浪江町 の検索結果

８月６日はどう迎えるべきなのか

　広島原爆の日の８月６日に、１９８１年から市民の手で開かれている「被爆証言のつどい」という集まりがあります。「原爆被害者相談員の会」が主催し … ［続きを読む］

フクシマが変えた原水爆禁止世界大会の姿

　３・１１をきっかけに、核兵器のない世界を目指す原水爆禁止世界大会の姿が変わりました。特に今年はそれを印象づけるものになりました。　原水爆禁 … ［続きを読む］

「一山百文」の歴史踏まえ 原発事故と東北を問い直す

寺島英弥（河北新報社編集委員）

　「東電との交渉には何度も立ち合ってきたが、自分を含め誰も、原子炉等規制法などは知らなかった」　記事の末尾のこの一文を、衝撃とともに読んだ。 … ［続きを読む］

福島事故の放射線による健康被害が「考えにくい」理由（上）

　国連科学委員会（UNSCEAR）や国際放射線防護委員会（ICRP）,国際原子力機関（IAEA）,世界保健機関（WHO）などの国際機関、日本 … ［続きを読む］

フクシマ双葉町の避難民を記録した傑作ドキュメンタリー、『フタバから遠く離れて』（下）――被災者たちの＜時間＞を写しとる映画的意思　

　すでに述べたように、『フタバから遠く離れて』では「春」「梅雨」「夏」「秋」という字幕に導かれて、私たちは季節の移ろいとともに次第に＜変化し … ［続きを読む］

朝日新聞南相馬支局長　佐々木達也×荻上チキ　～被災地から東京に何を問いかけるか～

　「復興アリーナ」では、東日本大震災や復興に関して、様々な活動を複数の視点から検証し、いずれ起こる次の災害に参照できる教訓を残したいと思って … ［続きを読む］

「棄民から帰民へ」――　広域避難者にこそ社会的包摂の手立てを　山中茂樹

ＷＥＢＲＯＮＺＡ×ＳＹＮＯＤＯＳ復興アリーナ

「人は誰しも独りでは生きていけません。悩み、挫け、倒れたときに、寄り添ってくれる人がいるからこそ、再び立ち上がれるのです。我が国では、かつて … ［続きを読む］

【北大ＨＯＰＳマガジン】 震災の現場から（上）――複合災害とメディア

講師／外岡秀俊（ジャーナリスト）

　私は２０１１年の３月に、朝日新聞社を早期退社してフリージャーナリストになりました。ちょうど札幌が私の田舎なものですから、札幌に帰ることを決 … ［続きを読む］

被ばく線量の実測データ：分析と提言

　福島原発事故から１年余りが過ぎました。この1年間に実測データがいくつも公表されていますが、実測データが報道されるときには、常に最大値が取り … ［続きを読む］

プロメテウスの罠とは何か――異端の集団が紡ぐ新聞の実験【『Journalism』４月号より】

WEBRONZA編集部

　朝日新聞が発行するメディア研究誌「Journalism」４月号の特集は「【検証】大震災報道の１年」です。ＷＥＢＲＯＮＺＡでは今回、「プロメ … ［続きを読む］

サイエンス映像学会　第５回大会「防災と長寿――リスク社会をどう生き抜くのか」　３月２７、２８日

　科学を映像化して人をつなぐサイエンス映像学会（養老孟司会長）の第５回大会「防災と長寿――リスク社会をどう生き抜くのか」が、３月２７日と２８ … ［続きを読む］

立ち入り禁止区域の故郷を思って

大久保真紀

　２月２８日の夜、東京・汐留のホールで、映画の試写会がありました。「立入禁止区域・双葉～されど我が故郷」です。　昨年３月の福島第一原子力発電 … ［続きを読む］

話題の連載「プロメテウスの罠」は秀作か

辰濃哲郎

　新聞記事に「ドキュメント」という手法があるのをご存知だろう。　事件や政局の節目で、だれが何を思い、何をしたのかの細かいデータを丹念に追って … ［続きを読む］

