演劇 の検索結果

ブノワ賞受賞のオニール八菜さんが放つオーラ

パリ・オペラ座バレエ団に入団し３年、日本仕込みの正確な技術とフランスのエレガンス

　パリ・オペラ座バレエ団のオニール八菜さんがブノワ賞を受賞した。オニールさんは母が日本人、8歳で父の故郷であるニュージーランドへ移住するまで … ［続きを読む］

「日常」と「政治」の空隙を埋める

そこに本当の革新性がある

　予備校の授業開始は午前9時だが、自習室は8時から開いている。7時50分には正面扉のシャッターが開くから、それに合わせて7時半の満員電車に身 … ［続きを読む］

［書評］『こんな図書館をつくりましょう』

アントネッラ・アンニョリ著　萱野有美訳

世界最先端の図書館はこんなところ　　　図書館といえば、国立国会図書館のような調べ物をするための大図書館か、本を無料で貸してくれる近所の公共図 … ［続きを読む］

車いすテニスの多数の観客は4年後の成功を占うか

国内初開催の世界国別選手権最終日に3500人が有明コロシアムで観戦

　屋根をオープンにしたセンターコートには初夏の日差しが降り注ぎ、5月の心地良い風が吹き抜けていた。パラリンピックの、と限定して表現する必要は … ［続きを読む］

「自由の危機」に直面する日本メディア

欧米メディアの歴史に学び、「圧力に対する抵抗力の弱さ」を克服せよ

　戦後７０年を経た日本のメディア界は、空前の自由の危機に見舞われている。　特に高市総務大臣の電波停止発言が危機の引き金を引いたかに見える。「 … ［続きを読む］

［書評］『少年の名はジルベール』

竹宮惠子著

花の２４年組が語る、少女マンガ革命の日々　　　「ジルベール」と聞いてピンとくる人は、きっと手に取りたくなる1冊だ。 　筆者がジルベールに出会 … ［続きを読む］

「暴力団との関係」をドーベルマン刑事に狙われ、公共事業から締め出され

　たかだか５００人規模の暴力団工藤会に対し、警察、検察が２０１４年９月以来、総力を上げて「頂上」作戦を展開している。その成果を検証し、今後の … ［続きを読む］

ベルギーのテロで心配される日本の核施設の脆弱性

規定だけ決めて後は事業者まかせの日本、米国は日本が持つプルトニウムを懸念

  もし日本の原発がテロリストに狙われたら－－。　そんな心配が他人事とは思えない情報が発覚した。約370人の死傷者を出した3月のベ … ［続きを読む］

残るのは『WiLL』か『月刊Hanada』か?

