週刊文春 の検索結果

『アナと雪の女王』独自解釈、掲載拒否の怪――「救済」してくれたのはインターネットだった

　『アナと雪の女王』について書いた私の原稿が、月刊誌「中央公論」に掲載拒否されました。既にこの全文が以下のサイトで公開されています。http … ［続きを読む］

『ユーミンの罪』で考えた還暦ユーミンと我が暗き青春（泣）

　酒井順子さんの書いた『ユーミンの罪』が売れているそうだ。私が年末に買ったときは３刷だったが、さらに版を重ね、現在５刷５万部とのこと。　週刊 … ［続きを読む］

佐村河内守さん事件、最初は笑ったが、だんだん胸が痛くなり……

　偽ベートーベン問題。耳が聞こえないというフレコミだったからベートーベンと称され、偉人の威を借りてたわけなんだけど、ベートーベンというところ … ［続きを読む］

続々・佐村河内事件は何を提起しているか〜真にクリエイティヴなのは誰か？

　前々稿から「全聾作曲家」の代作問題を採り上げ、前稿ではまずマーケティングの視点から論じた。そしてもう一点、提起されている問題として、創造性 … ［続きを読む］

視聴者からの批判が殺到した籾井ＮＨＫ会長の問題発言

　就任初日の記者会見でトップの資質を疑われる発言した経営者は聞いたことがない。ＮＨＫに会長を任命する経営委員に安倍晋三首相に近い４人が選ばれ … ［続きを読む］

佐村河内事件は何を提起しているか〜カバーストーリーとコンテンツ

　冬季オリンピックや東京都知事選にかき消されてしまった感はあるが、「全聾作曲家」の代作事件は、きわめて現代的な問題を提起した。 消費者（聴取 … ［続きを読む］

［19］ルポライター　杉山春との対話（下）

　――杉山さんご自身、母親であることとライターの活動はかかわりあっているのですか。　杉山　そうですね。私は、自分のことを書いているので。私は … ［続きを読む］

［18］ルポライター　杉山春との対話（中）

　――そもそもどういういきさつでライターになられたのですか。　杉山　早稲田の一文を１９８１年に卒業しました。私の母は、１歳半年上の兄と男女分 … ［続きを読む］

［17］ルポライター　杉山春との対話（上）

　日々のニュースのなかで、最も見聞きしたくないのが、死に至らしめるような児童虐待事件だ。　初めてそうした陰惨な事件を知ったのは１９８０年代の … ［続きを読む］

ヤバいものに手を出さない利口な記者たち

　ＮＨＫの報道が明らかにおかしい。　「政権への配慮」が露骨なのだ。　経営委員に「首相のお友だち」が多数送り込まれ、松本正之会長おろしが決定的 … ［続きを読む］

自己規制がすでに始まったＮＨＫ、籾井次期会長誕生の内幕

　次期ＮＨＫ（日本放送協会）会長に経営委員会から２０日に任命された籾井勝人・日本ユニシス特別顧問の記者会見の第一声は低姿勢だった。「放送は公 … ［続きを読む］

［15］探訪記者・坂上遼（小俣一平）との対話（中）

　≪外から見ていると、ＮＨＫは日本のジャーナリズムの世界で最も官僚的な体質が色濃いように私は思う（これに対して小俣氏は「朝日のほうがＮＨＫよ … ［続きを読む］

「あまちゃん」とＡＫＢにみるアイドルの資質とは？

　「アイドルは運である」と、秋元康はことあるごとに言っている。「運をつかむためのテクニックなんてない」とも。自身の言葉の意味を確かめるかのよ … ［続きを読む］

『いびつな絆　関東連合の真実』はなぜ売れるのか

　まずは冷たい風が吹く、ノンフィクション界にとって久々のヒット作になるであろう、『いびつな絆　関東連合の真実』を企画した宝島社担当編集者で知 … ［続きを読む］

安藤美姫選手の出産騒動に思う――狭量なオジサンならば、いない方がいい

北原みのり（文筆家、「ラブピースクラブ」代表）

　週刊文春の「安藤美姫選手の出産　支持しますか？　しませんか？」をはじめとした今回の“騒動”は、私たちが未だに「未婚 … ［続きを読む］

［12］ジャーナリスト・安田浩一との対話（中）

