長崎 の検索結果

「地方消滅」、目の前の現実を直視せよ

　２０１１年２６万人、２０１２年２８万人、２０１３年２２万人。日本の直近３年の人口減少数だ（総務省人口推計）。２０万人を超えている。　人口２ … ［続きを読む］

［16］第４章「舞い降りたバリケード（３）」

私自身のための闘争

　当時の後期中等教育の政策に触れたが、文部省がなんと言おうと、高校生の最大の関心事は大学受験だった。　私たちは、最高学府の学歴が、豊かで安定 … ［続きを読む］

［8］「準極右的体制変革」による「戦前化」と平和祈念日

「戦後」の国民的な平和祈念日　「戦後」日本にとって、原爆記念日と終戦記念日は特別な日である。　１９８２年の「閣議決定」により、終戦記念日は「 … ［続きを読む］

亡国への愛国心と憎しみ無き世界への祈り

　「愛国心だけでは不十分だ。私は私の心の中に一切、憎しみを抱いてはいけない」。イギリス人看護師、イーディス・キャヴェル（1865～1915） … ［続きを読む］

元検事総長の捜査資料をもとに元総長に代わって本を執筆

（７）灰色高官、乱打と誤報、三木内閣、コーチャンインタビュー

　ロッキード事件、リクルート事件など戦後日本を画する大事件を摘発し、「特捜検察のエース」と呼ばれた吉永祐介元検事総長が亡くなって１年が経った … ［続きを読む］

表現の自由を萎縮させる効果もたらした「美味しんぼ騒動」

　ひょっとするとこの号（『Journalism』７月号）が出るころには、「美味しんぼ騒動」なるものの賞味期限も切れているかもしれない。それく … ［続きを読む］

米海兵隊そっくり、日本版「海兵隊」の猛訓練をみる

　ウエットスーツやフィンを身に着け、高速ボートに乗って完全武装で敵地に潜入する――。 　まるでアクション映画のひとコマのようだが、陸上自衛隊 … ［続きを読む］

３年たっても変わらない放射能をめぐる二分された風景

　相変わらずだなと思った――。やや旧聞となったが先日、世間を騒がせた、いわゆる「美味しんぼ騒動」についての感想である。　詳細は省くが、週刊漫 … ［続きを読む］

［34］日本には、日本の道がある・・・自主防衛論はどこに？

　安倍政権が、集団的自衛権の行使を、日本国憲法の改定をともなわず、行政権を代表するに過ぎない内閣が、憲法解釈を変更するだけで可能にしようとの … ［続きを読む］

［17］守りたい「省益」

「不可抗力」というウソ 　今年３月２７日、東京の衆議院議員会館で行われた農水省交渉でも、前出の農地資源課の瀧戸淑章（たきど・としあき）課長（ … ［続きを読む］

［16］作られた「訴訟合戦の泥沼」

　５年間の排水門の開放を命じた福岡高裁判決が２０１０年１２月に確定して以来、勝訴した「債権者」である漁民側は、敗訴した「債務者」である国（農 … ［続きを読む］

［15］困った「フリ」

はいあがろうとする漁民を踏み落とす農水省　２０１３年１２月２１日、諫早市内で農水省が期限までに開門しなかったことに対する抗議集会が開かれ、漁 … ［続きを読む］

循環型社会の構築は都道府県主導で実現を図れ

　「ひと山ふた山み山越え……」と炭坑節に歌われる福岡県の筑豊は香春岳のふもとに広がる田川地区で、ごみ焼却施設の建 … ［続きを読む］

［14］農水省の「シナリオ」

骨抜きにされた開門調査　菅直人元首相が福岡高裁判決を確定させてしまった（２０１０年）ので、農水省は今度こそ開門せざるをえなくなった。　ところ … ［続きを読む］

グローバル戦略と女性活用――採用担当者は何を求められているのか？

　「景気は良いですか、それとも悪いですか」――。　先日、勤務する長崎の大学の授業で学生に挙手を求めると、９割近くが「景気は悪い」を支持した。 … ［続きを読む］

