水害 の検索結果

自然を解釈する心―生物のつながりを物語に

　このたび、日本学術会議の中に「ワイルドライフサイエンス分科会」を立ち上げることになった。生態学、哺乳類学、野生動物学、獣医学、霊長類学、人 … ［続きを読む］

首都直下地震、まず官邸が備えよ

　全国で大規模な地震が頻発している。日本は完全に長い歴史のなかでも、かなり強い地震の活動期に入ったと考えるのが自然かもしれない。そうであるな … ［続きを読む］

首都圏地震－水への警戒も欠かせない

　地震対策なのに「水」とは？こう思われるかもしれない。だが、首都圏の海抜ゼロメートル地帯は、台風や高潮による洪水の恐れがあるだけでなく、地震 … ［続きを読む］

原発再稼働　再び事故があれば『日本消滅』では？

　もう一度、原発事故を起こしたら、日本は「消滅」してしまうのではないか。　いま、もしくは近い将来、日本のどこかで、福島第一原発事故クラスの「 … ［続きを読む］

福島のコメ作付制限　ツケを負わされる生産者

　昨日の論考で、「経済学の原理から言えば、規制（安全性の基準）を強化・厳しくするときの追加的な便益と追加的なコストが一致するときに、規制の便 … ［続きを読む］

農地の表土除去は止めた方がいい－現実的な手法で作物の放射能低減を

　農業関連の除染対策を議論する国際研究シンポジウムが８～１０日、福島県郡山市で開かれた。ロシアやベラルーシ、ウクライナ、そして欧米の専門家も … ［続きを読む］

サイエンス映像学会　第５回大会「防災と長寿――リスク社会をどう生き抜くのか」　３月２７、２８日

　科学を映像化して人をつなぐサイエンス映像学会（養老孟司会長）の第５回大会「防災と長寿――リスク社会をどう生き抜くのか」が、３月２７日と２８ … ［続きを読む］

過度なセシウム新基準から見える消費者団体の問題

山下一仁

　放射性セシウムの安全性の問題の関係者は、摂取する立場としては、消費者、厚生労働省、生産の立場としては、生産者、農林水産省ということになろう … ［続きを読む］

［5］続々・中間管理エリア〜アトムのレポート（下）

学術横断講義（ 原子力社会学、認知工学、潜在記号学、環境ガバナンス・スタディ）学期末レポート（下） 　204X年３月XX日　　鈴木アトム … ［続きを読む］

自衛隊は３・１１の「戦訓」を活かせるか（下）――防護装備、無人機、輸送、燃料

　前回に引き続き、東日本大震災で露呈した自衛隊の弱点、組織的な欠陥、装備調達の欠陥を検証する。　福島の原発事故に際しては、大量のＮＢＣスーツ … ［続きを読む］

［4］続・中間管理エリア〜アトムのレポート（上）

学術横断講義（ 原子力社会学、認知工学、潜在記号学、環境ガバナンス・スタディ）学期末レポート（上） 　204X年３月XX日　　鈴木アトム … ［続きを読む］

自衛隊は３・１１の「戦訓」を活かせるか（上）――地図、無線、人員の不備

清谷信一

　２０１１年３月１１日の東日本大震災が発生して、１年が過ぎた。この大災害に際して自衛隊は１０万人を超える大動員を実施した。　メディアでは、震 … ［続きを読む］

［3］中間管理エリア〜204X年の物語

　204X年早春。僕の名は鈴木アトム、大学１年生だ。　訳あって、小２以来連絡の途絶えている従妹、ヌクレに会いに行くことに決めた。　彼女の一家 … ［続きを読む］

【２０１１年・日本映画産業を考える】（２）震災、リーマンショック、３Ｄ映画不振

●震災の影響はどれほどあったのか？　なぜ２０１１年は映画産業が不調だったのか。そこで、やはり見逃せないのは、東日本大震災の影響だ。　直接被害 … ［続きを読む］

広域がれき処理　「説得」して進めようとしてもダメだ

　歴代の環境相経験者が３月５日に国会内で話し合い、被災がれきの広域処理が進むように協力することを確認した。民主党の小沢鋭仁、江田五月、自民党 … ［続きを読む］

