日経 の検索結果

検察は財務省背任容疑にどう迫ったか、なぜ不起訴にしたか

森友事件不起訴、求められる新たな国政監視システム　学校法人森友学園への国有地売却をめぐり財務省幹部らが背任、虚偽公文書作成などの罪で告発され … ［続きを読む］

スルガ銀行 イバラの道（下）

警視庁は立件に及び腰。株価急落を受けた民事訴訟が焦点だ

　女性向けシェアハウス「かぼちゃの馬車」建設資金をめぐる不正融資問題は、刑事事件に発展するのか。警視庁は今のところ消極的だ。一方、スルガ銀行 … ［続きを読む］

裁量労働制 拡大でなく限定を

実態映したデータを出発点に

　安倍晋三首相はこの第196回通常国会（1月22日～）を働き方改革国会と位置づけていた。しかし法案の閣議決定と国会提出に至る前に、働き方改革 … ［続きを読む］

強固な「企業戦士信仰」は捨てて

「自分はどうしたいのか」考えよう

　このところ「働き方」をめぐる議論が、注目を集めているらしい。「働き方改革」という言葉も耳にするようになった。私個人としては、「働き方」にせ … ［続きを読む］

“世界制覇”めざす「中国製造2025」

米国が恐れる中国のハイテク産業戦略。米中の覇権争いが始まった

2049年に世界トップ級へ　米国と中国の貿易摩擦が熾烈になっている。そのなかで中国の産業政策の根幹「中国製造2025」が焦点に浮上してきた。 … ［続きを読む］

金融緩和からインフレ抑制への転換点

米国で年3回以上の利上げもアリとの見通し浮上。日本銀行も金融緩和の「出口」模索か

先進各国で成長率が回復　2008～09年のリーマン・ショックでマイナス成長を経験した先進各国の金融当局は2009年から積極的金融緩和に転じて … ［続きを読む］

チェコ共和国の労働法制と労務事情　日本企業が工場を開くには

チェコに進出する日本企業が直面する労働法上の諸問題 西村あさひ法律事務所弁護士　星野 大輔　ドイツの東隣に位置するチェコ共和国は、 … ［続きを読む］

麻生発言で浮上、セクハラ法の意義

「職場の暴力」防止目指すILO条約を

　財務省の福田淳一・前次官によるテレビ朝日社員へのセクシュアルハラスメント問題で、麻生太郎財務相が5月4日、「セクハラ罪っていう罪はない」と … ［続きを読む］

田中均氏が読み解く「北朝鮮外交」

朝鮮半島は重大な岐路にきた。この問題は国際秩序構築の試金石となる

　朝鮮半島は重大な岐路にある。北朝鮮が対話路線に大きく舵を切り、南北首脳会談についで米朝首脳会談も行われ非核化が実現する事となるのか。そして … ［続きを読む］

まだまだ続く？トランプ相場

2018年末から2019年にかけて1ドル100円を切り、90円台に

順調に景気回復するアメリカ　「アメリカ・ファースト」を掲げるドナルド・トランプ大統領は積極的な公共事業の展開や減税等でアメリカ経済の活性化を … ［続きを読む］

大きな転換点にある世界経済

アメリカの金融政策が緩和から引締めへ。株価は低落。1㌦＝100円を切る可能性も

７年続いた先進国の積極的景気回復策　2017年下半期あたりから、世界経済が重要な曲り角に立つようになった。　2010年前後から7年程、先進各 … ［続きを読む］

リフレ派は経済学界の「異端」なのか？

世界標準では、リフレ派こそが「正統派」である

予想通りだった日銀総裁・副総裁人事 　3月16日の衆参両院の本会議で、4月8日に任期満了となる黒田東彦日銀総裁を再任し、若田部昌澄・早稲田大 … ［続きを読む］

やせたソクラテスはどこにいる？

間違いが間違いを生みつづけた半世紀前の名セリフ

　卒業式シーズンになると、思い出す話がある。四半世紀以上前の自分の卒業式。全学の卒業式が終わり、学科の教室で卒業証書が渡された。そのときのや … ［続きを読む］

記者17年目の「ルポ トランプ王国」

「数％の時間」積み重ねた私の手法

　つけっぱなしにしているニューヨーク支局のテレビから彼のだみ声が聞こえてくる。　「私は本当に頭がよく、金持ちだ」「東京で最後に（アメリカ車） … ［続きを読む］

続・浜田雅功「黒塗りメイク」論争を再考する

「イエローフェイス」の白人タレントを日本人は笑えるか

吊り目、ほそ眉、出っ歯の「お手軽」東洋人メイク　「イエローフェイス」とは、前稿で述べた「ブラックフェイス」同様、単に「黄色い顔」あるいは「黄 … ［続きを読む］