コスト管理、顧客動向・・・消費税１０％をにらむ賢い経営とは

　長崎県の地理的距離は、首都圏より韓国や中国に近い。かつて唐船のほか、スペインやポルトガル、オランダの船が長崎、対馬、平戸など九州に寄港し、 … ［続きを読む］

［13］官僚独裁

失敗を認めたくない国　諌早湾干拓の排水門が開門されるはずだった２０１３年１２月２０日、雲仙普賢岳がうっすらと雪化粧をし、寒風吹きすさぶ諫早湾 … ［続きを読む］

［12］壊された法制度

　この連載第１回（２０１２年８月１０日）で書いた「国が確定判決を履行しない」懸念が、ついに現実になってしまった。　有明海の不漁は、農林水産省 … ［続きを読む］

［11］激減した底生動物

　２０１３年の有明海奥部のヨコエビやゴカイなどの底生動物の平均生息密度が、１９９７年４月の諌早湾の閉め切り以後、最低を記録した。諫早湾保全生 … ［続きを読む］

報道ステーション「子どもの甲状腺がんと原発事故」で気になった不誠実さ

　テレビ朝日の報道ステーションは３月１１日に「子どもの甲状腺がんと原発事故」を特集した。「よくぞ報道した」という称賛と「危機感を過剰にあおっ … ［続きを読む］

投下６年後に出版された『原子爆弾の医学的影響』がネットで無料入手可能に＜下＞

被爆者と被曝者、ヒバクシャ　現在、原爆による死亡者は、広島・長崎を合わせて21万人、一方東京大空襲の死亡者は10万人とされています。両者とも … ［続きを読む］

投下６年後に出版された『原子爆弾の医学的影響』がネットで無料入手可能に＜上＞

無料でダウンロードできるようになった　1951年にアメリカで出版された『原子爆弾の医学的影響（MEDICAL EFFECTS OF ATOM … ［続きを読む］

虎の門病院で薬の過量投与で患者死亡、薬剤師の責任

　医師が出した処方箋（せん）の内容をチェックし、薬が正しく使われているか目を光らせるのが、薬剤師の仕事である。薬剤師法２４条は「薬剤師は、処 … ［続きを読む］

地方の学生を忘れるな―首都圏就活の負担は１人１００万円超も

　１２月に入り、２０１５年３月卒業予定の学生・大学院生を対象とする民間企業の採用活動がスタートした。　すでに各大学就職課（キャリアセンター） … ［続きを読む］

消費者は返金を求め緊張関係を―食材偽装をなくすためにできること―

 　「中国産は危険で、日本産なら安全と言えるのだろうか」――。今年５月１３日、学生たちと調味料メーカーで上場企業のアリアケジャパン … ［続きを読む］

ストーカーの横行を許さない

　東京都三鷹市で１０月、１８歳の女子高校生がストーカーに殺されました。ストーカー規制法ができて１３年、法改正もし、警察の対応も積極的になった … ［続きを読む］

『慰安所管理人の日記』公開の裏側

　韓国の書店にいま、実に興味深い内容の、分厚い韓国語の本が並んでいます。　題名は『日本軍慰安所管理人の日記』。第二次世界大戦中にビルマ（現ミ … ［続きを読む］

宮沢りえと古田新太、二人で一つの人格、美輪明宏の器の大きさを表現

　美輪明宏は芸能人として、いや日本人としても特異な存在である。　長崎の遊郭街に育ち、歌手を目指して１５歳で上京。銀座のシャンソン喫茶「銀巴里 … ［続きを読む］

［10］形成逆転　

「人質」にとられたトクタイ　小長井漁協の松永秀則さんたちは、排水門を開けて海水を出し入れさせたい。しかし、それを農水省が拒否するなら、排水は … ［続きを読む］

宮崎駿『風立ちぬ』の近代――戦略爆撃の時代の戦闘機乗り

浅羽通明

　まずひとつ、謎かけをいたしましょう。　映画『風立ちぬ』のラストシーンで、主人公堀越二郎がイタリア人カプローニ伯爵とふたりで草原に立っていま … ［続きを読む］