術の政治利用は社会を変えるのか？

塚越健司（一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程）

　２０１１年はサイバー攻撃が多く取り上げられた年だった。９月に三菱重工がサイバー攻撃の被害を受けたかと思えば、同１０月には衆議院議員を含む衆 … ［続きを読む］

今後も格下げリスクが残る欧州のソブリン

根本直子

　欧州のソブリン格下げはおおむね想定範囲といえるが、スペイン、イタリアは２ノッチの格下げとなり、同国の銀行の信用収縮や経済の悪化につながるお … ［続きを読む］

なぜ「政治報道」は批判されるのか～大震災・原発事故下の政治報道メディアは何を誤ったのか？～『Journalism』最新号より

　朝日新聞が発行するメディア専門誌『Journalism』最新号（１月号）からお届けします。今日の政治報道のあり方や課題を全国紙、地方紙の当 … ［続きを読む］

少女の夢を奪う「児童婚」――サレハ大統領後のイエメンから

　イエメンの１６歳の少女アフラは言った。　「大学に行って弁護士になりたかったけど、もうだめね。だって赤ちゃんを産むんだもの」　彼女の瞳は夢破 … ［続きを読む］

２０１２年の経済、新聞記者の「悲観論」

　国際機関やシンクタンクのエコノミストたちによると、今年の日本経済は東日本大震災の復興需要が本格化してくるので、成長率が高まってくるそうだ。 … ［続きを読む］

記者失格の１万５０００キロ

辰濃哲郎

　３・１１の東日本大震災が発生して１０日ほど経ったころだった。　震災直後に自家用車で後輩記者とともに現地に赴いた私は、その日、宮城県石巻市内 … ［続きを読む］

防衛産業は緩慢な死を迎える

　防衛費はこの１０年ほど横ばいだ。だが、装備調達費は大きく減じている。１９９０年には１兆７２７億円だった主要装備の調達予算は２０１０年には６ … ［続きを読む］

教師、師走でなくとも走りすぎる

　文部科学省の発表によると、2010年度に全国の公立小中高校の教職員のうち病気による休職者8660人中精神疾患が5407人を占め、全在職者の … ［続きを読む］

超光速【ニコ生】討議（上）ニュートリノがわかる

　アインシュタインの特殊相対論といえば、現代人の世界像の骨格をなす「憲法」のような理論だ。それに背くような観測データが今秋、欧州から届いた。 … ［続きを読む］

ＦＸ（次期戦闘機）機種決定は、政権の命取りにならないか？

　６年に及んだ熱い空中戦は、米ロッキード・マーチン社のステルス戦闘機Ｆ３５の勝利に終わった。数々の問題を指摘されながらも世界最高水準の第５世 … ［続きを読む］

「金正日死去」第一報の軽さと速さと『プルガサリ』

　金正日、亡くなりました。　共産主義国というものの重々しさがなくなったなあと思わされる訃報でした。　いつも１１時半から正午はテレビ朝日のニュ … ［続きを読む］

小沢議員第４回公判　石川知裕議員が供述調書を否定《一問一答詳録》

　資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反（虚偽記載）の罪で起訴された民主党元代表・小沢一郎被告の第４回公判が１１月１日 … ［続きを読む］

「普通のロシア人」が支持するシナリオとは？

佐藤優

　２０１１年１２月４日にロシアで国家院（下院）選挙が行われた。その結果、プーチン首相が党首をつとめる「統一ロシア」の議席は２３８、共産党は９ … ［続きを読む］

【現地報告】ＣＯＰ１７、あっと驚く大成果

　「このアフリカを京都議定書の墓場にさせない」。ＣＯＰ１７は、初日、アフリカ代表であるコンゴ民主共和国代表によるこの発言から始まった。会議は … ［続きを読む］

トヨタ神話が崩れるとき

木代泰之

　トヨタの経営の変調が続いている。今期中間決算では先の3月期決算に続いて自動車販売が振るわず、本業の営業損益は大幅赤字になった。販売台数がト … ［続きを読む］

退屈な破滅――ギャンブル大王の巨大な滑り台

　ギャンブルで勝った話は、使えないビジネス本にしかならないが、負けた話はしばしば文学として語られてきた。　ドストエフスキーの『賭博者』、織田 … ［続きを読む］

宇宙に行くと人間は……

　ソフトバンクのＣＭで、宇宙帰りの古川さんが「宇宙に最初に行ったのは犬」だとニコニコしながら犬に向かって言っている。しかしこれはニコニコして … ［続きを読む］

オリンパス：ウッドフォード社長解任を発表した10月14日の記者会見の一問一答

　マイケル・ウッドフォード社長の解任を発表するために１０月１４日に開かれたオリンパスの記者会見では、菊川剛・会長兼社長が中央に座り、その右に … ［続きを読む］