[40]少女労災死が映す「働き方改革」の死角

危ない働き方に働き手が対抗するための労働権教育を未成年、外国人を問わず普及させよ

　昨年12月、茨城県古河市の工場の屋根で太陽光パネルの点検・清掃を行っていた15歳のバイト少女が転落して死亡する事故があり、警察や労働基準監 … ［続きを読む］

安倍晋三長期政権へ

3選に意欲的な安倍首相　自由民主党は2017年3月5日、総裁の任期を「連続2期6年」から「連続3期9年」に延長する方針を正式決定した。安倍晋 … ［続きを読む］

年金の運用利回りで二極化するサラリーマン投資家

運用実績は老後受け取る給付に直結。給付額に大きな差が出る可能性も

 企業年金の世界で広がる運用利回りの差　公的年金の積立金が初めて160兆円を超える中、企業に勤めるサラリーマンらが加入する企業年金 … ［続きを読む］

「一般財団法人」が利用可能になって１０年、設立者の地位は？

一般財団法人における設立者の地位西村あさひ法律事務所 弁護士　大野 憲太郎■　はじめに　コーポレートガバナンス・コードの適用を受け、不透明な … ［続きを読む］

［8］欅坂46はポップの皮を被った反乱軍だ

みんながいいと思うものがいいという「世の中の迎合」への反逆

紅白歌合戦で見せた鬼気迫るステージ　2018年が始まってしばらく経つ。いまだに正月気分が抜け切らない方もいるだろうが、この1年を走り抜くには … ［続きを読む］

［書評］『ＵＰＳＴＡＲＴＳ』

ブラッド・ストーン著　井口耕二訳

圧倒的な成功の理由を探る、圧倒的すぎる取材　海外メディアから記事を翻訳して紹介する、というメディアで働かせていただき数年になります。　その仕 … ［続きを読む］

中国が科学で世界一になる時代

上海から日本の未来を考える

　2017年12月に、太陽系外惑星に関する上海の国際会議に出席した。すでに様々なところで繰り返し述べられていることではあるが、中国の発展の凄 … ［続きを読む］

［書評］２０１７年　わがベスト３ （５）

『敗者の想像力』『トラクターの世界史』『かつて10･8羽田闘争があった』……

今野哲男(編集者・ライター)●加藤典洋『敗者の想像力』(集英社新書)　白井聡『永続敗戦論――戦後日本の核心』(現・講談社+α文庫 … ［続きを読む］

伊方原発「運転差し止め」の重み

人はどこまでの巨大災害に向き合うべきか

　人知を越えた自然の猛威にどう向き合うべきなのか。伊方原発の運転差し止めを命じた広島高裁の決定は、そんな問題を投げかけた。こんな巨大噴火に対 … ［続きを読む］

財政破綻は避けられるのか

増税と再分配をめぐって、経済学者座談会

　解散総選挙で与党は大勝し、アベノミクスは当面続く見通しです。日経平均株価はバブル崩壊後の最高値を更新し、企業業績は好調を続けています。しか … ［続きを読む］

［7］忖度、北……今年を表す言葉への妙な納得感

今年のギャル流行語の大賞は「マ?」。「だいしてる」「フロリダ」、わかります？

今年一年を総括する言葉とは　12月である。それにしても、1年が経つのは早いものだ。　1月には「今年はあれやろう、これやろう」と考えていたにも … ［続きを読む］

ポエム化する政権の労働政策

「定額使い放題プラン」が目的か

　2017年10月22日に投開票が行われた衆議院選は、事前の世論調査、情勢調査の予想通り、与党である自民、公明両党の勝利に終わった。自民党は … ［続きを読む］

[39]賃上げ政策を阻む見えない収入削減策

低所得層の底上げこそが、消費の活性化と景気の浮揚のカギだということを忘れるな

　政府の賃金上げ政策が次々と報じられている。最低賃金引き上げ、介護士・保育士の賃上げ策、賃上げ企業への税優遇案、副業・兼業の容認、さらに、安 … ［続きを読む］

サンフランシスコの慰安婦記念碑が設立された理由

設立に尽力した元市議会議員に話を聞く

「慰安婦:力の柱」　高層ビルが立ち並ぶアメリカ・サンフランシスコの金融街からチャイナタウンに向けて緩やかな坂を歩いていくと、19世紀半ばに建 … ［続きを読む］

［書評］２０１７年　わがベスト３ （２）

『中動態の世界』『ユニクロ潜入一年』『ＳＨＯＥ　ＤＯＧ』……

松澤 隆（編集者） ●國分功一郎『中動態の世界――意志と責任の考古学』（医学書院）　もし一冊なら本書。能動と受動、自明なはずの認識が心地よく … ［続きを読む］