博士課程 の検索結果

少子高齢化、孤立化が進む日本で

みなが恩恵受ける社会は可能か？

　2012年夏、民主（現・民進）と自民、公明の3党が「社会保障と税の一体改革」で合意して4年余。消費税増税によって、社会保障の充実・安定化と … ［続きを読む］

日本はAI研究のグローバル化を目指せ

海外で活躍できるリーダーになろう

　拙稿「日本の大学の世界ランクはなぜ落ちる一方なのか」で引用した、英国タイムズ・ハイヤー・エデュケーション（Times Higher Edu … ［続きを読む］

アメリカの私立大学の学費が高い理由

「いいものは高い」の米国だからこその高額化、それによる貧富の格差拡大の現実

　アメリカの大統領選挙で、バーニー・サンダース（Bernie Sanders）候補が公立大学の学費（授業料、tuition）ゼロと学資ローン … ［続きを読む］

日本の大学の世界ランクはなぜ落ちる一方なのか

アメリカの博士課程教育を内側から見てわかったこと

　６月に発表された英タイムズ・ハイアー・エデュケーション（Times Higher Education：THE）の「アジア大学ランキング」で … ［続きを読む］

法曹教育は教室でできるもんじゃない！

法学学習の特殊性と法科大学院の本質的限界

　次々と法科大学院が募集停止を発表するにつけ、私は、法学とは無関係のある大学教員とのおしゃべりを思い出す。それは、2004年4月にスタートし … ［続きを読む］

［5］革命の成果と課題。どこまで格差を認めるか

　キューバが世界に誇るものが二つある。教育と医療を無料にしたことだ。誰でも幼稚園から大学院の博士課程まで無料で教育を受けられる。病気になった … ［続きを読む］

［4］政治は生き物　育てていこう

誰も私の自由は奪えない。社会は簡単には変わらないけど、希望を持とう

「民主主義をつくる」は、①巻頭論文＋②「自由って何だ？　ＳＥＡＬＤｓとの対話」（4回）＋③五百旗頭真・熊本県立大理事長インタビュー（3回）の … ［続きを読む］

［3］ヘイトスピーチは社会の害悪　声を上げよう

市民の力で変えていく

「民主主義をつくる」は、①巻頭論文＋②「自由って何だ？　ＳＥＡＬＤｓとの対話」（4回）＋③五百旗頭真・熊本県立大理事長インタビュー（3回）の … ［続きを読む］

［2］「忘却の穴」に落とされるな！

他者との具体的な交わりの中にこそ自由がある

「民主主義をつくる」は、①巻頭論文＋②「自由って何だ？　ＳＥＡＬＤｓとの対話」（4回）＋③五百旗頭真・熊本県立大理事長インタビュー（3回）の … ［続きを読む］

［1］「私」という一人称で共に語ろう

誰かに任せていても仕方がない。自分で声を上げるのが民主主義

「民主主義をつくる」は、①巻頭論文＋②「自由って何だ？　ＳＥＡＬＤｓとの対話」（4回）＋③五百旗頭真・熊本県立大理事長インタビュー（3回）の … ［続きを読む］

おぼちゃん『あの日』は「先生と私」トークだらけ

「褒められたい」というモチベーションを切り替えられなかった研究者

　おぼちゃんこと小保方晴子さんの著書『あの日』を読んだ。　科学の知識の乏しい私の理解した範囲でいうと、「私が気づいて、こだわりたかったのはS … ［続きを読む］

拝啓　理化学研究所・新理事長　松本紘様

日本の「ポスドク」雇用改革の提案を

　大阪大学にいました高部です。９月に早期退職し、ドレスデンにあるヘルムホルツ研究機構に新たな職を得、ドイツに移住しました。旧知の先生が理化学 … ［続きを読む］

博士号取得者の初の追跡調査まとまる

修了時に半数以上が平均４４０万円の借金という衝撃

　博士号を得た人たちの初の追跡調査を文部科学省の科学技術・学術政策研究所がまとめた。職に就いた人の中で大学や公的研究機関などの「アカデミア」 … ［続きを読む］

間違いだらけの就活　採用を28歳まで緩和せよ

就活改革のための五つの提案

 「就活スケジュールを信用するな」　2016年大学卒業予定者を対象に、8月開始とした就職活動(企業にとっての採用活動)スケジュール … ［続きを読む］

ノーベル賞連続受賞と大学ランキング急落

科学の花はすぐには咲かない〜近視眼化する研究・教育を憂える

　自然科学系のノーベル賞を日本人が連続受賞した。このニュースで、また理系ブームが沸きそうだが、不安も覚える。たとえば世界大学ランキングで東大 … ［続きを読む］

［1］子どもがいないと、なぜ追い詰められるのか

