関西 の検索結果

居場所のなかった子どもたちの居場所

薄雲鈴代

　日本に住んでいれば、おのずと日本語は習得できるのか、といえば決してそんなことはない。親が日本語に不慣れで、日本語を話さなくて済む家庭環境に … ［続きを読む］

関西テレビは「すり替え」問題を開示せよ（上）

　　福島第一原発の使用済み核燃料プールで同時多発的な停電が発生し、冷却機能が長時間ストップした。冷却できない状態が続くならば２年前のメルトダ … ［続きを読む］

［2］ノンフィクション作家・角幡唯介との対話（上）

　戦後最悪の災害と人類史上に残る惨事がひきおこされたというのに、そのことがわずか２年で忘れ去られようとしている。東京のキー局を中心に多くの記 … ［続きを読む］

どうする？粒子線治療の保険適用、施設建設

　健康保険に費用を請求できない「自由診療」と、健康保険が使える「保険診療」を組み合わせる「混合診療」。厚生労働省によって原則禁止とされてきた … ［続きを読む］

［8］第１章 盛り場・風俗篇（８）

職業婦人の憤り

■尖端的職業婦人　銀座など大都会を中心にひろまった「エロ･グロ・ナンセンス」の諸相の一方、国民の８割をしめる農民の生活は苦しく、娘を身売りす … ［続きを読む］

「復興」から置き去りにされる震災遺族の心

西岡研介

　午前５時。夜も明けないうちから、人々が集まり始めた。公園の真ん中には幾本もの竹灯篭が「１・17」を模って並ぶ。誰彼ともなくロウソクを手にと … ［続きを読む］

二度の大震災を体験したＣＡＴＶ女性社員

川本裕司

　東日本大震災に遭った仙台市内のケーブルテレビ（ＣＡＴＶ）社員の小田嘉子さん（４２）は１８年前、兵庫県芦屋市のＣＡＴＶに勤めていたとき阪神大 … ［続きを読む］

オリンパス株主代表訴訟「自浄作用の腐敗」を追及

株主の権利弁護団の現在の活動(1)