［8］「無明」はまだ続く

宮沢賢治「雨ニモマケズ」

　今年ほど、一年が過ぎるのが遅々として感じられた年はなかった。　仕事が充実しているほど、歳月の歩みは速く感じられるという。だが一日ずつを振り … ［続きを読む］

「分断」を乗り越えるために「福島の声」を聞こう

　２０１１年１１月１１日、１１が３つ重なり３．１１との連想がすぐわく日、福島市を中心に３日間の日程で「ふくしま会議」が開かれた。福島の声を共 … ［続きを読む］

［7］故郷喪失から、生活の再建へ

ジョン・スタインベック「怒りの葡萄」

　この秋、２度にわたって福島を訪ね、各地で避難する人々にお話をうかがった。　福島第一、第二原発がある双葉郡のほとんどの町村役場は、現在も役場 … ［続きを読む］

2011年8月のフクシマ・二本松

2011年8月のフクシマ・二本松 あらお しゅんすけ 2011年8月。いつもと変らない暑い夏が巡ってきました。じりじりと … ［続きを読む］

「緊急時避難準備区域」が解除された川内村で起きていること

鐸木能光（たくきよしみつ）＝作家・作曲家

■「避難準備区域」解除で変わったことは何もない　3.11以降、このWEBRONZAに数回、福島第一原発30km圏にある川内村に暮らしている一 … ［続きを読む］

世論をバネに構築される「歪んだリアリティー」の恐さ

下條信輔

　８月は、原爆の日、終戦の日の季節でもある。私事ながら今年は偶然、関連番組をいくつか見た。中でも２本の「NHKスペシャル」が、強く印象に残っ … ［続きを読む］

セシウムを除きつつ、不安も除く

長瀧重信

　東京電力福島第一原発の周辺地域では、事故で放出された放射性セシウムの存在が日に日に人々の心に重くのしかかっている。えさの稲わらを通じて牛の … ［続きを読む］

被災地の治安はどうなっているのか

緒方健二

　東日本大震災の発生から３カ月がたちました。３月１１日から地震と津波、それに東京電力福島第一原発爆発事故に立ち向かう国民を、総力挙げて支えて … ［続きを読む］

［2］「放射能に、色がついていたらなあ」

カフカ「城」

　５月の中下旬、福島県に入った。これまで見た岩手や宮城などの被災地とは、明らかに違う雰囲気を肌で感じた。　どんなに被害が大きくとも、災厄には … ［続きを読む］

【原発事故】竹内敬二・朝日新聞編集委員の解説一覧《無料》

朝日新聞紙面から

　東日本大震災で深刻な事態に陥っている東京電力の福島原発。放射線物質の大量飛散を防ぐためのぎりぎりの作業が連日続いています。WEBRONZA … ［続きを読む］

福島県は本当に「自立再生」に向かっているのか？

鐸木能光（たくきよしみつ）＝作家・作曲家。福島県川内村の自宅から避難中

　福島第一原発1号機が水素爆発し、その直後に、自宅のある川内村から川崎市の仕事場に避難してきた3月12日から、早くも1カ月が経過しました。　 … ［続きを読む］

原発震災3週間を経たFUKUSHIMAの課題

鐸木能光（たくき・よしみつ）＝作家・作曲家　福島県川内村の自宅から避難中

　「原発震災」という言葉を最初に唱えたのは地震学者の石橋克彦さん（神戸大学名誉教授）だと思いますが(＊1)、福島は今、石橋教授が警鐘を鳴らし … ［続きを読む］

自治体の放射能監視があばいた原発事故

米山正寛

　東京電力・福島第一原子力発電所で深刻な事態が続いている。放射能汚染の実態を伝えるため、環境や食品の状況を調べた測定値が毎日のように発表され … ［続きを読む］