　8月に「不妊治療」に振り回されるアラフォーカップルたちの話や、高校からの保健教育の充実をはかる大切さについて、当欄で書かせていただいた。　 … ［続きを読む］

ガバナンスと会計基準「選択肢が多いのは『決められない日本』の表れ」

町田教授インタビュー、「次のオリンパス」「次の東芝」を防ぐために

　東芝の不正決算が日本企業のコーポレート・ガバナンスや会計監査に対する不信感を強めている。東芝のガバナンス体制や海外の受け止め方、監査法人の … ［続きを読む］

大学改革再論：「文系の教員は怠慢」は撤回しない

本丸は私立文系の組織見直し、理系学生に社会へ目を向けさせる方策も必要

「文系教員の怠慢」は撤回しない　文部科学省が、国立大学の教員養成系や人文社会系（まとめて文系と呼ぶ）の組織見直しを通達したが、このような事態 … ［続きを読む］

南北統一実現への触媒としての科学技術

北朝鮮の国際化の窓口：平壌科学技術大学の５年間

　平壌科学技術大学（ＰＵＳＴ）は、韓国の統一省と北朝鮮の教育省がともに承認し、２０１０年に開学した北朝鮮唯一の私立大学である。科学技術をかす … ［続きを読む］

大学の人文社会科学系のあり方への体験的注文

あまりに生ぬるい日本学術会議の姿勢

　文科省「国立大学法人等の組織及び業務全般の見直しについて」（平成27年6月7日）に対し、日本学術会議は7月23日、「これからの大学のあり方 … ［続きを読む］

人文・社会科学と大学のゆくえ

すぐ役に立つことはすぐ役に立たなくなるー大学教員も率直な反省を

　文部科学大臣は２０１５年６月８日の通知「国立大学法人等の組織及び業務全般の見直しについて」 において、「特に教員養成系学部・大学院、人文 … ［続きを読む］

大学は緒方洪庵の適塾に学べ

うわべだけのグローバル化よりも教育改革を

　日本の国立大学が改革を迫られている中、大阪大学の国際化に過去6年、深く関与してきた。私は1960年に発明されたレーザーの大規模化・極限化に … ［続きを読む］

大学が率先して競争すべきなのか

広島大学が導入する「教員ポイント制」への違和感

　国立大学をその特色に応じて分類しその役割を明確にするという方針が打ち出され、議論となっている。確かに、全国のすべての国立大学が横並びに総合 … ［続きを読む］

科学技術立国の未来放棄に気付かぬ政府

論文生産と博士課程進学者の急降下、もはや手遅れか

　科学技術立国は資源小国日本の国是だったはずだ。その未来が放棄されつつあると論文生産と博士課程進学者の指標が示すのに、政府・文部科学省は「世 … ［続きを読む］

２６年も現役稼働した磁気圏探査衛星「あけぼの」

日本の宇宙科学黎明期の人工衛星が偉業を達成できたわけ

　1989年に打ち上げられた磁気圏探査衛星「あけぼの」が26年の長きにわたる運用を終えた。これは宇宙科学研究所（宇宙研）が宇宙航空研究開発機 … ［続きを読む］

就活中心の大学院修士課程への疑問

大学だからこそ出来る教育を行えない大学院は必要ない

　４月になり新入生が大学へ入ってきた。本稿では、筆者が専門とする生命科学の大学院修士課程について、日ごろ感じていることを論じたい。結論を先に … ［続きを読む］

東大が博士号３人取り消し　小保方氏との違いは？

早稲田大の「取り消しだが１年間の猶予」はやはり不可解

　東京大学と早稲田大学。２つの大学の博士号に関する姿勢の違いを際だたせる結果になった。　東京大学は３月２７日、分子細胞生物学研究所の加藤茂明 … ［続きを読む］

朝日新聞はもっと危機意識を

公正な報道と調査報道に取り組み言論の自由を掘り崩すものと対峙せよ

　朝日新聞は2014年、自ら引き起こした報道の過ちをめぐる問題で未曽有の危機に立たされました。雑誌や新聞では猛烈な朝日バッシングが連日のよう … ［続きを読む］

9条がなかったら、敗戦で日本人は何を学んだのか

表現の自由の意味、集団的自衛権による安全保障とは

　社会学者の大澤真幸氏と憲法学者の木村草太氏による憲法の今日的問題を考えるトークイベントが先月、東京・池袋のリブロ本店で開かれた。二人による … ［続きを読む］

日本の「博士」はこれでいいのか？

不正な学位論文がそのまま合格してしまう現状にひそむ五つの問題点

　日本では不正な学位論文が非常に多いことを「目に余る日本の学位論文の不正」で説明した。これらは審査の過程で見つけられ、学位論文の書き直し・再 … ［続きを読む］