インフル論文考―科学の鍵は「下から目線」

　バイオテロへの警戒感が高まるこの時代、高病原性の鳥インフルエンザが哺乳類でも感染する恐れを示した実験結果をそのまま世に出してもよいかどうか … ［続きを読む］

立ち入り禁止区域の故郷を思って

大久保真紀

　２月２８日の夜、東京・汐留のホールで、映画の試写会がありました。「立入禁止区域・双葉～されど我が故郷」です。　昨年３月の福島第一原子力発電 … ［続きを読む］

近藤駿介さんが国民に語るべきだった－民間事故調が明らかにした「最悪シナリオ」

　福島原発事故独立検証委員会（民間事故調）が２８日に発表した報告書は、近藤駿介・原子力委員会委員長が昨年３月２５日に菅首相らに示した「最悪シ … ［続きを読む］

米原子力規制委員会の福島事故議事録からの教訓

　2月21日、米原子力規制委員会（NRC）は、福島第一原発の事故発生から10日間の議事録を公開した。1～3号機のメルトダウン（炉心溶融）や4 … ［続きを読む］

空からの放射能汚染把握、実施できず　福島第一原発事故発生当初

自衛隊ヘリと測定員が行き違い

　東京電力福島第一原子力発電所で放射性物質の大量放出が始まった昨年３月１２日、放射能の拡散を空からすばやく把握する「航空機モニタリング」が、 … ［続きを読む］

ガレキ受け入れで分断の危機にある故郷・島田市を救いたい

　私の故郷である静岡県島田市が、昨年末、岩手県大槌町および山田町のガレキ受け入れを表明した。実際に2月15日、約10トンの木材チップ化したガ … ［続きを読む］

［1］『メルトダウン　ドキュメント福島第一原発事故』を執筆して／ジャーナリズムを考える

　記者会見が始まると、つめかけた記者たちは一斉に手持ちのパソコンの画面に目を落とし、キーボードを猛スピードでたたいていった。未曽有の大地震が … ［続きを読む］

原発の再稼働問題：原子力の安全ガバナンスからの分析

　今回の原発災害の原因背景分析として、私は原子力の環境ガバナンスという視点からの分析が必要であると考える。環境ガバナンスという考え方は、環境 … ［続きを読む］

性急な再稼働、冷めていいのか改革の熱気

　「原発ゼロ」になれば今夏に電力不足のリスクが生じるとして、政府与党や経済界が立地自治体の首長たちに再稼働に同意するよう圧力をかけている。　 … ［続きを読む］

エネルギー転換への見取図を―欧州の経験から

　西日本において稼働中の原発がなくなり、「原発ゼロ」が出現した。なーんだ、できるではないのか、というのが率直な感想だ。そもそも福島第一原発事 … ［続きを読む］

原発ゼロへの現実的展望を描こう

　「とにかく、やればできる。ただちに脱原発を」。「いや、原発なしでは経済生活が立ちゆかない」。世論はそんな両極の意見に分かれているようにみえ … ［続きを読む］

［1］原発やめろ!!!!!デモ――松本哉と山下陽光（上）

　 アメリカの『ＴＩＭＥ』誌は２０１１年の「Person of the Year(今年の人)」に特定の個人ではなく「The Proteste … ［続きを読む］

巨大システムの安全は、ヒトには守れない

　レシピを見ながら手のこんだ料理を初めて作って、おいしく仕上げる。すでに至難のわざだ。ましてや使う香辛料も初めてで、強火オーブンを初めて使い … ［続きを読む］

ポスト・テレビ時代への模索　新しい「ニコ動モデル」構築へ～『Journalism』２月号より

　朝日新聞が発行するメディア専門誌『Journalism』２月号からお届けします。特集は「〈ポスト地デジ〉テレビの未来」です。２月号の内容（ … ［続きを読む］

インドから見る福島第一原発事故

　インドの人々と話すと、日本を裏側から見るような感覚に陥ることがある。　急成長を遂げる新興国の中でもインドは異質だ。単に安い労働力を先進国の … ［続きを読む］