群馬県 の検索結果

草津白根山の噴火は既視感ばかり

予想外の場所で起き、気象庁の初動は遅れ、自治体は観光優先

　草津白根山の噴火で起きた事態は、既視感があることが目に付いた。　専門家が「まさか」と思った噴火だったこと、気象庁が現状を把握する能力に欠け … ［続きを読む］

［63］北の無人島行きの直前、原寿雄さんの訃報

12月5日(火)　午前10時から局で『報道特集』の定例会議。午後1時から中東取材打ち合わせ。全幅の信頼を寄せているEさん、Nさん、Tさんらと … ［続きを読む］

［1］コンビニだけでは健康的生活を支えられない

　いま、世の中はとても便利である。　と、世間では言われているようだ。朝日新聞が9月に3回連載した「便利すぎる？社会」という記事をたまたま見つ … ［続きを読む］

広がるクビアカツヤカミキリの被害

サクラやウメ、モモを枯らす外来昆虫に監視の目を

　サクラの幹の中から這い出ようとしているカミキリムシを、ある夏の日に見つけた。黒い頭部に続いて、首元の赤い色が目に飛び込んできた。外来昆虫の … ［続きを読む］

［49］われ怒りて視る、何の惨虐ぞ

8月29日(火)　二日酔い気味のなかを局へ急ぐ。東北新幹線に50分の遅れが出ているという。東京駅で今朝方の北朝鮮による弾道ミサイル発射でその … ［続きを読む］

芸能、風俗、怪異伝承、酒場、銭湯……

考えるな、感じろで雑踏に赴く

　肩書は「編集委員」。そのあとに「大衆文化担当」がつく。芸能や社会風俗だけでなく日本各地に残る怪異伝承や「UMA」と呼ばれる(未確認生物も追 … ［続きを読む］

認知症の世界を変え、認知症で世界を変える

介護の社会化に向け制度の信頼回復を

　認知症の人と家族の会（以下、「家族の会」）は1980年に産声を上げた。「家族の会」が何を思い、何をしてきたか。そして、今、何を願っているか … ［続きを読む］

［4］日本兵の慰霊碑が意味するもの

　仏教遺跡の町バガンで最も高い建物がタビニュ寺院だ。その向かい側にあるタビニュ僧院の一角に、この国で亡くなった日本兵の鎮魂、慰霊碑がひっそり … ［続きを読む］

「保育園落ちた日本死ね」現象と政治家の甘い認識

一人あたり子育て費用3億円の少子化促進国

　子供が保育園に落ちた女性の怒りが込められた「保育園落ちた日本死ね!!!」という匿名ブログが話題になっています。　「1億総活躍社会」や「女性 … ［続きを読む］

間違いだらけの就活　採用を28歳まで緩和せよ

就活改革のための五つの提案

 「就活スケジュールを信用するな」　2016年大学卒業予定者を対象に、8月開始とした就職活動(企業にとっての採用活動)スケジュール … ［続きを読む］

山口組分裂で力量問われる警察

長く続く弘道会支配への反発で離脱か、壊滅作戦に必要な暴力団の非合法化を法的な実現

拳銃調達の依頼電話　「あれ、頼む」　国内最大の指定暴力団、山口組（本拠・神戸市）の分裂が決定的となった8月下旬、関東に住む暴力団関係者の元に … ［続きを読む］

日航機で事故死した住銀元常務の娘に26年後の戸籍

　住友銀行でロンドン支店長や常務取締役を歴任した銀行員、湯川昭久さんは３０年前の１９８５年８月１２日、羽田発伊丹行きの日本航空１２３便ボーイ … ［続きを読む］

地方移住で解決？　東京圏の介護危機

日本創成会議が提言　「医療・介護に余力」は４１地域

　地方移住は東京圏の介護危機を防ぐ決め手になるのだろうか。　有識者らでつくる民間研究機関「日本創成会議」（座長・増田寛也元総務相）は６月４日 … ［続きを読む］

いま、憲法論争が沸かないのはなぜか？（下）

苛酷な労働と覗き見情報による世論の拡散と空洞化

　戦後政治の分岐に関する過去の大きな議論に比べて、いっこうに「国論が沸騰」しないのは、溢れる情報のせいもあろう。　ドイツの飛行機は信じられな … ［続きを読む］

北陸新幹線その先は

敦賀以西の大阪までは３ルートを検討し、いまだ決まらず