保守系月刊誌に、2誌が成り立つ市場はなし

　保守系の月刊論壇誌『WiLL』(ワック)の名物編集長だった花田紀凱(かずよし)さん(73)が飛鳥新社に移籍して新雑誌『月刊Hanada』を … ［続きを読む］

複眼を追っかける

いつか命を奪いにくる臓器のおかげで私たちは今日を生きる。それが生と死の原則だ

　一冊の本を出版させてもらった。「どちらであっても」(岩波書店)。　本が出て、あの話し書けばよかった、この話しも、と思った。書きそびれたと思 … ［続きを読む］

幻と消えたパソコン三社統合

日本型サラリーマン経営の限界を感じる光景

パソコン市場の縮小　先月の話になるが、東芝、富士通、VAIO三社のパソコン事業統合の話し合いが白紙に戻る見通しとなったことが報道された。統合 … ［続きを読む］

ストレス社会とテンション社会

熊本の被災地支援のありようから考える日米の文化差

　熊本の大地震で、避難所での生活の困難が続く。被災した人々の我慢強さと協調性が、日本人の美質として賞賛されている。その半面で生活の不自由から … ［続きを読む］

［4］日本兵の慰霊碑が意味するもの

　仏教遺跡の町バガンで最も高い建物がタビニュ寺院だ。その向かい側にあるタビニュ僧院の一角に、この国で亡くなった日本兵の鎮魂、慰霊碑がひっそり … ［続きを読む］

必見！　横浜聡子『俳優　亀岡拓次』（上）

脇役俳優が主役の秀逸喜劇

　37歳独身の脇役俳優、亀岡拓次。見た目は地味でパッとしないが、その影の薄さが持ち味だ。泥棒、チンピラ、ホームレスなど、頼まれればどんな役で … ［続きを読む］

［書評］『幸せになる勇気』

岸見一郎古賀史健著

自己啓発書という「お守り」　　自己啓発書。「人間の能力向上や成功のための手段を説く書籍のこと」とウィキペディアにはある。　20代だった80年 … ［続きを読む］

「安倍首相は現実主義者だ」（中）

古谷経衝氏に聞くーネット右翼の実態とは

　特定秘密保護法や安保法制など、国論が分かれる政策を進めながら、底堅い支持率を維持している第２次安倍政権。ネット右翼などに詳しい著述家の古谷 … ［続きを読む］

「公共事業で肥え太った」とされる暴力団・工藤会の原点・石油備蓄基地

　たかだか５００人規模の暴力団工藤会に対し、警察、検察が２０１４年９月以来、総力を上げる「頂上」作戦を展開している。その「作戦」の成果を検証 … ［続きを読む］

「効率」の視点を超えた文化庁の京都移転に

先進国の中で低い日本の文化予算を充実させ、芸術をより親しみやすく

  「文化庁が数年内に京都に」。そのニュースを読んで、「文化財は京都や奈良など関西に多いから良いかも知れないけれど、芸術の中心は、 … ［続きを読む］

必見！　トッド・ヘインズ『キャロル』（下）

50年代アメリカのダークサイドなど

「ユートピア」の裏面　今回は、『キャロル』の舞台となった、1950年代アメリカの――とりわけその郊外の――ライフスタイル、政治的背景について … ［続きを読む］

『ちえりとチェリー』中村誠監督に聞く（上）

「人形アニメーションで日本の子どもたちを励ましたい」

　去る2月20日、長編人形アニメーション映画『ちえりとチェリー』が宮城県仙台市東北大学百周年記念館で上映された。たった1日限りの上映であった … ［続きを読む］

必見！　トッド・ヘインズ『キャロル』（中）

ロード・ムービー形式、古典性と現代性の共存、超絶な画面造形など

　中盤で、２人がアメリカ西部を巡る自動車旅行に出発する『キャロル』は、よってそれ以降、恋愛映画+ロード・ムービーという形をとる(キャロルの運 … ［続きを読む］

宇野昌磨には何が足りなかったのか？（上）

早すぎた成長。気楽さを味わえる時間が短すぎた

　18歳の宇野昌磨の、初めての世界選手権。　初めて経験する大きな試合に、ワクワクした様子もない。　初めて経験するピリピリしたトップ選手たちの … ［続きを読む］

フェルナンデスはなぜ羽生結弦に勝ったのか？

世界選手権に合わせたピーキングの見事さ

　2016年世界選手権、男子シングル。 　とにかくハビエル・フェルナンデス（スペイン）ただひとりに、すべてを持っていかれた試合だった。　ショ … ［続きを読む］

赤ちゃんと市民と老人

松田道雄さんの3冊の本から学ぶ

1. 「育児の百科」から　小児科医で在野の思想家と呼ばれた松田道雄さんは1908年生まれ。1998年に京都の自宅で亡くなった。今生きておられ … ［続きを読む］

租税回避地の秘密ファイル 2.6TB 流出　露大統領周辺の資金の流れも

　カリブ海の英領バージン諸島などのタックスヘイブン（租税回避地）に設立された２１万余の法人に関する電子ファイルを、南ドイツ新聞（独ミュンヘン … ［続きを読む］

フィギュアスケート世界選手権2016プレビュー

男子シングル、怒濤の展開。羽生結弦に迫るライバルたち

　今年の世界選手権の注目は、男子！　俄然楽しみになってしまったのは2月の一戦、四大陸選手権（台北市）の存在が大きいだろう。　この大会、日本勢 … ［続きを読む］

来日公演で感じたマドンナの「圧巻力」

最新のパフォーマンスをライブショーに取り入れる鮮度と社会派としての表現力

　圧巻。10年ぶりとなるマドンナのコンサートを表現するとしたら、このひと言につきるだろう。2時間の遅延で帰れなくなった人が続出したとか、安室 … ［続きを読む］

時代劇は高齢者嫌いの地上波から消え衛星で花盛り

若い世代狙うCMスポンサーと地上波テレビ局、時代劇制作に乗り出す衛星局

　根強い人気をもつ時代劇が地上波テレビから次々と姿を消し、主な舞台をBSやCSといった衛星放送に移っている。民放ではスポンサーがCMのターゲ … ［続きを読む］

オリンパス、中国コンサル疑惑の調査報告「経営陣には研修が必要」

　精密機器メーカーのオリンパスが中国のコンサルタントへの報酬の支払いをめぐる疑惑について調査した結果をまとめた秘密報告書の全容が、記者の取材 … ［続きを読む］

［29］112年ぶりの五輪ゴルフ（上）

ゴルフは2回五輪競技となり、姿を消した

五輪黎明期にゴルフは実施競技　ゴルフは、今年8月5日に開幕するリオデジャネイロ五輪で復活し、次の東京五輪でも実施競技となる。「えっ、ゴルフが … ［続きを読む］