株主の権利弁護団の現在の活動（１）弁護士　谷川 直人　１　株主の権利弁護団とは　（１）活動目的・方針　株主の権利弁護団は、現在常任弁護士２５ … ［続きを読む］

【２０１２年　テレビ　ベスト５】 あの時のあの出演者のあの表情

　テレビは常につけているけれど番組は熱心に見ているほうではないので、「今年のテレビ」とか言われた時に番組名が思い浮かぶことがあまりなく、あの … ［続きを読む］

元経産官僚古賀茂明氏インタビュー――主要政党の原発政策と第三極が固まるまでの背景

　改革を進める政治家なら誰にでも知恵を貸す――。昨年秋に経済産業省を退任した古賀茂明さんはそういってこの１年間、各地の政治家や首長と接触を続 … ［続きを読む］

「石原・小沢」の合流でぼけた争点――脱原発など「政策投票」の必要はないか

　日本維新の会と日本未来の党が、それぞれ石原慎太郎氏（８０）と小沢一郎氏（７０）と組んだことは、正解だったのか。　少なくとも、選挙中盤戦の現 … ［続きを読む］

女性誌・アイドル誌の大型事務所に対する屈服

小野登志郎

　１１月２８日、東方神起を脱退したＫ－ＰＯＰグループ「JYJ」とその元所属事務所SMエンターテイメントとの間の契約を巡る３年以上続いたソウル … ［続きを読む］

「脱原発力」「脱増税力」を示してください―政策立案、実行能力のデータこそ必要だ―

政策男子部・部長　間中健介（関西学院大学グローバルポリシー研究センター　客員研究員）

　企業の会社案内には様々あるが、通常は社長のメッセージや商品紹介などに次いで「会社概要」や「歩み」の記載がある。　「会社概要」には従業員数、 … ［続きを読む］

本土との断絶深める沖縄

大矢雅弘

　米軍の新型輸送機オスプレイ配備に反対する県民大会で、翁長雄志那覇市長は大会共同代表として次のように述べた。　「知事や各首長、各議会、県選出 … ［続きを読む］

通天閣と釜ケ崎――大阪ディープサウスの魅力

　酒井隆史著『通天閣』（青土社）が今年度のサントリー学芸賞を受賞したという報を、とても嬉しい思いで受け取った。『現代思想』連載時からとても面 … ［続きを読む］

放射能拡散予測で「複合事故」の怖さを知る

　原子力規制委員会の放射性物質拡散シミュレーションが公表された。地形などが考慮されていないことやいろいろな誤りを含んでいることなどの問題はあ … ［続きを読む］

『アウトレイジ　ビヨンド』、恐るべし！（１）――隙のない緊密な作劇

　見終わったあと、いくつもの場面やショットが鮮やかに記憶に刻みこまれていて、すぐにもう一度見たくなる映画、これが“面白い映画”のいちばん手っ … ［続きを読む］

京大とノーベル賞に関する体験的考察

　京大の山中伸弥教授のノーベル生理学・医学賞受賞が発表された。日本人として、また京大出身者として素直に嬉しいと思った（特に今年は私が専門とす … ［続きを読む］

［4］第１章 盛り場・風俗篇（４）

カフェー賛否論

　当局の取り締まりにもかかわらず、カフェー・ブームはやみそうになかった。　世論に大きな影響力をもっていた新聞が賛否両論をのせた。朝日新聞は「 … ［続きを読む］

元経産省官僚・古賀茂明さんに聞く――日本維新の会の脱原発は本物か

聞き手＝前田史郎（朝日新聞論説委員）

　――「日本維新の会」が発足し、国政政党として活動を始めました。看板政策と目されるのが「脱原発」です。しかし橋下さんの脱原発路線はどこまで本 … ［続きを読む］

［3］第１章 盛り場・風俗篇（３）

当局と業者の攻防

■花柳界の危機感　カフェーの隆盛によって、それまで花柳界に足をむけていた客がカフェーに通うようになった。客が激減した花柳界では「芸者学校」を … ［続きを読む］

【ＷＥＢＲＯＮＺＡ白熱教室】 原発――再稼働反対は正しいか否か？（１）――「正義」という考え方

小林正弥　「ＷＥＢＲＯＮＺＡ白熱教室」の第１回目は、原発の再稼働反対は正しいのかというテーマです。皆さん、ご存じだと思いますけれども、７月１ … ［続きを読む］

闘う地震学者、もの言う金属材料学者――３・１１以前から原発推進という国策に挑んできた人たち

　２００７年１０月２６日。静岡地裁の前で、地震学者の石橋克彦さん（６８）が記者たちに囲まれていました。自らも証人に立った、浜岡原発の運転差し … ［続きを読む］

「棄民から帰民へ」――　広域避難者にこそ社会的包摂の手立てを　山中茂樹

ＷＥＢＲＯＮＺＡ×ＳＹＮＯＤＯＳ復興アリーナ

「人は誰しも独りでは生きていけません。悩み、挫け、倒れたときに、寄り添ってくれる人がいるからこそ、再び立ち上がれるのです。我が国では、かつて … ［続きを読む］

第一次産業の復興と東北の課題（２／２）　飯田泰之×勝川俊雄×浅川芳裕

■震災によって顕在化した問題飯田　少し話題を変えさせていただきます。現在、東北で問題になっていることは、新たに生まれた問題ではなく、今までも … ［続きを読む］

原発なしでも停電しない

　２０１２年の夏はかなり暑かったが、心配された関西電力管内でも停電はなかった。３・１１前は日本に原発が５４基あったが、今夏に動いたのは関電管 … ［続きを読む］

日本のテレビ局はなぜ反原発の動きを報じ損ねたのか？

金平茂紀

　日本のほとんどのメディアがロンドン五輪漬けになっているなかで、このような文章を書くのは心が重たくなる。だが、きちんとこの問題を論じることが … ［続きを読む］

番組は誰のモノ？放送局前を占拠せよ！

水島宏明

　テレビもラジオも品のない笑いばかり振りまき、視聴・聴取の「率」を争う。万人受けを狙って事なかれ主義のタブーだらけ。どこの局も金太郎飴みたい … ［続きを読む］

これからの省エネのキーワードはコラボ

　今年の夏は、去年と異なり、お盆以降、日を経るに従って気温の平年値を上回る幅が大きくなるという、厳しい残暑が続いている。　この残暑にもかかわ … ［続きを読む］

シャープは電機メーカーの日産自動車になれ

　「なんで関西でっか。海外に出て行きなはれ」。もしアナリストや新聞記者だったら、シャープの経営者にアドバイスしただろう。関西ではなく米国カリ … ［続きを読む］