専門家 の検索結果

トランプ氏が世界貿易を破壊する

世界経済は大恐慌直後の1930年代に戻ることになるかもしれない

熱のこもった議論が行われた台湾のシンポ　11月10日、11日に台湾で開催されたTPP（環太平洋経済連携協定）のシンポジウムに招かれ、発表・討 … ［続きを読む］

トランプ大統領で温暖化対策はどうなる？

米国の環境・エネルギー政策の大転換

　地球温暖化の影響が一層厳しさを増すこの時に、アメリカは世界の連帯から離脱するという。これが歴史的に見て地球温暖化に最大の責任を持っているは … ［続きを読む］

書評『新しい日米外交を切り拓く』（猿田佐世著）

多様な声をワシントンに届け、外交に民主主義を反映させる

　「外交は国の専管事項だ」。政府関係者や政治家がよく口にする言葉だが、はたしてそうか？　それでいいのか？　この本は、日本の外交の現状に疑問を … ［続きを読む］

なぜ予想を間違えたのか？

トランプ当選を読めなかった「三つの間違い」

真に受けすぎた過激発言　私を含めて、多くのアメリカの、いや世界中のメディアや専門家の予想が外れた、そんな選挙だった。では、我々は何を間違え、 … ［続きを読む］

日本企業の「文化」と化している長時間労働

過労死ゼロ社会の実現に向け、「３６協定」の許容労働時間の上限を法定せよ

１　電通過労自死事件の持つ意味　電通に勤務していた新入社員の女性が昨年末に自殺したのは、長時間労働が原因だったとして労災が認定され、このこと … ［続きを読む］

「大統領選に見る米社会」　待鳥聡史×白井聡

朝日新聞　関西スクエア　中之島クロストーク

　政治学者の白井聡さんがホスト役を務める対談・対論イベント「第10回　関西スクエア　中之島クロストーク」（朝日新聞社主催）が10月10日、大 … ［続きを読む］

［2］誰もが編集者、なんでも計測、収益増目指す

「世界出版エキスポ２０１６」現地リポート

　これまでの新聞界は、紙の新聞という一つの媒体を制作するために共同作業を行ってきた。ウェブサイトが登場すると、「紙の新聞」と「ウェブ」という … ［続きを読む］

日本企業のグローバル報酬制度　譲渡制限付株式に注目

グローバル報酬制度の必要性と今後の課題　～譲渡制限付株式を題材にして　日本企業の海外進出については今に始まった話ではないものの、殊に報酬制度 … ［続きを読む］

スラップ訴訟の実害と対策―私の経験から

ジャーナリズム全体の萎縮状況がスラップ訴訟を生む土壌に

　ＷＥＢＲＯＮＺＡ編集部からの寄稿依頼文の中に、下記４項目の問いがある。①スラップ訴訟とはどういったものか②スラップ訴訟の特徴③なぜ日本でス … ［続きを読む］

右派論客や憲法学者が有識者会議にいない理由

生前退位問題で論じられるべき最大の問題とは

有識者会議の構成と論点　天皇陛下の生前退位問題について「天皇の公務負担軽減等に関する有識者会議」の初会合が10月17日に開かれた。今後、憲法 … ［続きを読む］

匿名は障害者への偏見か、差別回避のためか

消してはならない報道機関の責任の議論

　今年7月26日未明に神奈川県相模原市の山あいにある障害者支援施設「神奈川県立津久井やまゆり園」（運営・社会福祉法人かながわ共同会）で起きた … ［続きを読む］

TPP反対論は論理破たんしている

国会論戦のレベル　国会のTPP特別委員会質疑をテレビ中継で見た。残念ながら、国会の論戦とはこの程度なのかと思った。野党の質問は、口調は激しい … ［続きを読む］

志布志うなぎ少女ＣＭで見えた差別の根深さ（中）

差別を受け手の問題と不快の問題に矮小化するな

　前回に引き続き、うなぎをスクール水着少女で擬人化した鹿児島県志布志市のふるさと納税のCMについて、大きな批判を受けて市が削除した問題を取り … ［続きを読む］

「ゲノム編集」をめぐる議論を深めよう

英国「ナフィールド評議会」の報告書から

　現在、生命科学や生命倫理の世界で最も注目を集めているテーマの１つとして「ゲノム編集」がある。ゲノム編集とは、遺伝情報すべてが書き込まれてい … ［続きを読む］

ゲノム編集と人類進化

早い、安い、簡単な技術が何をもたらすのか

　政府の総合科学技術イノベーション会議や日本学術会議で、「ゲノム編集」技術の取り扱いについて検討が続いている。中国でヒトの受精卵にこの技術が … ［続きを読む］

