国際 の検索結果

マレーシア機事故は３年前の全日空急降下事故に酷似――その検証と推論

　今年３月８日、マレーシア航空機が消息不明になった事故は、海上に破片一つ見つからず、さまざまな憶測や陰謀説が飛び交っている。ほとんど知られて … ［続きを読む］

リーダーの責任を厳しく問うた理研改革委員会：STAPは研究者の目を覚まさせるか

　ＳＴＡＰ論文に不正ありと認定されて以来、ずっと気になっていたのは「なぜ理研は小保方晴子さんを採用したのか」という点だった。６月１２日に公表 … ［続きを読む］

ニューヨーク・フェスティバルで金賞を受賞　新聞とテレビ双方を経験して思うこと―『Journalism』６月号から―

　空港内にズラリと並ぶスロットマシン、長蛇の列でタクシーを待つ乗客たち。それだけで、ここは米国のカジノの街ラスベガスであることを直感する。今 … ［続きを読む］

［3］違憲判決と自衛権の正統化

自衛隊違憲論と公定解釈　これまでになされている憲法解釈や政治的議論を知らない人が、初めて虚心坦懐に憲法の前文や第９条を読むと、「そもそもこの … ［続きを読む］

海外在住者だからこその集団的自衛権反対論

　集団的自衛権を認めるという、憲法解釈変更がほんの数ヶ月で具体化しつつある。しかし、憲法にもかかわる重大な政策変更にもかかわらず、日本がどこ … ［続きを読む］

拉致問題の日朝合意、北朝鮮のイデオロギー的変化と「日本人問題」

　５月２９日、日本と北朝鮮（朝鮮民主主義人民共和国）が、拉致問題を含む二国間関係の正常化に向けた交渉を行うという合意文書を発表した。日朝国交 … ［続きを読む］

［3］人間としての良心とは？

　ジョシュア・オッペンハイマー監督との対話の最後の部分を掲載します。彼の語るドキュメンタリー観はとても示唆に富んでいると思います。　そして、 … ［続きを読む］

［33］東アジア・東南アジアの軍事戦略バランスの大変化・・・中国軍首脳の強気発言の背景

　米国政府国防総省国防長官室は、毎年５月から６月に、中国の軍事情勢についての報告書を米国連邦議会に提出する。　今年も、先週６月５日に、Mil … ［続きを読む］

ブノワ賞を日本人が初受賞した意味――日本公演バレエ作品の受賞は可能か

　スウェーデン王立バレエ団で活躍する木田真理子さんが、日本人で初めてブノワ賞を受賞した。受賞作マッツ・エック振付「ジュリエットとロミオ」の舞 … ［続きを読む］

「吉田調書」は特定秘密保護法違反となるか

　2014年5月19日、朝日新聞社は、非公開とされてきたいわゆる「吉田調書」に基づく特集企画「吉田調書」を公開した。朝日新聞によれば、「吉田 … ［続きを読む］

ＮＨＫ問題とは何か～公共放送の未来を考える【鼎談】中北徹×林香里×増田寛也（２）

司会：WEBRONZA編集長　矢田義一

　司会　今回の一連のＮＨＫをめぐる問題は、籾井勝人会長個人の資質や個性、キャラクターというような属人的な要素を越えたＮＨＫの会長人事の手続き … ［続きを読む］

インド経済の再生へカギ握る二人

　インド経済は１９８０年以降高度経済成長期に入り、１９７９年から２００８年の平均成長率は５．８％、特に２００４年から成長率は加速し、２００４ … ［続きを読む］

［4］「こんな国は捨ててやる」、愛国者たちの悲しみ

　先日、知り合って２０年以上になる古い友人に会った。韓国のパフォーミングアーティストの第一世代、８０年代から政治的運動とは別の場所で「大韓民 … ［続きを読む］

国際仲裁の何がおもしろいのか

「国際仲裁」弁護士の醍醐味アンダーソン・毛利・友常法律事務所井上 葵　企業法務を中心に取り扱う法律事務所に所属していると、「ご専門は何ですか … ［続きを読む］

スマートグラスを使った取材をめぐり大学講座で可能性や問題点を論議

　去年の５月号のこの欄で、グーグル・グラスに代表される、映像を撮影したり、ネット情報を確認したりできる、スマートグラスと呼ばれるメガネ型装置 … ［続きを読む］

ＮＨＫ問題とは何か～公共放送の未来を考える【鼎談】中北徹×林香里×増田寛也（１）

