衆議院 の検索結果

集団的自衛権拡大で起きる国内テロのリスク（上）

中東や北朝鮮との「戦闘状態」が意味するもの

現代の戦争と一般市民の危機　この1年ほどの間、日本では集団的自衛権に注目が集まり続けた。特に、6月4日の衆議院憲法審査会において各党から推薦 … ［続きを読む］

慰安婦問題で日米の歴史家が連帯

メディアも偏った歴史観を正す報道を

1．安倍政権や一部政治家の歴史認識、言動　2012年末に第2次安倍政権が成立した頃から、日本軍「慰安婦」問題を含め、近代日本が引きおこした侵 … ［続きを読む］

ファシズムは形を変えて生き続ける

歴史を見つめ直し監視の目を育め

　1933年の年頭、ドイツで一つの新しい「国語辞典」が刊行された。　自分たちの母語を「国語」と呼ぶのは日本独自の習わしに過ぎないので、正確に … ［続きを読む］

立憲主義的政治家よ、安保法に抗して気概を持て

冒涜された憲政の伝統は甦りうるか？

憲政の冒涜　安保法の「成立」によって失われたものは何か？　それは憲法の精神であり、憲政の伝統である。　かつての穏健保守派から見ても安保法の「 … ［続きを読む］

安保法で日本人は「一億総勉強社会」時代に入った

今の時点で総括することが重要だ　安保法制を承認した国会が終了し、問題は、「その先」になにが起きるかにかかってきた。安倍政権は早くも「一億総活 … ［続きを読む］

安保法案「可決」は無効であり、議場クーデターだ

野党は立憲国家の非常事態を宣言して世界に訴えよ

違憲無効の安保法案は成立してすらいない　9月19日午前2時半ごろに安保法案は「成立」した。与党が傍若無人な国会運営により、野党の抵抗を押し切 … ［続きを読む］

アシモフの銀河帝国の興亡から

私は政治外交史の方法論を学んだ

　65歳で千葉大学法経学部を定年退職して以来13年間、現役時代に購入してあった伝記や日記、著作集、全集、古典的名著などを読み漁る日々を送って … ［続きを読む］

安保法案採決を前に、野党がとるべき抵抗戦術

不信任決議案、問責決議案、ピース牛歩……

参議院の強行採決は「良識の府」の自殺行為　参議院の安保法制審議は、「良識の府」らしく、衆議院で明らかになっていなかった様々な問題点を浮き彫り … ［続きを読む］

テレビ政治、世論調査、ネットで発信…

それでも変わらぬ政治取材の基本とは

　約36年前、国会に入った時、天井の高さに圧倒されそうになった。政治部記者が国会議員と親しく話すのを見て、引け目も感じた。しかし、いつの間に … ［続きを読む］

患者をないがしろにする病院の不正が続いた理由

公益通報者保護法の不備の改正を医師が求める

　「市民のための公益通報者保護法の抜本的改正を求める全国連絡会」の結成を記念する集会で７月２日、麻酔科医の志村福子さん（４３）が千葉県がんセ … ［続きを読む］

核兵器までも運べる「兵站法」を作ってよいのか？

確定判決を無視する決定的違憲内閣

「後方支援=兵站」により被爆国が核兵器も運搬可能に？　広島・長崎の原爆の日を前にして、参議院の質疑で、原爆被害者から見たらとんでもないことが … ［続きを読む］

［9］学生と教員がともに反対する安保法案

想像力の劣化、感性の劣化という恐ろしい現象に抗し切るために

　「ビラは何枚くらい作ろうか」　「ビラ?　ああ、フライヤーですか」　「枚数はあの連絡網で相談しよう」　「わかりました、LINEグループのこと … ［続きを読む］

「法的安定性」の破壊こそが「憲法クーデター」だ

「決定的違憲」の安保法制

法治国家を崩壊させる不正発言　礒崎陽輔首相補佐官の「法的安定性」無関係発言が大問題になり、同氏が参院特別委員会に参考人として呼ばれ、発言を撤 … ［続きを読む］

安保法案で「良識」が問われる参議院

主権者は「クーデター」を失敗させられるか？

クーデターを決行した「違憲内閣」　「7・15事件」のプロセスを考えてみよう。　2014年夏の7月1日における集団的自衛権行使容認の閣議決定は … ［続きを読む］

平成の７・１５事件＝憲法クーデターとの戦い

安保法案強行採決は「憲政」の転覆行為　

安保法案は成立確実か？　衆議院における安保法案の強行採決に対し、憲法を尊重する人々は憤激し、戦後久しくなかった大規模デモが全国の各所で起こっ … ［続きを読む］

憲法が決壊した夏、『野火』に感じる戦争のリアル

「戦争の恐ろしさを全身に浴びてください」――塚本晋也監督

