国会議員 の検索結果

［書評］『見張塔からずっと』

山田健太著

第一人者の透徹した目　　　サブタイトルに「政権とメディアの8年」とある。新聞も出版もテレビもここ数年、厳しい時を過ごしてきた。今は亡き評論家 … ［続きを読む］

[2]朴槿恵政権が背負う歴史的な「死重」

[1]国内外で起こる歴史の反復=「隔世遺伝」　韓国の民主化運動に多少なりともかかわってきた在日の私にとって、2016年10月下旬から韓国を騒 … ［続きを読む］

官邸の注文で覆った法務事務次官人事　 「検事総長人事」に影響も

検察独立の「結界」は破れたか　政治と検察の関係を考える

　検察と政治の関係に変化が見える。それを象徴する出来事があった。今年９月に発令された法務・検察の幹部人事で、法務省が作成した法務事務次官の人 … ［続きを読む］

「存立危機事態」は存在するか

安保法制の根幹をめぐるガチ論　中谷元・前防衛相VS木村草太・首都大学東京教授

ガチ論　中谷元・前防衛相VS木村草太・首都大学東京教授（司会は松本一弥・WEBRONZA編集長）  国民の理解が広がらない中、本格 … ［続きを読む］

アメリカ抜きのTPPを実現しよう

高飛車な交渉態度を我々にとって来たアメリカが、我々の前にひざまずくだろう

メキシコやペルー、オーストラリアから新たな提案　トランプが大統領選に勝利したことで、TPP（環太平洋経済連携協定）が発効する可能性はほぼ消滅 … ［続きを読む］

書評『新しい日米外交を切り拓く』（猿田佐世著）

多様な声をワシントンに届け、外交に民主主義を反映させる

　「外交は国の専管事項だ」。政府関係者や政治家がよく口にする言葉だが、はたしてそうか？　それでいいのか？　この本は、日本の外交の現状に疑問を … ［続きを読む］

参院議員定数に面積比例の要素を入れよ

純粋数学的に計算した各都道府県1人以上となる定数試案

　参院選での合区が問題になっている。今年の参院選で初めて「鳥取と島根」、「高知と徳島」が一つの選挙区（合区）となった。しかし、それでもなお「 … ［続きを読む］

戦前から揺れ動いてきた近代天皇制

「おことば」が突きつけた象徴の意味

　8月8日に発表された「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」は、「生前退位」の意思表明という意味合いだけではなく、象徴天皇とは何 … ［続きを読む］

イラク軍によるモスル奪還作戦への懸念（下）

多くの波乱要因を抱えるシーア派民兵とスンニ派部族

　過激派組織「イスラム国(IS)」に支配されたモスルのイラク軍による奪還作戦で最大の懸念は、シーア派民兵の戦闘への参加である。今回の作戦にも … ［続きを読む］

社会保障は野党がリードできるテーマ

負担とサービス分かち合う社会めざす

　この春、《保育園落ちた日本死ね！！！》と題した匿名のブログ（注）が世間の注目を集めた。共感する母親たちを中心に保育制度の充実を求める署名の … ［続きを読む］

［8］韓国と日本の博物館から見える歴史の物語

　これで韓国の博物館については、すべて評定が言い渡されたことになるだろうか。国の歴史を語る段になると、ほかの自由民主主義国の博物館も、大方が … ［続きを読む］

介護と仕事を両立させるには（上）

「介護や育児しながら仕事続けてる！」と、今こそ声を上げよう

　女性も高齢者も輝ける「一億総活躍社会を目指す」と高らかに掲げる安倍総理。だが振り返ると私の周囲にいる女性達は昔から働きながら生き抜いてきた … ［続きを読む］

政治の軸が見えにくい時代だからこそ考えてみたい

「保守」と「リベラル」のこと

　いまさら「保守」と「リベラル」でもないだろう―。本稿「保守主義とリベラルを知るための10冊」を書くため机に向かった私の耳に、どこかからその … ［続きを読む］

麻薬政策のコペルニクス的転回

「ハームリダクション（害の軽減）」と「非犯罪化」

　世界一有名なドキュメンタリー映画作家のマイケル・ムーア監督の最新作『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』は、米国人から見るとびっくりないく … ［続きを読む］

