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文化・エンタメ 三省堂書店×WEBRONZA 神保町の匠
日本の歴史だけ見ていても分からないのだ もう半世紀以上も前、「世界史」はけっこう勉強した。まあ、受験科目の一つだったわけだが、残念ながら … [続きを読む]
奥 武則 2017年01月20日
文化・エンタメ 「日本」の戦後史 【第1章 未来幻想の夏】
2016年の1月、私は青山の岡本太郎記念館を訪れた。骨董通りの一本裏手には、いまでも古い屋敷がぽつぽつと残っていて、戦前の青山高樹町のふん … [続きを読む]
菊地史彦 2017年02月06日
大地にかたどられる、ということ 「自然は人間にとって資源である以前に、人間が人間として形成される場なのである」 世界史的観点で近代の意 … [続きを読む]
佐藤美奈子 2017年02月09日
政治・国際 現地発「ここだけの韓国の話」
「韓国人は金正男さんの事件をどんな風に考えているのでしょうか?」 「うーん、日本ほど関心はないようですよ」 日韓を行き来する … [続きを読む]
伊東順子 2017年03月09日
想像をかきたてるラディカルな本 借金やローンは悩みの種だ。借金なんかしなければよかったと思っても後の祭り。家や車がほしかったり、教育資金 … [続きを読む]
木村剛久 2017年03月13日
Journalism
私たちは日々、垂れ流される情報の確度や信頼性を、それを発信した者が何者かによって予測し、耳を傾けるに値するかどうか頭の中で整理し、受け取る … [続きを読む]
吉川彰浩(一般社団法人AFW運営、元東電社員) 2017年03月31日
文化・エンタメ
郊外とは混住社会である 小田光雄の『郊外の果てへの旅/混住社会論』(2017、論創社)は、「郊外」という社会的事象を、広大な関連分野に目を配 … [続きを読む]
菊地史彦 2017年05月16日
20世紀という時代を凝縮した「歴史図鑑」 2015年10月から2016年3月にかけて、全6回にわたって放送されたNHKスペシャル「新・映 … [続きを読む]
西 浩孝 2017年07月03日
西洋の謎の本丸へ 歴史についての卓越した論考を読む楽しみは、読む者に刷り込まれた「常識」=「思い込み」を、鮮やかに覆してくれるところにある。 … [続きを読む]
福嶋聡 2017年07月18日
ぼくたちが学校で習い、そうと思い込んでいる「世界史」のストーリーは、古代の奴隷→封建制下の農奴→資本主義社会における労 … [続きを読む]
福嶋聡 2017年07月25日
前文部科学事務次官の前川喜平さんが本誌の取材に応じました。前川さんは「出会い系バー」報道をきっかけに、国家権力とメディアの関係を憂い、「二 … [続きを読む]
前川喜平 2017年09月22日
政治・国際
使う人によって意味が違う? 今回の衆院選で話題になった言葉の一つに「リベラル」がある。「立憲民主党はリベラルなのか、保守なのか」「希望の党に … [続きを読む]
宇野重規 2017年10月31日
優生思想を殲滅・無化する「からだ」の表現を追う 「劇団態変」は、3歳で「ポリオ」(=「急性灰白髄炎」、または「脊髄性小児麻痺」)を患い、 … [続きを読む]
今野哲男 2017年12月06日
今野哲男(編集者・ライター)●加藤典洋『敗者の想像力』(集英社新書) 白井聡『永続敗戦論――戦後日本の核心』(現・講談社+α文庫 … [続きを読む]
神保町の匠 2017年12月28日
社会・スポーツ
高校と大学の教員ら約400人で作る「高大連携歴史教育研究会」が、昨年10月に教科書や大学入試で使う用語の精選案を発表した。3月中に最終案を … [続きを読む]
和田秀樹 2018年03月16日
マルクスと出会った1968年 今年はカール・マルクス生誕200年の年である。 マルクスという名を聞いただけで嫌悪する人でも、その名が歴史に与 … [続きを読む]
的場昭弘 2018年05月08日
経済・雇用
英国は究極の格差社会だ。上流、中流、労働者階級の区分けがいまだ残り、労働者階級よりもさらに下の貧困層になると生活環境が非常に厳しくなる。社 … [続きを読む]
小林恭子 2018年05月09日
朝鮮半島の歴史で初の現象 1945年の日本の敗戦による朝鮮半島植民地支配の崩壊に続き、米国とソ連による冷戦が発生したことで、朝鮮半島に分断国 … [続きを読む]
菅英輝 2018年06月17日
ハノイの街角で見たW杯ロシア大会 先日出張で訪れたハノイはすでに夏の日差しが強く、時折降る強い雨も、会議室の窓越しに眺めると、ひときわ興趣の … [続きを読む]
鈴村 裕輔 2018年06月28日
経済・雇用 「平成の財政」を語る
「保守的な人間」からみる財政とは 「平成の財政」を語る第6弾は、ライフネット生命保険創業者で立命館アジア太平洋大(APU)学長の出口治明さん … [続きを読む]
古屋聡一 2018年07月07日
盆踊りが静かなブームといわれたのが2014年、盆踊ろう会『盆おどる本――盆踊りをはじめよう!』(青幻舎)が刊行された頃だ。それから4年。小 … [続きを読む]
丹野未雪 2018年07月17日
初対面の人に「バレエの記事を書いています」と言うと、「バレエって、バレーボールじゃなくて踊る方? クラシック・バレエ? 観たことないのです … [続きを読む]
菘あつこ 2018年08月02日
自発的に終焉する戦後秩序 2018年夏、戦後秩序が終わろうとしています。70年余りのあいだ続いた世界史の一ページが閉じられようとしているので … [続きを読む]
三浦瑠麗 2018年08月15日
吉田裕氏の『日本軍兵士』(中公新書、2017年)が売れている。アジア・太平洋戦争を「兵士の目線・立ち位置」に徹して彼らの凄惨な戦場体験を克 … [続きを読む]
早川タダノリ 2018年09月10日
社会・スポーツ 民放TVが映し出した平成という時代
激しい販売競争が繰り広げられた「ビール戦争」を、歴史ものとして描くとどうなるか。 タイトルは「幕末ビール維新」(AD1950~1990)。 … [続きを読む]
川本裕司 2018年09月28日
「これ、アントン・ヴァン・ダイクですね。フランドル(現ベルギー)の画家です。オランダの絵の作風との違いがわかりますね。フランドルの画家は理 … [続きを読む]
高瀨毅 2018年09月30日
われわれはどこへ行くのか じつはこの本を読み始めてから何度か、もう読むのをやめようかと思った。ラテン・ギリシア・キリル・アラビア・梵字・漢字 … [続きを読む]
松本裕喜 2018年10月09日
1980年代前半、民放がプライムタイムに編成したのは、ドラマやバラエティー、歌番組、クイズ、プロ野球、プロレスといった内容だった。民放とし … [続きを読む]
川本裕司 2018年10月12日
政治・国際 平成政治の興亡私の見た権力者たち
衝撃的なイラク軍のクウェート侵攻 1990年8月2日のイラク軍によるクウェート侵攻は、世界に大きな衝撃を与えた。 ブッシュ(父)米大統領は直 … [続きを読む]
星浩 2018年11月10日
*書評「神保町の匠」の評者による、2018年の「わがベスト3」を紹介します(計4回シリーズ)。井上威朗(編集者) 殺伐とした言葉ばかりがデジ … [続きを読む]
神保町の匠 2018年12月14日
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