実質的な改憲が強行された戦後70年目の危機　先般、「安全保障法案」が与党単独で衆議院で強行採決された。「違憲」であるとの憲法学者らの指摘をも … ［続きを読む］

安保法制論議で科学者に言ってほしいこと

「わかりやすいたとえ話」の非現実を独り歩きさせてよいか

　安全保障関連法案が衆議院の特別委員会で可決された日の朝、朝日新聞の社会面には「ウォッチ安保国会」と題して、科学者や科学史家の主張が大きく載 … ［続きを読む］

安保法案の強行採決は、「憲法クーデター」だ

審議時間はあと数倍～１０倍は必要だった

憲政史の歴史的瞬間　7月15日正午過ぎ、安保法案が衆院平和安全法制特別委員会で強行採決された。NHKは、公共放送であるはずなのに、公共的にき … ［続きを読む］

いかなる正義にも反する安保法案の強行採決（下）

それは「民主主義の覇道」そのもの

解釈改憲により人々の主権を侵犯する不正義　立憲主義のもとにおいては、違憲立法を行うことが不正義であることは論を待たない。客観的国際情勢の変化 … ［続きを読む］

いかなる正義にも反する安保法案の強行採決（上）

３つの正義論から考える

圧倒的多数の違憲論と強行採決　憲法学者の違憲論が広く知られるようになり、安保法案への支持、そして政権支持率はどんどん下がっている。　私は、「 … ［続きを読む］

期待しては裏切られ…この5年間の政治を振り返る

ファイナルコールならぬファイナル・アーティクルとして

　筆者は、本記事をもってWEBRONZAの執筆を離れることになった。そこで、これまでを振り返って分析するとともに、自身の意見を表明することで … ［続きを読む］

「１８歳選挙権」は、大人にも大きな影響がある

親の世代も、高齢者も、政治を考えるチャンスに

　6月17日、改正選挙法が可決、成立した。これにより、選挙権年齢が現行の「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げられた。　筆者は、NPO法 … ［続きを読む］

保守とリベラルの不毛な批判合戦

不必要な警戒を生み出すリスクに目を向けよ

　新しい安全保障法案が5月に国会提出され、審議が続いている。これまで自民党と公明党の与党協議で法案が合意するまでのメディアの報道や議論をみて … ［続きを読む］

内部告発経験者が初めて政府の検討会委員に　保護法見直しで

　運送業界の闇カルテルを４１年前に内部告発して定年の６０歳まで３２年にわたり閑職に置かれ続けたトナミ運輸の元社員・串岡弘昭さん（６８）が、公 … ［続きを読む］

派遣法改正問題で、女性たちが声を上げ始めた

賃金の低い『お得』な労働者から、スキルだけ奪って3年で使い捨てでいいのか

　労働者にとってのメリットはさっぱりよくわからないが、デメリットならいくつも考えつく。そんな労働者派遣法改正案が、今国会に上程されている。派 … ［続きを読む］

今こそ戦争をしない経済学を

米国全面服従と弱肉強食思想の行き着く先

　憲法学者3人を参考人として招いた5月4日の衆議院憲法審査会で、集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障関連法案に関して、参考人全員が「憲法 … ［続きを読む］

安保法制案、多様な法案の一括審議を強く批判する

事後的な検証手続きを導入せよ〈『Journalism』6月号より〉

Ⅰ　はじめに　2014年7月1日、安倍内閣は「国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備について」と題された閣議決定を … ［続きを読む］

憲法改正に「お試し」はあり得ない（下）

震災に便乗した「緊急事態条項」

緊急事態条項が「お試し」ではあり得ない　朝日新聞世論調査によれば、「憲法9条を変えやすくするために、まず国民の賛成が多い条項を変えて、国民に … ［続きを読む］

憲法改正に「お試し」はあり得ない（上）

「慣れる」「味わう」「植えつける」……自民党の憲法感覚を問う

憲法改正は「慣れる」「味わう」「植えつける」ものなのか　「憲法96条先行改正」が頓挫し、2013年参議院選挙で「ねじれ解消」を達成した後、安 … ［続きを読む］

安保法制と、「#首相官邸を包囲せよ」の意味

議会主義の軽視に対抗する試みとして

　いまは文字どおり制度の形式だけが民主主義で、実質的な機能は翼賛議会の機能に最も近づいた。そう考えると、どうみても今日の日本の議会主義は非常 … ［続きを読む］