　――ところでなぜ、在特会に関心をもつようになったのですか。　安田　僕は日系ブラジル人や中国人研修生など外国人の雇用問題について取材をしてい … ［続きを読む］

週刊誌も大変だ――「高齢者の性」特集、目のつけどころは間違っていないが……

篠田博之（月刊『創』編集長）

　この原稿を書くために、『週刊現代』と『週刊ポスト』の該当記事を読み返したが、いやあ、すごい。とんでもない分量である。そもそも週刊誌で１９ペ … ［続きを読む］

「長生きするセックス」企画はタイムリー？――ああ、男性週刊誌の凋落

　車内で男性週刊誌を読んでいる姿をほとんど見なくなった。かつて月曜日には、「週刊現代」「週刊ポスト」を手にしているサラリーマンが多かった。朝 … ［続きを読む］

ＡＫＢファンというのは度し難い

　もはや今さらの感はまぬがれない話題ですが、峯岸みなみが坊主になったという件。　どうもあの件では「やっぱ秋元康はダメ」ということになってる気 … ［続きを読む］

芥川賞受賞作「ａｂさんご」の古くて新しい魅力

　史上最年長の７５歳で芥川賞に決まった黒田夏子氏の「ａｂさんご」は、実に瑞々しい短編だ。女性と思われるある人物の、幼少期から後年までの記憶を … ［続きを読む］

三冠王陥落でわかる失ったもの

川本裕司

　僅差の争いとなっても毎年なぜか「三冠王」という独占が続いていてきた民放テレビ局（東京）の視聴率競争で、２０１２年は三冠王となる局が消えた。 … ［続きを読む］

女性誌・アイドル誌の大型事務所に対する屈服

小野登志郎

　１１月２８日、東方神起を脱退したＫ－ＰＯＰグループ「JYJ」とその元所属事務所SMエンターテイメントとの間の契約を巡る３年以上続いたソウル … ［続きを読む］

５億円ヤミ献金事件で検察が金丸氏を取り調べなかった理由

　戦後の自民党一党支配に幕を引き、今にいたる政界流動化のきっかけともなった金丸信・元自民党副総裁の5億円ヤミ献金事件。1992年に発覚したが … ［続きを読む］

大傑作『プロメテウス』は見逃せない!!（下）――＜リメイク＞ならぬ＜リブート＞というコンセプトについて

　本作についての芝山幹郎氏の、「人類の起源がどうのといわれても、末梢神経刺激の先行は否めない。派手な化粧箱の内部は意外に平板で薄暗かった」（ … ［続きを読む］

橋下維新の「瀬戸際戦略」は吉か凶か

　元ＮＨＫ記者、元関西電力社員、元市長……。さまざまな経歴をもつ２１人が、橋下徹大阪市長を前に緊張した顔で整列し … ［続きを読む］

沢尻エリカの、沢尻エリカによる、沢尻エリカのための映画『ヘルタースケルター』

　岡崎京子のマンガ『ヘルタースケルター』は、美容整形をして人気ファッションモデルとなった女性を描いた物語だった。１９９６年まで連載されたこの … ［続きを読む］

傑作『ローマ法王の休日』を評価できない評論家や記者はシロウトだ

　７月２１日公開のナンニ・モレッティの最新作『ローマ法王の休日』を、まさか邦題から『ローマの休日』を想像する人はいないと思うが、いくつかの映 … ［続きを読む］

「１億円恐喝事件」の人間模様――原辰徳監督は来季も続投できるのか？

　巨人の原辰徳監督が、とんでもないことになりました。言うまでもなく、「週刊文春」が火をつけた、例の「１億円恐喝事件」のことです。　ことの根源 … ［続きを読む］

小沢氏vs裁判官やりとり一問一答「報道後も秘書を呼んで確認したことない」

１月１１日午後、被告人質問終了

　資金管理団体「陸山会」をめぐる土地取引事件で、政治資金規正法違反（虚偽記載）の罪で強制起訴された民主党元代表・小沢一郎被告（６９）の第１３ … ［続きを読む］

現金４億円保管　小沢氏「私どもの感覚」　被告人質問２日目一問一答

１月１１日午前、第13回公判

　民主党元代表・小沢一郎被告（６９）に対する２日目の被告人質問が１１日午前、東京地裁で始まった。大きな注目点となっている土地取引の原資の４億 … ［続きを読む］