　長野新幹線としての先行開業以来18年ぶりに、北陸新幹線が金沢（石川県）まで延びた。整備計画によれば、さらに大阪まで延びるはずだが、敦賀（福 … ［続きを読む］

八ッ場ダム本体着工、強制収用に向けた説明会も

焦る住民の思い「死ぬまでダム」「故郷より良い所、見つからない」

　国土交通省は1月24日、八ッ場ダム予定地の未買収地の強制収用を視野に入れて説明会を行った。群馬県長野原町町の広大な会場には空席が目立った。 … ［続きを読む］

1月11日に全国で「ダムネーション」市民上映

｢自由な川の日｣にダム撤去を訴え

　民主党政権下でいったん中断されていたダム工事が、全国で再開されつつある。が、民主党政権時にも主張されていた、ダムの機能評価の低さ、利権事業 … ［続きを読む］

［1］常識破りの連続だったインフルワクチン報道

　インフルエンザワクチンに関する報道は、常識への挑戦の繰り返しだった。世間の人が思っていることは「実は違う」。時には大きく、時には小さく警鐘 … ［続きを読む］

政治資金問題から読み解く政権党の前近代的体質

ダブル辞任の衝撃――閣僚の約３分の１が疑惑を受ける「政治資金疑惑内閣」　小渕優子経済産業相と松島みどり法務大臣が、政治資金問題で同じ日にダブ … ［続きを読む］

「小渕首相の政治団体に超過献金」刑事告発は団体解散で不起訴に

　活動をほぼ休止している三つの「政治団体」を経由して、小渕恵三首相（当時）の資金管理団体「未来産業研究会」（東京都千代田区）に、会社役員ら７ … ［続きを読む］

定住への道をどう広げるか――外国人労働者受け入れ問題

　建設や介護の分野を中心にした人手不足の深刻化を受けて、外国人の働き手の活用拡大を進める政策が進められようとしている。　しかし、その中身は、 … ［続きを読む］

収賄犯人の自民党代議士と料亭で会食した検事総長

（４）読売新聞記者「不当逮捕」と日本通運事件

　ロッキード事件、リクルート事件など戦後日本を画する大事件を摘発し、「検察のレジェンド」と呼ばれた吉永祐介元検事総長が亡くなって１年が経つ。 … ［続きを読む］

世界遺産をもたらした養蚕業は今？

　　「富岡製糸場と絹産業遺産群」がユネスコの世界文化遺産へ登録されることが決まった。冨岡製糸場（群馬県富岡市）とともに世界 遺産の構成資産と … ［続きを読む］

心が重くなる認知症の行方不明。むりやり残虐なことを想像したりはするけれど……

　最近いちばん胸が痛くなり心が重くなったニュースは、東京の６０代女性が認知症で行方不明になっていたのが７年後群馬県館林市で発見されたというア … ［続きを読む］

［1］アベノミクス賃上げの死角

　「世界一企業が活躍しやすい国」は、安倍首相が就任演説で打ち出したスローガンだ。以後、「企業の活躍しやすさ」を目指した雇用規制緩和策が、相次 … ［続きを読む］

脳とビッグデータが合わさるとどうなるか

　「“マーケティング頭脳”つき自販機お目見え」というニュースが、先々週あたりメディアで流れた。飲み物の販売機が、備え … ［続きを読む］

死亡急増時代と「鎮守の森ホスピス」　〈下〉

死んだら自然に還るという感覚　前回、死亡急増時代となり、高度成長は過去のものとなり、死生観への人々のより実質的な関心が高まる中で、日本社会の … ［続きを読む］

電凸を無許可でニコ生中継しても許されるのか――連続討議「ソーシャルメディア社会における情報流通と制度設計」から（３）

情報ネットワーク法学会

　「電凸（でんとつ）をニコニコ生放送で中継してもいいのか」、「情報発信力に応じて権利を制限すべきだ」。「誰もがジャーナリスト」時代を迎えて、 … ［続きを読む］

どうする？粒子線治療の保険適用、施設建設

　健康保険に費用を請求できない「自由診療」と、健康保険が使える「保険診療」を組み合わせる「混合診療」。厚生労働省によって原則禁止とされてきた … ［続きを読む］

日本の大学を簡単に白熱教室にする方法

　日本の大学は、大人が冷静に話をする最適地かもしれない。米国式の大学なら、学生からの質問攻め（ほほ！と教員を唸らせる内容もあれば、それ自分で … ［続きを読む］