政府は「一体改革」というダイエットをやめ

「副作用のある健康法」に飛びつくのか

1　棚上げされた社会保障・税一体改革　安倍晋三首相は6月1日に「新しい判断」に基づいて消費税引き上げの再度の先延ばしを表明した。デフレからの … ［続きを読む］

パラリンピックにみる未来身体

公平性の理念が危うい

　今回のリオでは、パラリンピックの注目度が高かった。ドーピングや贈収賄など醜悪な面をさらけ出しているオリンピックに比べれば、障害者の活躍を賞 … ［続きを読む］

［5］トランプ氏がアメリカ大統領になる日

「予言の自己成就」という言葉が気になってならない

イメージで好き嫌いを決める　ドナルド・トランプ氏とヒラリー・クリントン氏が直接、対決した第1回のテレビ討論会は、全米で8千4百万人が視聴し、 … ［続きを読む］

日本はAI研究のグローバル化を目指せ

海外で活躍できるリーダーになろう

　拙稿「日本の大学の世界ランクはなぜ落ちる一方なのか」で引用した、英国タイムズ・ハイヤー・エデュケーション（Times Higher Edu … ［続きを読む］

東京都の豊洲問題は無責任な日本政治の縮図だ

「もんじゅ」、長期金利……なぜ「失敗」が続くのか

東京都政の無責任体制と石原氏の「虚言」　猪瀬直樹知事、舛添要一知事と続いて東京都知事は任期途中で不祥事によって辞任に追い込まれ、小池百合子都 … ［続きを読む］

[４]メディアに必要な専門職としての責務の自覚

国民の活発な公共討論のために情報提供を

注）この立憲デモクラシー講座の原稿は、４月２２日に立教大学で行われたものをベースに、講演者が加筆修正したものです。立憲デモクラシーの会ホーム … ［続きを読む］

生活保護から考える「貧」と「困」を伝える難しさ

NHKの「貧困女子高生」報道に寄せて

　8月18日のNHK「ニュース７」で、自らの貧困を訴える高校生女子の暮らしぶりが紹介された。画面には、イラスト用ペンセットが映り込んでおり、 … ［続きを読む］

［5］冤罪を無くしたいなら痴漢を無くすしかない

　これまで痴漢の社会的背景について見てきましたが、痴漢のケースになると、頻繁にとある法律用語を見聞きする機会が多くなります。それは「冤罪」で … ［続きを読む］

生き残りたければ、スタートアップ流に学べ

古い企業がもう一度、成長するために必要なこと

　“革新的な製品に挑戦するスタートアップ”。最近よく目にするこの「スタートアップ」という言葉は、ITを駆使して短期間 … ［続きを読む］

北朝鮮の核の脅威にどう対処すべきか

北東アジア６カ国で信頼外交を進めよ

　2016年９月９日、北朝鮮が５回目の核実験を行った。地震マグニチュードで5.3、爆発規模はTNT火薬換算10キロトン以上、とこれまでで最大 … ［続きを読む］

エアラインを脅かすリチウムイオン電池の発火事故

生活が便利になればなるほど潜在的に抱え込むリスクの大きさに目を向けよう

発火・爆発事故を起こすリチウムイオン電池　　サムスンが8月に新発売したスマホ「ギャラクシーノート7」のリチウムイオン電池が、相次いで発火・爆 … ［続きを読む］

デジタル時代のジャーナリズムとは？

ジャービス教授の話題本を批評する

　先ごろ、ニューヨーク市立大学大学院ジャーナリズム学科のジェフ・ジャービス教授が著したGeeks Bearing Gifts（CUNY Jo … ［続きを読む］

[3]痴漢は「性欲」ではなくて「性暴力欲」

　前回は痴漢問題がいかに社会悪として扱われていないかについて見てきましたが、そもそも痴漢はなぜ社会悪として認知されていないのでしょうか？　こ … ［続きを読む］

国際仲裁の現在　契約のドラフトから外国仲裁判断の承認・執行まで

　ＮＴＴドコモや日本のゼネコンの共同企業体が外国での紛争解決の手段として国際仲裁を採用し注目を集めている。国際仲裁は、国際的なビジネス上の紛 … ［続きを読む］

［12］韓国で映画をめぐる歴史歪曲論争（下）

過剰な「脚色」と「ファンタジー」

「従軍慰安婦問題」と映画『鬼郷』　映画やドラマをめぐる「歴史歪曲」論争は、昨日や今日始まった問題でも、韓国に限ったことでもない。特に映画とナ … ［続きを読む］