司会：WEBRONZA編集長　矢田義一

　昨年末から今年にかけ、ＮＨＫの信頼性が大きく揺らぐ出来事が続きました。元日本ユニシス社長の籾井勝人氏が就任した会長人事のあり方、「従軍慰安 … ［続きを読む］

［2］彼は自分が犯した行動に破壊されている

　ジョシュア・オッペンハイマー監督との対話の中盤部分を掲載します。ここでは、加害者たちの「良心の呵責」について、容赦のないやりとりが行われて … ［続きを読む］

司法取引の材料として拡張されてきた米国の共謀罪の威力

米国法令の域外適用の広がりと司法取引(下)

　犯罪行為をしようと話し合うだけで、実行しなくても罪に問われる共謀罪。日本政府は２０００年に国際条約に加入したのを機に、これまでに３回、制定 … ［続きを読む］

中国における訴訟リスクに備えよ

津上俊哉（現代中国研究家）

　今年４月、中国の裁判所が日本の船会社が中国で運航する船舶を差し押さえ、同社が４０億円の供託金を支払った。日本は、日中間の戦時賠償問題は国交 … ［続きを読む］

サムソン電子で起きたハイテク労災問題

　韓国で起きた旅客船沈没事故は、改めて安全無視型の経済急成長の問題点を世界に示したが、もう１つの事例が韓国を代表する世界企業、サムソン電子の … ［続きを読む］

［31］日本の人口問題……ダウン・サイジングの受容も、国家戦略として賢明な選択肢か？

　日本政府の経済財政諮問会議の下に設けられた「選択する未来」委員会は５月１３日、急激な人口減少に対応するため、「５０年後（２０６０年代）に人 … ［続きを読む］

法の成り立ちから集団的自衛権を考える――日本はどう向き合うべきか？

　５月１５日、安倍晋三首相は記者会見を行い、集団的自衛権の行使を検討することを表明した。日本国憲法９条に定めた「国権の発動たる戦争と、武力に … ［続きを読む］

名古屋大学大学院で「女性リーダー育成」をうたうプログラム始まる

　名古屋大学が、「女性リーダー育成」の博士課程教育をスタートさせた。生命農学研究科や国際開発研究科など４研究科の修士１年生の希望者から毎年２ … ［続きを読む］

［7］「失業なき労働移動」の先に待つ貧困【上】

　５月１６日、韓国の光州市で開かれた国際人権都市フォーラムのワークショップに報告者として招かれた。テーマは、「新しい国家暴力としての民営化」 … ［続きを読む］

［2］平和主義そのものの熟議を

立憲主義、民主主義と平和主義　立憲主義からの反対論は確かに重要であり、そのような視角からの議論には敬意を表したい。この観点からは、たとえば安 … ［続きを読む］

安保法制懇の無責任な報告書は訴訟リスクの塊である （下）――遵法意識の低い政府

３　集団的自衛権の概念　さらに、本報告書は、従来認められていた「必要最小限度」の中に、集団的自衛権の行使も含まれるという、極めて奇妙な解釈を … ［続きを読む］

安保法制懇の無責任な報告書は訴訟リスクの塊である （中）――欠ける法的教養

２　二つのハードル：（１）明文禁止がないことと（２）根拠規定があること　本報告書が、集団的自衛権の行使と国連の集団安全保障への参加は、憲法上 … ［続きを読む］

安保法制懇の無責任な報告書は訴訟リスクの塊である （上）――自衛隊員からも国際社会からも疑念？

１　問題の本質は「集団的自衛権の訴訟リスク」である　安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会（以下、安保法制懇）の報告書（以下、本報告書）が … ［続きを読む］

「日本は中国と似ている」　キング英気候変動問題特別代表インタビュー

　英国で外相直属の気候変動問題特別代表を務めるデービッド・キング氏が、今月中旬、来日した。昨年１０月に就任して以来、日本で２０カ国目の訪問に … ［続きを読む］

いっそ東大を私学に！　学長を強化しても変われない国立大学の現実

　国立大学が法人化され、１１年目に入った。安倍内閣は４月２５日、グローバル競争力強化など国立大学の改革促進を目指し、学長のリーダーシップを強 … ［続きを読む］