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文化・エンタメ 三省堂書店×WEBRONZA 神保町の匠
何層もの驚きの先の、ささやかな解放 たとえば歩くとき。謝るとき。アルコールや薬物に依存するとき。どんな場合に、「私が何ごとかをなす」と言 … [続きを読む]
小木田順子 2017年04月20日
「糞土師」によるマジメでエコなノグソ・ガイドブック シリアへのミサイル攻撃の報道がなされた翌朝にこれを書いている。アメリカのトランプ大統 … [続きを読む]
上原昌弘 2017年04月13日
波瀾万丈の自伝 一気に読了。実に読み応えのある自伝だった。 特にいいのはフォーサイスの幼少期から成人するまでの部分。 父親の見事な生き … [続きを読む]
小林章夫 2017年04月13日
「長いものには巻かれろ」主義がはびこるのはなぜ? このところ巷を騒がせている森友学園問題や豊洲市場移転をめぐる東京都政のニュースを見るに … [続きを読む]
佐藤美奈子 2017年04月06日
人は映画のみにて生きるものではないが おもしろい。本書は元々、同志社大学大学院神学研究科に提出された博士論文。だが、一般向けに大幅に改め … [続きを読む]
松澤 隆 2017年04月06日
明日に虹色の橋を架けるために この数年、「タイタニック号」の譬えを耳にする機会が増えた。日本の現状を沈みゆく伝説の豪華客船になぞらえ、嘆 … [続きを読む]
今野哲男 2017年04月03日
広大な宇宙にも匹敵する人体 『近代秀歌』『現代秀歌』(ともに岩波新書)で近現代の短歌を鮮やかに鑑賞した歌人が、「生命」をどう解説しているの … [続きを読む]
松本裕喜 2017年04月03日
倫理を排除し、目先の利益が優先される世界 ずいぶん大胆な邦題である。原題は“Swimming with Sharks … [続きを読む]
大槻慎二 2017年03月24日
大文字で書かれる「編集者」の鋭い筆さばき 本を題材に、類いまれな傑作が生まれた。著者の河野通和氏は、季刊雑誌『考える人』の編集長。この本 … [続きを読む]
中嶋 廣 2017年03月24日
科学・環境
遺伝子組み換え(GM)作物を使った食品の表示方法が現状でいいかどうか、4月から新たな議論が始まる。消費者庁が食品業界や消費者団体、有識者ら … [続きを読む]
唐木英明 2017年03月22日
ゲームは別の盤上で行われていた 米大統領選でドナルド・トランプが勝利した直後、英オックスフォード大学出版局は2016年に注目を集めた言葉 … [続きを読む]
東海亮樹 2017年03月21日
「空間」「時間」の視点から見えるもの 放送大学の教科書である。 日本政治思想史? 大学の教科書? 「何でそんな本を取り上げるの?」とい … [続きを読む]
奥 武則 2017年03月21日
法と経済のジャーナル アンダーソン・毛利・友常法律事務所 企業法務の窓辺
ロサンゼルスの魅力と海外生活で得られたものアンダーソン・毛利・友常法律事務所伊東 成海 1. 国際弁護士って何ですか? 自分が弁護士であると … [続きを読む]
伊東成海 2017年03月13日
書物と学問への熱情が堆積した特異な街の近代史 なぜ神保町が、世界にも類を見ない古書の街になったのか。それを「産業・経済・教育・飲食・住居 … [続きを読む]
野上 暁 2017年03月13日
想像をかきたてるラディカルな本 借金やローンは悩みの種だ。借金なんかしなければよかったと思っても後の祭り。家や車がほしかったり、教育資金 … [続きを読む]
木村剛久 2017年03月13日
男性優位の恣意的な秩序がなぜ永続化するのか ピエール・ブルデュー(1930―2002)は社会学者だが、彼の学問をもっとも的確に、ひとこと … [続きを読む]
西 浩孝 2017年03月06日
寝室の幸せと不幸せ、そして… 中学生の時分、そんな気などまったくないのに、ある夜、隣家の若い女性の、見てはいけない姿が目に … [続きを読む]
高橋伸児 2017年03月06日
言ってはいけなかった真実 特定秘密保護法や、安全保障法制、そして現下の「共謀罪」や憲法改正など、安倍政権の施策、ひいては安倍首相の思想信 … [続きを読む]
小木田順子 2017年02月27日
「明日から本気出す」は正しかった? 成功者の方々が書いた本には、寝る間も惜しんで働く描写がよく出てきます。アメリカの大学院とかで頑張った … [続きを読む]
井上威朗 2017年02月27日
政治・国際 漂流キャスター日誌
2月7日(火) 先週のダコタの先住民の特集について反響が思った以上にあって、メールをいただいた。局で定例会議のあと、CSのTBSニュースバー … [続きを読む]
金平茂紀 2017年02月20日
文芸の極北、魂のこもった遺訳 担当した編集者としての思い出から書かせて頂く。本書の訳者である柳瀬尚紀さんにはモーツァルトに関するエッセイ … [続きを読む]
上原昌弘 2017年02月16日
Journalism
なぜ、私は記者になったのだろう。マスコミへの就職を目指す大学生向けに、というこの原稿の依頼をいただいたのをきっかけに、改めて振り返ってみた … [続きを読む]
日下部聡(毎日新聞記者) 2017年02月16日
毒薬の使い方教えます? こんな手があったのか、とただ感心するだけ。 クリスティーと言えば、もちろん「ミステリーの女王」。「灰色の脳細胞」こ … [続きを読む]
小林章夫 2017年02月16日
大地にかたどられる、ということ 「自然は人間にとって資源である以前に、人間が人間として形成される場なのである」 世界史的観点で近代の意 … [続きを読む]
佐藤美奈子 2017年02月09日
《緑の妖精》に魅入られた人びと 《一杯のアブサンは、この世のなによりも詩的である。一杯のアブサンと夕陽、両者はなにが違うというのか?》 … [続きを読む]
松澤 隆 2017年02月09日
よき「専門性」に欠かせない「アマチュアリズム」という志 『専門家は保守的だ』(1964年)という本があった。日本のビート詩人・片桐ユズル … [続きを読む]
今野哲男 2017年02月02日
政治・国際
ISが制圧したイラク・モスル すべての戦争に反対してきた。13年前にイラク戦争が始まる時も、もちろん反対した。 戦争が始まってしまった。戦争 … [続きを読む]
鎌田實 2017年02月02日
普段着の俳句案内 書店のコーナーで見ればわかるが、俳句や短歌の本には入門書が多い。作り方のいろはを教えるもの、名句を鑑賞するもの、季語や … [続きを読む]
松本裕喜 2017年02月02日
※これは、2016年10月29日に上智大学での講演(五木寛之「悲」の力~乱世を生きぬくために)に続く形で行われた、作家の五木寛之氏、上智大学 … [続きを読む]
松本一弥 2017年02月01日
女と男の絡み合う果て これは様々な意味で、読者に覚悟を要求する本だ。読み出すと、もはや引き返すことのできなくなる本だ。 『死の棘』は単 … [続きを読む]
中嶋 廣 2017年01月26日
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