［5］担当裁判官の恣意性を反映する量刑感覚

犯罪者の社会復帰の可能性に目配りした決定にすべきだ

  それでは、以上を踏まえて、犯罪とその処遇についてどう考えるべきだろうか。  まず第一に、子どもに関するあらゆる虐待を … ［続きを読む］

［書評］『属国民主主義論』

内田樹　白井聡著

行く先を見定めろ！　　 　「属国民主主義論」。刺激的なタイトルだと思う。と言うより、この言い方は、普通だったら成り立たないのではないか。　「 … ［続きを読む］

GPS利用捜査の規制はどうあるべきか

早急に立法措置の検討を

Ⅰ　私たちの暮らしに深く浸透した位置情報サービス 　私たちの暮らしは今や、位置情報サービスを抜きにしては考えられない。車を運転する人は初めて … ［続きを読む］

山崎拓『ＹＫＫ秘録』から見える安倍政権の土壌

政治が最もダイナミズムに満ちた時代が残したもの

　「YKK」と聞くと、東京都千代田区に本社を置くファスニング事業を中心とした会社のことだと思う人が、今では一般的だろう。　しかし、1990年 … ［続きを読む］

一票の格差か、面積当たりの格差か

日本列島の光の分布から見えてくること、気をつけるべきこと

　毎日暑い日が続く。少しでも涼しい気分を味わえるよう、夜の地球の画像を紹介してみよう。これは、スオミNPPと呼ばれる米国の気象衛星が、２０１ … ［続きを読む］

［書評］『海を渡る「慰安婦」問題』

山口智美ほか　著

歴史修正主義者たちによる恐るべき情報戦略の実態　　　先の参議院選挙で、改憲勢力が3分の2議席に達し、衆議院では既に3分の2を確保していること … ［続きを読む］

都市と都市の連携で「核なき世界」実現を（中）

秋葉忠利・前広島市長インタビュー

都市と都市の連携で「核なき世界」実現を（上）被爆者の三つの「足跡」――秋葉さんの著書の『報復ではなく和解を』などの中で、被爆者の果たしてきた … ［続きを読む］

[５]男女対等参画が新しい民主主義の原則に

世界の潮流はクオータ制からパリテ法へ

注）この立憲デモクラシー講座の原稿は、３月４日に早稲田大学で行われたものをベースに、講演者が加筆修正したものです。立憲デモクラシーの会ホーム … ［続きを読む］

日米地位協定（占領の残滓）改定阻む無知と無関心

戦後日本の政治の「質」を問う重要な試金石

　今年４月に沖縄県で起きた米軍属（元海兵隊員）による女性会社員死体遺棄事件（強姦・殺人の疑い）では、容疑者の軍属が犯行時に公務外で、沖縄県警 … ［続きを読む］

都市と都市の連携で「核なき世界」実現を（上）

秋葉忠利・前広島市長インタビュー

　原爆投下から７１年、アメリカのオバマ大統領は現職の大統領としては初めて、被爆地・広島を訪問した。オバマ大統領は演説で、「核なき世界」を目指 … ［続きを読む］

[４]私たちと議員をつなぐ「回路」が足りない

双方向のコミュニケーションが重要だ

注）この立憲デモクラシー講座の原稿は、３月４日に早稲田大学で行われたものをベースに、講演者が加筆修正したものです。立憲デモクラシーの会ホーム … ［続きを読む］

英国はなぜ「ＥＵ離脱」を選択したか

「エコノミー」よりは「エモーション」が勝った選挙戦を終えて

「バラバラになった国」　6月23日、英国で欧州連合(EU)に残留するか離脱するかの是非を問う国民投票が行われた。72.2%という高投票率の下 … ［続きを読む］

[２]　「代表」について考える

議場にいる人たちの当事者性が極端に偏っている日本

注）この立憲デモクラシー講座の原稿は、３月４日に早稲田大学で行われたものをベースに、講演者が加筆修正したものです。立憲デモクラシーの会ホーム … ［続きを読む］

舛添都知事はどこで致命的ミスを犯したのか？

セコ過ぎるスキャンダルが“大疑獄”になったわけ

　東京都の舛添要一知事が6月15日午前、ついに辞職願を提出した。　身から出たサビとはいえ、最終局面でのメディアと世間の舛添氏に対する追い込み … ［続きを読む］

多数決選挙は人々の意思反映が苦手

「行きたくなる」制度への報道が必要

　今夏は参院選があり、その後は国民投票を要する憲法改正が議論になるという。秋にはアメリカ大統領選が行われる。いずれも有権者による多数決の選挙 … ［続きを読む］

日本もイラク戦争を検証せよ

なぜ「イラク戦争公聴会」を始めたか

米国の戦争に追従することの是非を問いたい　5月31日、第一回イラク戦争公聴会を開催した。日本がイラク戦争を支持・支援したことや、自衛隊イラク … ［続きを読む］